マネックス証券で買える海外ETF一覧

マネックス証券は海外ETF取扱い数で、国内証券会社トップクラスの会社です。

【ティッカー】
銘柄名
運用会社
上場市場
銘柄説明
の順番に掲載します。

【GLD】
SPDR GOLD SHARES
[SPDR ゴールド・シェア]
ステート・ストリート
NYSE Arca
金現物取引価格の世界標準である「ロンドン午後金値決め(London PM Fix)」に連動する投資結果を提供します。



【VGK】
VANGUARD EUROPEAN ETF
[バンガード ヨーロピアン]
バンガード・グループ
NYSE Arca
ベンチマークはMSCI ヨーロッパインデックスです。ヨーロッパ(英国・フランス・ドイツ・スイス等)の株式市場に投資します。



【VPL】
VANGUARD PACIFIC ETF
[バンガード パシフィック]
バンガード・グループ
NYSE Arca
ベンチマークはMSCI パシフィックインデックスです。太平洋諸国の株式市場に投資します。



【VWO】
VANGUARD EMERGING MARKET ETF
[バンガード エマージングマーケット]
バンガード・グループ
NYSE Arca
ベンチマークはMSCI エマージングマーケットインデックスです。新興国(ブラジル・中国・韓国・台湾・ロシア等)の株式市場に投資します。



【VB】
VANGUARD SMALLCAP ETF
[バンガード スモールキャップ]
バンガード・グループ
NYSE Arca
ベンチマークはMSCI US スモールキャップ1750インデックスです。米国の中小型株市場に投資します。



【VTI】
VANGUARD TOTAL STOCK MARKET ETF
[バンガード トータルストック]
バンガード・グループ
NYSE Arca
ベンチマークはMSCI US ブロードマーケットインデックスです。米国市場全体に投資します。



【ICLN】
iShares S&P Global Clean Energy
[アイシェアーズ グローバル・クリーンエネルギー]
バークレイズ・グローバル・インベスターズ
NASDAQ
ベンチマークはS&Pグローバル・クリーンエネルギー指数です。世界のクリーンエネルギー(バイオ燃料、地熱、風力など)関連企業に投資します。



【NUCL】
iShares S&P Global Nuclear Energy
[アイシェアーズ グローバル・ニュークリアエネルギー]
バークレイズ・グローバル・インベスターズ
NASDAQ
ベンチマークはS&P グローバル・ニュークリア・エネルギー指数です。原子力産業に関連する世界の大手企業24社に投資します。



【IGF】
iShares S&P Global Infrastructure
[アイシェアーズ グローバル・インフラストラクチャー]
バークレイズ・グローバル・インベスターズ
NYSE Arca
ベンチマークはS&P グローバル・インフラストラクチャー指数です。石油・ガス貯蔵施設や輸送設備の管理・所有、空港サービス、高速道路、鉄道、港湾設備・サービス、電気・ガス・水道事業をはじめとする公益事業、エネルギー、交通インフラに携わる企業に投資します。



【WOOD】
iShares S&P Global Timber & Forestry
[アイシェアーズ S&P グローバル・ティンバー&フォレストリー]
バークレイズ・グローバル・インベスターズ
NASDAQ
ベンチマークはS&P グローバル・ティンバー&フォレストリー指数です。林産物、森林不動産投資信託(REITs)、紙、梱包材、農産物に関わる世界の大手企業25社に投資します。



【AGG】
iSHARES BARCLAYS AGGREGATE BOND
[アイシェアーズ バークレイズ 米国総合]
バークレイズ・グローバル・インベスターズ
NYSE Arca
ベンチマークはバークレイズ・キャピタルUSアグリゲ-ト・インデックスです。米国の投資適格債券市場全体に投資します。



【CFT】
iSHARES BARCLAYS CREDIT BOND
[アイシェアーズ バークレイズ 米国クレジット]
バークレイズ・グローバル・インベスターズ
NYSE Arca
ベンチマークはバークレイズ・キャピタル米国クレジット・インデックスです。米国の投資適格社債および政府の発行する債券に投資します。



【DVY】
iSHARES DJ SELECTDIVIDEND
[アイシェアーズ DJ 好配当株式インデックス]
バークレイズ・グローバル・インベスターズ
NYSE Arca
ベンチマークはダウ・ジョーンズ US セレクト・ディビデンド・インデックスです。高配当株に投資します。



【EEM】
iSHARES MSCI EMERGING MARKET
[アイシェアーズ MSCI エマージングマーケットインデックス]
バークレイズ・グローバル・インベスターズ
NYSE Arca
ベンチマークはMSCI エマージング・マーケット・インデックスです。新興国(BRICs、韓国、台湾、メキシコなど)に投資します。



【EFA】
iSHARES MSCI EAFE INDEX
[アイシェアーズ MSCI EAFEインデックス]
バークレイズ・グローバル・インベスターズ
NYSE Arca
ベンチマークはMSCI EAFE インデックスです。ヨーロッパ、オーストラリアおよび極東地域の市場で取引される証券に投資します。



【EPP】
iSHARES MSCI PACIFIC EX-JAPAN
[アイシェアーズ MSCI パシフィック(日本除く)インデックス]
バークレイズ・グローバル・インベスターズ
NYSE Arca
ベンチマークはMSCI パシフィック(除く日本)・インデックスです。オーストラリア、香港、ニュージ-ランドおよびシンガポールの市場で取引される証券に投資します。



【EWM】
iSHARES MSCI MALAYSIA INDEX
[アイシェアーズ MSCI マレーシアインデックス]
バークレイズ・グローバル・インベスターズ
NYSE Arca
ベンチマークはMSCI マレーシア・インデックスです。マレーシア株式市場に投資します。



【EWT】
iSHARES MSCI TAIWAN INDEX
[アイシェアーズ MSCI 台湾インデックス]
バークレイズ・グローバル・インベスターズ
NYSE Arca
ベンチマークはMSCI 台湾インデックスです。台湾株式市場に投資します。



【EWW】
iSHARES MSCI MEXICO INVESTABLE
[アイシェアーズ MSCI メキシコインベスタブルマーケット]
バークレイズ・グローバル・インベスターズ
NYSE Arca
ベンチマークはMSCIメキシコ・インベスタブル・マーケット・インデックスです。メキシコ株式市場に投資します。



【EWY】
iSHARES MSCI SOUTH KOREA INDEX
[アイシェアーズ MSCI 韓国インデックス]
バークレイズ・グローバル・インベスターズ
NYSE Arca
ベンチマークはMSCI 韓国インデックスです。韓国株式市場に投資します。



【EWZ】
iSHARES MSCI BRAZIL INDEX
[アイシェアーズ MSCI ブラジルインデックス]
バークレイズ・グローバル・インベスターズ
NYSE Arca
ベンチマークはMSCIブラジル・インデックスです。ブラジル株式市場に投資します。



【EXI】
iSHARES S&P GLBL INDUSTRIALS SEC
[アイシェアーズ S&P グローバル資本財インデックス]
バークレイズ・グローバル・インベスターズ
NYSE Arca
ベンチマークはS&P グローバル資本財セクター・インデックスです。世界の資本財企業に投資します。



【EZA】
iSHARES MSCI SOUTHAFRICA INDEX
[アイシェアーズ MSCI 南アフリカインデックス]
バークレイズ・グローバル・インベスターズ
NYSE Arca
ベンチマークはMSCI南アフリカ・インデックスです。南アフリカ株式市場に投資します。



【FXI】
iSHARES FTSE/XINHUA CHINA 25
[アイシェアーズ FTSE 新華チャイナ25インデックス]
バークレイズ・グローバル・インベスターズ
NYSE Arca
ベンチマークはFTSE/ 新華チャイナ25インデックスです。中国株式市場に投資します。



【GSG】
iSHARES GSCI COMMODITY INDEXED
[アイシェアーズ GSCI コモディティインデックス]
バークレイズ・グローバル・インベスターズ
NYSE Arca
ベンチマークはS&P GSCIトータル・リターン・インデックスです。原油・貴金属・農産物等24の先物指数に投資します。



【HYG】
iSHARES IBOXX H-YIELDCORP BOND
[アイシェアーズ IBOXX ハイ・イールド社債]
バークレイズ・グローバル・インベスターズ
NYSE Arca
ベンチマークはiBoxx 米ドル建てリキッド・ハイイールド・インデックスです。米ドル建て高利回り社債市場に投資します。



【IBB】
iSHARES NASDAQ BIOTECHNOLOGY
[アイシェアーズ NASDAQ バイオテクノロジー]
バークレイズ・グローバル・インベスターズ
NASDAQ
ベンチマークはNASDAQバイオテクノロジー・インデックスです。NASDAQのバイオテクノロジー銘柄に投資します。



【IEF】
iSHARES BARCLAYS 7-10Y TREASURY
[アイシェアーズ バークレイズ米国国債7-10年]
バークレイズ・グローバル・インベスターズ
NYSE Arca
ベンチマークはバークレイズ・キャピタル7-10年米国国債インデックスです。米国の中期債に投資します。



【IEV】
iSHARES S&P EUROPE 350 INDEX
[アイシェアーズ S&P ヨーロッパ350インデックス]
バークレイズ・グローバル・インベスターズ
NYSE Arca
ベンチマークはS&Pヨーロッパ 350 インデックスです。ヨーロッパの350の株式銘柄に投資します。



【IJH】
iSHARES S&P MIDCAP 400 INDEX
[アイシェアーズ S&P ミッドキャップ400インデックス]
バークレイズ・グローバル・インベスターズ
NYSE Arca
ベンチマークはS&P MidCap 400 インデックスです。米国中型株に投資します。



【IJR】
iSHARES S&P SMALLCAP 600 INDEX
[アイシェアーズ S&P スモールキャップ600インデックス]
バークレイズ・グローバル・インベスターズ
NYSE Arca
ベンチマークはS&P SmallCap 600 インデックスです。米国小型株に投資します。



【ILF】
iSHARES S&P LATIN AMERICA 40
[アイシェアーズ S&P ラテンアメリカインデックス]
バークレイズ・グローバル・インベスターズ
NYSE Arca
ベンチマークはS&P ラテンアメリカ40 インデックスです。メキシコ、ブラジル、アルゼンチン、チリの株式に投資します。



【IOO】
iSHARES S&P GLBL 100 INDEX
[アイシェアーズ S&P グローバル100インデックス]
バークレイズ・グローバル・インベスターズ
NYSE Arca
ベンチマークはS&P・グローバル100 インデックスです。世界の大型株100銘柄に投資します。



【IVV】
iSHARES S&P500 INDEX
[アイシェアーズ S&P500 インデックス]
バークレイズ・グローバル・インベスターズ
NYSE Arca
ベンチマークはS&P500インデックスです。米国の大型株500銘柄に投資します。



【IWM】
iSHARES RUSSELL 2000 INDEX
[アイシェアーズ ラッセル2000 インデックス]
バークレイズ・グローバル・インベスターズ
NYSE Arca
ベンチマークはRussell 2000 インデックスです。米国の小型株2000銘柄に投資します。



【IXC】
iSHARES S&P GLBL ENERGY SECTOR
[アイシェアーズ S&P グローバルエネルギー]
バークレイズ・グローバル・インベスターズ
NYSE Arca
ベンチマークはS&Pグローバル・エネルギー・セクター・インデックスです。世界の代表的なエネルギー関連企業に投資します。



【IXG】
iSHARES S&P GLBL FINANCIALS
[アイシェアーズ S&P グローバル金融インデックス]
バークレイズ・グローバル・インベスターズ
NYSE Arca
ベンチマークはS&Pグローバル金融セクター・インデックスです。世界の代表的な金融企業に投資します。



【IXJ】
iSHARES GLBL HEALTHCARE SECTOR
[アイシェアーズ S&P グローバルヘルスケアインデックス]
バークレイズ・グローバル・インベスターズ
NYSE Arca
ベンチマークはS&Pグローバル・ヘルスケア・セクター・インデックスです。世界の代表的なヘルスケア企業に投資します。



【IXN】
iSHARES S&P GLBL TECHNOLOGY
[アイシェアーズ S&P グローバルテクノロジインデックス]
バークレイズ・グローバル・インベスターズ
NYSE Arca
ベンチマークはS&Pグローバル・インフォメーション・テクノロジー・セクター・インデックスです。世界の代表的なIT企業に投資します。



【IXP】
iSHARES S&P GLBL TELECOM
[アイシェアーズ S&P グローバル電気通信インデックス]
バークレイズ・グローバル・インベスターズ
NYSE Arca
ベンチマークはS&Pグローバル電気通信セクター・インデックスです。世界の代表的な電気通信企業に投資します。



【IYR】
iSHARES DJ US REAL ESTATE INDEX
[アイシェアーズ DJ 不動産インデックス]
バークレイズ・グローバル・インベスターズ
NYSE Arca
ベンチマークはダウ・ジョーンズ米国不動産インデックスです。米国の不動産企業に投資します。



【JXI】
iSHARES S&P GLBL UTILITIE
[アイシェアーズ S&P グローバル公共事業インデックス]
バークレイズ・グローバル・インベスターズ
NYSE Arca
ベンチマークはS&Pグローバル公益事業セクター・インデックスです。世界の公共事業会社(電力、ガス、水道事業、民営の発電会社など)に投資します。



【KLD】
iSHARES KLD SELECTSOCIAL INDEX
[アイシェアーズ KLD ソーシャルインデックス]
バークレイズ・グローバル・インベスターズ
NYSE Arca
ベンチマークはKLD セレクト・ソーシャル・インデックスです。社会面および環境面で積極的な貢献をしているとKLDが判断する大型株に投資します。



【KXI】
iSHARES S&P GLBL CONSUMER
[アイシェアーズ S&P グローバル生活必需品インデックス]
バークレイズ・グローバル・インベスターズ
NYSE Arca
ベンチマークはS&Pグローバル生活必需品セクター・インデックスです。世界の代表的な生活必需品セクターに投資します。



【LQD】
iSHARES IBOXX $INVEST.CORPBOND
[アイシェアーズ IBOXX ドル建て投資適格社債]
バークレイズ・グローバル・インベスターズ
NYSE Arca
ベンチマークはiBoxx 米ドル建てリキッド投資適格インデックスです。流動性の高い米ドル建て社債に投資します。



【MBB】
iSHARES BARCLAYS MBS BOND
[アイシェアーズ バークレイズ米国MBS]
バークレイズ・グローバル・インベスターズ
NYSE Arca
ベンチマークはバークレイズ・キャピタル米国MBSインデックスです。米国の政府住宅抵当金庫、連邦住宅抵当金庫、連邦住宅貸付抵当公社が発行する投資適格固定金利住宅抵当パススルー証券に投資します。



【MXI】
iSHARES S&P GLBL MATERIAL
[アイシェアーズ S&P グローバル素材インデックス]
バークレイズ・グローバル・インベスターズ
NYSE Arca
ベンチマークはS&Pグローバル素材セクター・インデックスです。世界の素材関連株に投資します。



【RXI】
iSHARES S&P GLBL CONSUMER
[アイシェアーズ S&P グローバル一般消費財インデックス]
バークレイズ・グローバル・インベスターズ
NYSE Arca
ベンチマークはS&Pグローバル一般消費財セクター・インデックスです。世界の一般消費財関連株に投資します。



【SHV】
iSHARES BARCLAYS SHORT TREASURY
[アイシェアーズ バークレイズ米国短期国債]
バークレイズ・グローバル・インベスターズ
NYSE Arca
ベンチマークはバークレイズ・キャピタル短期米国国債インデックスです。米国短期債に投資します。



【SHY】
iSHARES BARCLAYS 1-3YR TREASURY
[アイシェアーズ バークレイズ米国国債1-3年]
バークレイズ・グローバル・インベスターズ
NYSE Arca
ベンチマークはバークレイズ・キャピタル1-3年米国国債インデックスです。1-3年米国国債に投資します。



【TIP】
iSHARES BARCLAYS TIPS BOND
[アイシェアーズ バークレイズ米国TIPS]
バークレイズ・グローバル・インベスターズ
NYSE Arca
ベンチマークはバークレイズ・キャピタル米国トレジャリーTIPSインデックスです。米国インフレ連動国債に投資します。



【TLT】
iSHARES BARCLAYS 20+YR TREASURY
[アイシェアーズ バークレイズ米国国債20年超]
バークレイズ・グローバル・インベスターズ
NYSE Arca
ベンチマークはバークレイズ・キャピタル20年超米国国債インデックスです。20年超米国国債に投資します。



【TOK】
iSHARES MSCI KOKUSAI INDEX
[アイシェアーズ MSCIコクサイインデックス]
バークレイズ・グローバル・インベスターズ
NYSE Arca
ベンチマークはMSCI KOKUSAI (コクサイ)・インデックスです。日本を除く世界の経済先進国の証券市場に投資します。



【QQQQ】
POWERSHARES QQQ TRUST SERIES 1
[パワーシェアーズ QQQトラストシリーズ1]
インベスコ・パワーシェアーズ
NASDAQ
ベンチマークはナスダック100指数です。NASDAQ大型株100銘柄に投資します。



【PAF】
POWERSHARES FR ASIAPAC.X-JAP
[パワーシェアーズ FTSERAFIアジア太平洋(日本除く)]
インベスコ・パワーシェアーズ
NYSE Arca
ベンチマークはFTSE RAFI アジア太平洋先進国(日本を除く)インデックスです。日本を除くアジア・太平洋地域の企業の株式に投資します。



【PBD】
POWERSHARES GLBL CLEAN ENRGY
[パワーシェアーズ 世界クリーンエネルギー]
インベスコ・パワーシェアーズ
NYSE Arca
ベンチマークはワイルダーヒル・新エネルギー・グローバル・イノベーション・インデックスです。クリーン・エネルギーの生産・利用、再生可能エネルギーの促進に焦点を当てた技術を有する企業に投資します。



【PEF】
POWERSHARES FR EUROPEPORTFOLIO
[パワーシェアーズ FTSERAFIヨーロッパインデックス]
インベスコ・パワーシェアーズ
NYSE Arca
ベンチマークはFTSE RAFI ヨーロッパ・インデックスです。ヨーロッパに本店を置く大型株/中型株で構成されます。



【PFA】
POWERSHARES DYNAMIC DEVELOPED
[パワーシェアーズ ダイナミック先進国]
インベスコ・パワーシェアーズ
NYSE Arca
ベンチマークはQSG世界先進国オポチュニティーズインデックスです。日本、英国、カナダ、ドイツ、イタリア、フランス、オーストラリア等の企業に投資します。



【PIO】
POWERSHARES GLBL WATER
[パワーシェアーズ グローバルウォーター]
インベスコ・パワーシェアーズ
NYSE Arca
ベンチマークはパリセーズ世界水事業インデックスです。世界の水事業関連企業に投資します。



【PXF】
POWERSHARES FR DEVELOPEDMARKET
[パワーシェアーズ FTSERAFI先進国(米国除く)]
インベスコ・パワーシェアーズ
NYSE Arca
ベンチマークはFTSE RAFI 先進国(米国を除く)インデックスです。英国、日本、フランス、ドイツ、イタリア、スイス、カナダ、オーストラリア等の株式市場に投資します。



【DIA】
DIAMONDS TRUST SERIES 1
[DIAMONDS トラスト シリーズ1]
ステート・ストリート
NYSE Arca
ベンチマークはダウ・ジョーンズ工業株価平均です。ダウジョーンズ工業30種平均に投資します。



【SPY】
SPDR TRUST SERIES 1
[SPDR トラストシリーズ1]
ステート・ストリート
NYSE Arca
ベンチマークはS&P500インデックスです。米国の大型株500銘柄に投資します。

楽天証券で買える海外ETF・信託報酬一覧

楽天証券は海外ETFの取扱い銘柄数ではトップクラスの証券会社です。

楽天証券で購入できる海外ETFの信託報酬一覧を掲載します。


ETF名称
ベンチマーク指数
信託報酬
の順に掲載します。

<世界株式型海外ETF>
iシェアーズ® MSCI エマージング・マーケット・インデックス・ファンド
MSCIエマージング・マーケット・インデックス
0.74%

iシェアーズ® MSCI EAFE インデックス・ファンド
MSCI EAFEインデックス
0.34%

iシェアーズ® MSCI パシフィック(除く日本)・インデックス・ファンド
MSCIパシフィックフリー・インデックス
0.50%

iシェアーズ® S&P ヨーロッパ 350 インデックス・ファンド
S&Pヨーロッパ350・インデックス
0.60%

iシェアーズ® S&P ラテンアメリカ40 インデックス・ファンド
S&Pラテンアメリカ40・インデックス指数
0.50%

iシェアーズ® S&P グローバル100 インデックス・ファンド
S&Pグローバル100インデックス
0.40%

パワーシェアーズ・FTSE RAFI アジア太平洋(日本を除く)ポートフォリオ
FTSE RAFI アジア太平洋先進国指数
0.80%

パワーシェアーズ・FTSE RAFI ヨーロッパ・ポートフォリオ
FTSE RAFIヨーロッパ・インデックス
0.75%

パワーシェアーズ・ダイナミック・世界先進国オポチュニティーズ・ポートフォリオ
QSG世界先進国オポチュニティーズ・インデックス
0.75%

パワーシェアーズ・FTSE RAFI先進国市場(米国を除く)ポートフォリオ
FTSE RAFI先進国インデックス
0.75%

iシェアーズ® MSCI KOKUSAI(コクサイ)・インデックス・ファンド
MSCIコクサイインデックス
0.25%

バンガード・ヨーロピアンETF
MSCIヨーロッパ・インデックス
0.18%

バンガード・パシフィックETF
MSCIパシフィック・インデックス
0.18%

バンガード・エマージング・マーケットETF
MSCIエマージング・マーケット・インデックス
0.27%

リクソーETF FTSE RAFI ヨーロッパ
FTSE RAFI ヨーロッパ指数
0.60%

リクソーETF MSCI ワールド
MSCIワールド指数
0.45%

リクソーETF MSCIアジア・パシフィック(除く日本)
MSCI ACアジア・パシフィック指数
0.65%

リクソーETF MSCI エマージング・マーケット
MSCIエマージング・マーケット指数
0.65%

<新興国型海外ETF>
iシェアーズ® MSCI マレーシア・インデックス・ファンド
MSCIマレーシア・インデックス
0.51%

iシェアーズ® MSCI メキシコ・インデックス・ファンド
MSCIメキシコ・インデックス
0.51%

iシェアーズ® MSCI 台湾 インデックス・ファンド
MSCI台湾インデックス
0.68%

iシェアーズ® MSCI 韓国 インデックス・ファンド
MSCI韓国インデックス
0.68%

iシェアーズ® MSCI ブラジル・インデックス・ファンド
MSCIブラジル・インデックス
0.68%

iシェアーズ® MSCI 南アフリカ・インデックス・ファンド
MSCI南アフリカインデックス
0.68%

iシェアーズ® FTSE/新華チャイナ25 インデックス・ファンド
FTSE/新華チャイナ25インデックス
0.74%

リクソーETF MSCI インディア
MSCIインディア指数
0.85%

リクソーETF MSCI 韓国
MSCI韓国指数
0.65%

リクソーETFロシア(DJ RUSINDEX TITANS10)
DJ RUSINDEX Titans 10指数
0.65%

iシェアーズ・BSE・センセックス・インディア・トラッカー
BSE SENSEXインデックス
0.99%

リクソーETF MSCI 台湾
MSCI台湾指数
0.65%

<世界債権型海外ETF>
iシェアーズ® ・バークレイズ 米国総合 ファンド
バークレイス・キャピタル米国総合インデックス
0.24%

iシェアーズ® ・バークレイズ 米国クレジット・ファンド
バークレイズ・キャピタル米国クレジット・インデックス
0.20%

iシェアーズ・バークレイズ 米国クレジット 1-10年ファンド
バークレイズ・キャピタル米国クレジット(1-10年)インデックス
0.20%

iシェアーズ・バークレイズ 米国クレジット 1-3年 ファンド
バークレイズ・キャピタル米国クレジット(1-3年)インデックス
0.20%

iシェアーズJPモルガン・米ドル建てエマージング・マーケット債券ファンド
JPモルガン・エマージング・マーケッツ・ボンド・インデックス・グローバル・コア・インデックス
0.60%

iシェアーズ® iBoxx 米ドル建てハイイールド社債ファンド
iBoxx米ドル建てリキッド・ハイイールド インデックス
0.50%

iシェアーズ® ・バークレイズ 米国国債 7-10年 ファンド
バークレイズ・キャピタル米国国債(7-10年)インデックス
0.15%

iシェアーズ・S&Pシティグループ世界国債(除く米国)・ファンド
S&Pシティグループ・インターナショナル・トレジャリー・ボンド・インデックス
0.35%

iシェアーズ® iBoxx 米ドル建て投資適格社債ファンド
IBoxx米ドル建てリキッド投資適格インデックス
0.15%

iシェアーズ® ・バークレイズ 米国MBS ファンド
バークレイズ・キャピタル米国MBSインデックス
0.36%

iシェアーズ® ・バークレイズ 米国短期国債 ファンド
バークレイズ・キャピタル米国短期国債インデックス
0.15%

iシェアーズ® ・バークレイズ 米国国債 1-3年 ファンド
バークレイズ・キャピタル米国国債(1-3年)インデックス
0.15%

iシェアーズ® ・バークレイズ 米国TIPS ファンド
バークレイズ・キャピタル米国トレジャリーTIPSインデックス
0.20%

iシェアーズ® ・バークレイズ 米国国債 20年超 ファンド
バークレイズ・キャピタル米国国債(20年超)インデックス
0.15%

<商品・コモディティ型海外ETF>
スパイダー ゴールド・シェア
金地金価格(ロンドン午後金値決め(London PM Fix))
0.40%

iシェアーズ® S&P GSCI・コモディティ・インデックス・トラスト
S&P GSCI トータルリターン指数
0.75%

リクソーETF コモディティーズ CRB
ロイター/ジェフリーズCRB指数
0.35%

世界商品(コモディティ)型海外ETFの信託報酬比較

世界商品(コモディティ)型海外ETFの信託報酬比較

世界商品(コモディティ)型の海外ETFの信託報酬比較です。

世界商品(コモディティ)型の投資信託であれば、投資成果は金価格など各指数にほとんど連動します。

保有コストが低いほうが投資家にとっての有利ですので、信託報酬や購入手数料を比較することが重要になります。

特に、10年・20年以上の長期投資を考えるのであれば、0.1%でも保有コストを低くすることは投資成果に影響を及ぼすため、しっかり比較した上で積み立てる金融商品を選択することが重要です。


商品名 
連動指数 
信託報酬
の順に紹介します。

・iシェアーズ S&P GSCI コモディティ インデックス トラスト
S&P GSCI トータルリターン インデックス
0.75%

・iシェアーズ COMEX ゴールド トラスト
金価格
0.40%

・iシェアーズ シルバー トラスト
銀価格
0.50%

・リクソーETF コモディティCRB
ロイター/ジェフェリーズCRB指数
0.35%

金価格、銀価格などに連動する海外ETFです。信託報酬は0.3%から0.7%程度です。金など各商品価格は株価変動と値動きが連動しないケースが多いため、ポートフォリオの一部に加えると、ポートフォリオ全体の価値が安定します。金価格連動の国内ETFもありますが、海外ETFの方が信託報酬は安いです。

海外ETFは、海外の証券取引所を通して購入するため、購入手数料(売買手数料)が高めです。毎月の積み立てなどで利用すると売買手数料がかなり高額になるため、国内のインデックスファンドなどである程度積み立てた後、海外ETFに乗り換えるのが合理的だと思います。

また、海外ETFは証券会社により購入できる銘柄が限定されています。ご利用の証券会社がどの海外ETFを扱っているかは証券会社ホームページなどで確認が必要です。

※海外ETFの多くは為替変動リスクもありますので、できるだけ円高のタイミングを図り、積み立てを行うことが重要です。

世界債権型海外ETFの信託報酬比較

世界債権型海外ETFの信託報酬比較

世界債権連動型の海外ETFの信託報酬比較です。

世界債権連動型の投資信託であれば、投資成果はバークレイズキャピタル 米国総合 インデックスなど各指数にほとんど連動します。

保有コストが低いほうが投資家にとっての有利ですので、信託報酬や購入手数料を比較することが重要になります。

特に、10年・20年以上の長期投資を考えるのであれば、0.1%でも保有コストを低くすることは投資成果に影響を及ぼすため、しっかり比較した上で積み立てる金融商品を選択することが重要です。


商品名 
連動指数 
信託報酬
の順に紹介します。

・iシェアーズ バークレイズ債券総合ファンド
バークレイズキャピタル 米国総合 インデックス
0.20%

・iシェアーズ iBoxx 米ドル建てハイイールド社債ファンド
iBoxx 米ドル建てリキッド・ハイイールド インデックス
0.50%

・iシェアーズ iBoxx 米ドル建て投資適格社債ファンド
iBoxx 米ドル建てリキッド投資適格 インデックス
0.15%

・iシェアーズ バークレイズTIPS債券ファンド
バークレイズ米国TIPSインデックス
0.20%

・iシェアーズ バークレイズ20年超米国国債ファンド
バークレーズ20年超米国国債インデックス
0.15%


海外ETFは、海外の証券取引所を通して購入するため、購入手数料(売買手数料)が高めです。毎月の積み立てなどで利用すると売買手数料がかなり高額になるため、国内のインデックスファンドなどである程度積み立てた後、海外ETFに乗り換えるのが合理的だと思います。

また、海外ETFは証券会社により購入できる銘柄が限定されています。ご利用の証券会社がどの海外ETFを扱っているかは証券会社ホームページなどで確認が必要です。

※海外ETFの多くは為替変動リスクもありますので、できるだけ円高のタイミングを図り、積み立てを行うことが重要です。

新興国株式型海外ETFの信託報酬比較

新興国株式連動型の海外ETFの信託報酬比較です。

新興国株式連動型の投資信託であれば、投資成果はMSCI Emerging Markets インデックスなど各指数にほとんど連動します。

保有コストが低いほうが投資家にとっての有利ですので、信託報酬や購入手数料を比較することが重要になります。

特に、10年・20年以上の長期投資を考えるのであれば、0.1%でも保有コストを低くすることは投資成果に影響を及ぼすため、しっかり比較した上で積み立てる金融商品を選択することが重要です。


商品名 
連動指数 
信託報酬
の順に紹介します。

・iシェアーズ MSCI 台湾 インデックス ファンド
MSCI 台湾 インデックス
0.70%

・iシェアーズ MSCI 大韓民国 インデックス ファンド
MSCI 韓国 インデックス
0.70%

・iシェアーズ MSCI ブラジル インデックス ファンド
MSCI ブラジル インデックス
0.70%

・iシェアーズ MSCI 南アフリカ インデックス ファンド
MSCI 南アフリカ インデックス
0.70%

・iシェアーズ FTSE/新華チャイナ25 インデックス ファンド
FTSE/新華チャイナ25 インデックス
0.74%

・バンガード・エマージング マーケット ETF
MSCI Emerging Markets インデックス
0.27%

・トラッカー ファンド オブ ホンコン
香港ハンセン指数
0.025~0.050%

・iシェアーズ MSCI チャイナ トラッカー
MSCI チャイナ インデックス
0.99%

・リクソーETF MSCI インディア
MSCI インディア指数
0.85%

・リクソーETF MSCI韓国
MSCI 韓国指数
0.65%

・iシェアーズ FTSE/新華 A50 チャイナ・トラッカー
FTSE/新華チャイナA50 インデックス
0.99%

・ハンセンH株指数ETF
ハンセン中国企業株指数(H株)
0.60%(最大1.15%が上限)

・リクソーETF ロシア
ダウ・ジョーンズ RUSINDEX Taitans 10指数
0.65%

・iシェアーズ SENSEX インディア トラッカー
BSE SENSEX インデックス
0.99%

台湾、韓国、南アフリカ、中国、香港、インドなど新興国株価に連動した海外ETFです。信託報酬は0.2%~1%のものが多いです。

海外ETFは、海外の証券取引所を通して購入するため、購入手数料(売買手数料)が高めです。毎月の積み立てなどで利用すると売買手数料がかなり高額になるため、国内のインデックスファンドなどである程度積み立てた後、海外ETFに乗り換えるのが合理的だと思います。

また、海外ETFは証券会社により購入できる銘柄が限定されています。ご利用の証券会社がどの海外ETFを扱っているかは証券会社ホームページなどで確認が必要です。

※海外ETFの多くは為替変動リスクもありますので、できるだけ円高のタイミングを図り、積み立てを行うことが重要です。

世界株式型海外ETFの信託報酬一覧2

世界株式型海外ETFの信託報酬一覧2

グローバル株式連動型の海外ETFの信託報酬比較の続きです。

グローバル株式連動型の投資信託であれば、投資成果はMSCI コクサイ・インデックス指数など各指数にほとんど連動します。

保有コストが低いほうが投資家にとっての有利ですので、信託報酬や購入手数料を比較することが重要になります。

特に、10年・20年以上の長期投資を考えるのであれば、0.1%でも保有コストを低くすることは投資成果に影響を及ぼすため、しっかり比較した上で積み立てる金融商品を選択することが重要です。


商品名 
連動指数 
信託報酬
の順に紹介します。

・DIAMONDS トラスト シリーズⅠ
ダウ・ジョーンズ工業株30種平均指数
0.18%

・iシェアーズ S&P 小型株600 インデックス ファンド
S&P スモールキャップ600 インデックス
0.20%

・iシェアーズ S&P500 インデックス ファンド
S&P500 インデックス
0.09%

・パワーシェアーズ QQQ
ナスダック100 インデックス
0.20%

・SPDR トラスト シリーズⅠ
S&P500 インデックス
0.0945%

・バンガード・スモールキャップ ETF
MSCI US Small-Cap 1750インデックス
0.15%

・バンガード・ヨーロピアン ETF
MSCI Europeインデックス
0.18%

・バンガード・トータル・ストック・マーケット ETF
MSCI US Broad Marketインデックス
0.09%

主にアメリカなどの先進国株価指数に連動する海外ETFです。

信託報酬は0.1%~0.2%と、国内の投資信託にはありえない安さです。信託報酬0.1%程度で、アメリカのS&P500に連動するETFもあります。

海外ETFは、海外の証券取引所を通して購入するため、購入手数料(売買手数料)が高めです。毎月の積み立てなどで利用すると売買手数料がかなり高額になるため、国内のインデックスファンドなどである程度積み立てた後、海外ETFに乗り換えるのが合理的だと思います。

※為替変動リスクもありますので、できるだけ円高のタイミングを図り、積み立てを行うことが重要です。

世界株式型海外ETFの信託報酬一覧

グローバル株式連動型の海外ETFの信託報酬比較です。

グローバル株式連動型の投資信託であれば、投資成果はMSCI コクサイ・インデックス指数など各指数にほとんど連動します。

保有コストが低いほうが投資家にとっての有利ですので、信託報酬や購入手数料を比較することが重要になります。

特に、10年・20年以上の長期投資を考えるのであれば、0.1%でも保有コストを低くすることは投資成果に影響を及ぼすため、しっかり比較した上で積み立てる金融商品を選択することが重要です。


商品名 
連動指数 
信託報酬
の順に紹介します。

・iシェアーズ MSCI エマージング マーケット インデックス ファンド
MSCI エマージング マーケット インデックス
0.75%

・iシェアーズ MSCI EAFE インデックス ファンド
MSCI EAFA インデックス
0.35%

・iシェアーズ MSCI パシフィック(除く日本) インデックス ファンド
MSCI パシフィック・フリー(除く日本) インデックス
0.50%

・iシェアーズ S&P ヨーロッパ350 インデックス ファンド
S&P ヨーロッパ350 インデックス
0.60%

・ iシェアーズ S&P MidCap 400 インデックス ファンド
S&P MidCap 400 インデックス
0.20%

・iシェアーズ S&P グローバル100 インデックス ファンド
S&P グローバル100 インデックス
0.40%

・iシェアーズ Russell 2000 インデックス ファンド
Russell 2000 インデックス
0.20%

・パワーシェアーズ FTSE RAFI アジア太平洋(日本を除く) ポートフォリオ
RAFI アジア太平洋先進国(日本を除く)インデックス
0.80%

・パワーシェアーズ FTSE RAFI ヨーロッパ ポートフォリオ
RAFI ヨーロッパ・インデックス
0.75%

・パワーシェアーズ ダイナミック世界先進国オポチュニティーズ ポートフォリオ
QSG世界先進国オポチュニティ-ズ・インデックス
0.75%

・パワーシェアーズ FTSE RAFI 先進国市場(米国を除く) ポートフォリオ
RAFI 先進国(米国を除く)インデックス
0.75%

・iシェアーズ MSCI コクサイ インデックス ファンド
MSCI KOKUSAI インデックス
0.25%

・バンガード・パシフィック ETF
MSCI Pacificインデックス
0.18%

信託報酬は0.1%~0.8%程度。
特に「iシェアーズ MSCI コクサイ インデックス ファンド」は、日本を除く世界各国の株式市場に分散投資する海外ETFです。世界株式への投資は、これ一本で十分対応できます。信託報酬は0.25%と格安です。

※為替変動リスクもありますので、できるだけ円高のタイミングを図り、積み立てを行うことが重要です。

ジョインベスト・グローバル・バランス・ファンド(愛称:投資生活)

ジョインベスト・グローバル・バランス・ファンド(愛称:投資生活)

信託報酬:
  純資産100億円未満:年率0.63%
  純資産100億円以上:年率0.525%
購入手数料 無料(ノーロード)
運用会社:中央三井アセットマネジメント

各資産割合
日本株式 33% (TOPIX連動型)
海外株式 33% (MSCIコクサイ指数連動型)
世界債権 33% (シティグループ世界国債インデックス指数連動型)

信託報酬は0.63%もしくは0.525%と上記の2ファンドよりさらに安く設定されています。
資産割合は、日本株式・世界株式・世界債券に1/3づつと、シンプルな構成になっています。

特徴は日本債権とREIT(日本・海外)を組入れていない点です。日本債権は直接個人向け国債を購入すればよいため、このファンドのようにファンド内に組入れてある合理性はありません。

海外資産が2/3を占めるため、為替変動リスクがあります。

分かりやすさと信託報酬の安さが魅力のバランスファンドです。

(バランス型インデックスファンドのメリット)
バランス型インデックスファンドの最大のメリットは、各資産割合のリバランス(再調整)を自動的に行ってくれる点です。例えば、株式が暴落した場合、ポートフォリオの株式割合は低下しますが、同ファンドが自動的に株式と債権の割合を半々に再調整します。

個人でポートフォリオを組んでいる場合、一定期間ごとに各資産のリバランスを自分で行わなければなりません。リバランスを行わずにいると、自分が想定していた以上に株式の割合が高くなったり、債券の割合が高くなったりします。

リバランスの手間を省けることが、バランス型のインデックスファンドの最大のメリットだと思います。

セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド

セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド

信託報酬:年率0.77%
購入手数料:無料(ノーロード)
運用会社:セゾン投信


各資産割合
  日本株式5%
  米国株式22%
  欧州株式15%
  アジア・太平洋先進国2%
  新興国株式6%
  日本債券10%
  米国債券19%
  欧州債券21%

※株式と債券のバランスは50:50

信託報酬は0.77%と、バランス型の投資信託では格安です。株式と債権の割合は半々です。
日本株式5%、日本債権10%と日本国内への投資割合は低く設定してあります。
REIT(不動産)への投資はありません。

このファンドを積み立てるだけでも、世界中の株式・債券に分散投資が可能です。
SBI資産設計オープンと同様、自分でポートフォリオを構築することが難しい方にとっては、このファンドを積み立てるだけでも十分効果があると思います。

※海外資産の割合が高いため、為替変動リスクがあります。

(バランス型インデックスファンドのメリット)
バランス型インデックスファンドの最大のメリットは、各資産割合のリバランス(再調整)を自動的に行ってくれる点です。例えば、株式が暴落した場合、ポートフォリオの株式割合は低下しますが、同ファンドが自動的に株式と債権の割合を半々に再調整します。

個人でポートフォリオを組んでいる場合、一定期間ごとに各資産のリバランスを自分で行わなければなりません。リバランスを行わずにいると、自分が想定していた以上に株式の割合が高くなったり、債券の割合が高くなったりします。

リバランスの手間を省けることが、バランス型のインデックスファンドの最大のメリットだと思います。

SBI資産設計オープン(愛称:スゴ6)

SBI資産設計オープン(愛称:スゴ6)

信託報酬:年率0.714%
購入手数料:ノーロード
運営会社:住信アセットマネジメント
分配金:年6回分配金が支払われるタイプと分配金なしのタイプがあります。
分配金履歴:33円(2009/3/10)(分配金有タイプ)


各資産割合
  日本株式(TOPIX連動):20%
  外国株式(MSCIコクサイインデックス):20%
  日本債券:20%
  外国債券(シティーグループ世界コクサイインデックス):20%
  国内REIT:10%
  外国REIT(S&PシティーグループグローバルREITインデックス):10%

※ 株式、債券、REITの割合は、40%、40%、20%
  国内資産、外国資産の割合は、50%、50%

STAMインデックスシリーズを活用したバランスファンドです。信託報酬は0.714%と格安です。
この商品だけで、株式(国内・海外)、債権(国内・海外)、REIT(国内・海外)に分散投資できます。自分でポートフォリオを構築することが難しい方は、このファンドを積み立てるだけで十分だと思います。

世界経済インデックスファンド

世界経済インデックスファンド

バランス型のインデックスファンドです。国内株式、先進国株式、新興国株式、新興国債券、先進国債権、国内債権に分散投資します。REIT資産には投資をしていません。

信託報酬の安さから、十分検討に値するバランス型インデックスファンドだと思います。

世界経済インデックスファンド
信託報酬:年率0.714%
購入手数料 無料(ノーロード)
運営会社:住信アセットマネジメント

各資産割合
  日本株式(TOPIX連動):5%
  先進国株式(MSCIコクサイインデックス):32.5%
  新興国株式:(MSCI エマージング・マーケット・インデックス)12.5%
  日本債券:5%
  先進国債券(シティーグループ世界コクサイインデックス):32.5%
  新興国債権(JPモルガン・ガバメント・ボンド・インデックス-エマージング・マーケッツ・グローバル・ディバーシファイド):12.5%

※ 株式、債券の割合は、50%:50%です。
※REITには投資していません。

信託報酬は0.714%と格安です。この商品だけで、株式(国内・先進国・新興国)、債権(国内・先進国・新興国)に分散投資できます。自分でポートフォリオを構築することが難しい方は、このファンドを積み立てるだけで十分だと思います。

バランス型インデックスファンドの最大のメリットは、各資産割合のリバランス(再調整)を自動的に行ってくれる点です。例えば、株式が暴落した場合、ポートフォリオの株式割合は低下しますが、同ファンドが自動的に株式と債権の割合を半々に再調整します。

個人でポートフォリオを組んでいる場合、一定期間ごとに各資産のリバランスを自分で行わなければなりません。リバランスを行わずにいると、自分が想定していた以上に株式の割合が高くなったり、債券の割合が高くなったりします。

リバランスの手間を省けることが、バランス型のインデックスファンドの最大のメリットだと思います。

新光J-REITオープン

国内リート(REIT)指数に連動するインデックスファンドです。毎月分配型ですので、毎月安定した分配金がほしい方にとっては、良い投資信託だと思います。

新光J-REITオープン
ベンチマーク指数 東証REIT指数
信託報酬 0.6825%
購入手数料 証券会社により異なる。無料(ノーロード)の証券会社が多い。
分配金 毎月15日
分配金履歴
60(2009/5/15)
60(2009/4/15)
60(2009/3/16)

基準価格   6,118円(09年5月27日現在)
純資産総額  8,726(百万円)

現在の分配金60円が継続したと仮定すると、年間の分配金は720円になります。
09年5月27日現在の基準価格は6118円ですので、分配金利回りは720円÷6118円=11.7%です。

円建ての資産で年間利回り11%を確保できる投資先は、ほとんど無いと思いますので、REIT指数連動インデックスファンドへの投資は魅力的だと思います。

世界不況の長期化により、空室率上昇と賃料相場下落が起こり、分配金が低下する可能性があります。
現在の分配金が永続する保証はありませんので、ご注意下さい。

ステートストリート外国株式インデックス

外国株式型のインデックスファンドです。信託報酬の安さは魅力的です。
また、分配金が少ないため、長期投資による複利効果が期待できます。

ステートストリート外国株式インデックス
ベンチマーク指数 MSCI KOKUSAIインデックス(円換算ベース)
信託報酬 0.95%
購入手数料 証券会社により異なる(ノーロードの証券会社が多い)
分配金 年1回 11月30日

分配金履歴
2008/12/01 0.00
2007/11/30 100.00
2006/11/30 200.00
2005/11/30 200.00
2004/11/30 0.00
2003/12/01 0.00
2002/12/02 0.00


基準価格 6,943円(2009年5月27日現在)
純資産総額 9,349百万円(同)

為替リスクがありますので、円高水準のタイミングで積み立てることが重要です。

年金積立インデックスF海外株式

外国株式型のインデックスファンドです。信託報酬の安さは魅力的です。
また、分配金が少ないため、長期投資による複利効果が期待できます。

年金積立インデックスF海外株式
ベンチマーク指数 MSCI KOKUSAIインデックス(円換算ベース)
信託報酬 0.8820%
購入手数料 証券会社により異なる(ノーロードの証券会社が多い)
分配金 年1回(10月)

分配金履歴
2008年10月27日 10円
2007年10月26日 10円
2006年10月26日 10円
2005年10月26日 10円
2004年10月26日 0円


基準価格 8,047 円(2009年5月27日現在)
純資産総額 5,349 百万円

為替リスクがありますので、円高水準のタイミングで積み立てることが重要です。

中央三井外国株式インデックスファンド

外国株式型のインデックスファンドです。信託報酬の安さは魅力的です。
また、分配金が少ないため、長期投資による複利効果が期待できます。

中央三井外国株式インデックスファンド
ベンチマーク指数 MSCI KOKUSAIインデックス(円換算ベース)
信託報酬 0.84%
購入手数料 証券会社により異なる(ノーロードの証券会社が多い)
分配金 年1回(毎年2月21日)

分配金履歴
2002.02.21 0.00円
2003.02.21 0.00円
2004.02.23 0.00円
2005.02.21 0.00円
2006.02.21 30.00円
2007.02.21 20.00円
2008.02.21 0.00円
2009.02.23 0.00円


基準価格 7,472円(2009年5月27日現在)
純資産総額 3,373百万円

為替リスクがありますので、円高水準のタイミングで積み立てることが重要です。

STAMインデックスシリーズ2009年5月期分配金

STAMインデックスシリーズ2009年5月期分配金一覧

STAM TOPIXインデックス・オープン        2009年05月11日 0円
STAM グローバル株式インデックス・オープン   2009年05月11日 0円
STAM 国内債券インデックス・オープン      2009年05月11日 0円
STAM グローバル債券インデックス・オープン    2009年05月11日 0円
STAM J-REITインデックス・オープン 2009年05月11日 0円
STAM グローバルREITインデックス・オープン 2009年05月11日 0円

いずれも分配金0円でした。
複利効果を考えると分配金は少ないほうが有利なため、分配金0円は良い結果だと思います。

今後も分配金0円が継続する保証はありませんので、ご注意下さい。

中央三井外国債券インデックスファンド

世界債権型のインデックスファンドです。信託報酬の安さは魅力です。
分配金が少ないため、長期投資の複利効果が期待できます。

中央三井外国債券インデックスファンド
ベンチマーク指数 シティグループ世界国債インデックス
信託報酬 0.735%
購入手数料 証券会社により異なる(ノーロードの証券会社も多い。上限2.1%)
分配金 年1回

分配金履歴
2002.02.21 10.00円
2003.02.21 10.00円
2004.02.23 0.00円
2005.02.21 10.00円
2006.02.21 20.00円
2007.02.21 0.00円
2008.02.21 0.00円
2009.02.23 0.00円

基準価格 15,144円(2009年5月26日現在)
純資産総額 9,678百万円

複利効果を狙って、分配金の支払いは必要ないとのお考えの方にとっては、良い投資信託だと思います。

為替変動リスクが残りますので、円高水準のタイミングで積み立てることが重要です。

三菱UFJ 世界国債インデックスファンド(毎月分配型)

世界債権型のインデックスファンドです。信託報酬の安さは魅力です。
毎月分配型の世界債権に投資したい方にとっては、最適な投資信託だと思います。

三菱UFJ 世界国債インデックスファンド(毎月分配型)
ベンチマーク指数 シティグループ世界国債インデックス
信託報酬 0.7875%
購入手数料 証券会社により異なる(ノーロードの証券会社が多い)
分配金 毎月17日

分配金履歴
2009年05月18日  22円
2009年04月17日  22円
2009年03月17日  22円
2009年02月17日  22円
2009年01月19日  33円
2008年12月17日  33円
2008年11月17日  33円
2008年10月17日  33円
2008年09月17日  33円
2008年08月18日  33円
2008年07月17日  33円
2008年06月17日  33円
2008年05月19日  33円
2008年04月17日  33円
2008年03月17日  33円
2008年02月18日  33円
2008年01月17日  33円
2007年12月17日  33円
2007年11月19日  33円
2007年10月17日  33円
2007年09月18日  33円
2007年08月17日  33円
2007年07月17日  33円
2007年06月18日  33円
2007年05月17日  33円

基準価格 8,164円(2009年5月26日現在)
純資産総額 1,751百万円

現在の毎月22円分配が継続すると仮定すると、年間の分配金は264円。
基準価格は8164円ですので、分配金利回りは264÷8164=3.2%となります。

日本国債と比較すると相対的に高利回りは魅力的です。

世界不況の長期化と各国の政策金利引き下げにより、分配金が減少する可能性があります。
毎月22円の分配金が今後も継続する保証はありませんので、注意が必要です。

また、為替変動リスクは残りますので、円高水準のタイミングで積み立てることが重要です。

同じ毎月分配型のグローバル債権分野の投資信託にはグローバル・ソブリン・オープンがあります。
グローバル・ソブリン・オープン 購入手数料1.575% 信託報酬 1.3125%

購入手数料・信託報酬とも三菱UFJ 世界国債インデックスファンドの方が安いため、毎月分配型のグローバル債権投資信託を検討中の方には、グロソブより三菱UFJ 世界国債インデックスファンドの方が良いと思います。

PRU 海外株式マーケット・パフォーマー

外国株式型のインデックスファンドです。信託報酬の安さは魅力的です。
また、分配金が少ないため、長期投資による複利効果が期待できます。

PRU 海外株式マーケット・パフォーマー
ベンチマーク指数 MSCI KOKUSAIインデックス(円換算ベース)
信託報酬 0.84%
購入手数料 証券会社により異なる(ノーロードの証券会社が多い)
分配金 年1回(12月10日)

分配金履歴
08/12/10 0円
07/12/10 0円
06/12/11 0円
05/12/12 0円
04/12/10 0円
03/12/10 0円
02/12/10 0円
01/12/10 0円

基準価格 7,193円(2009年5月26日現在)
純資産総額 4,510百万円

為替リスクがありますので、円高水準のタイミングで積み立てることが重要です。

中央三井外国株式インデックスファンド

外国株式型のインデックスファンドです。信託報酬の安さは魅力的です。
また、分配金が少ないため、長期投資による複利効果が期待できます。

中央三井外国株式インデックスファンド
ベンチマーク指数 MSCIコクサイ指数(円ベース)
信託報酬 0.84%
購入手数料 販売証券会社により異なる(上限2.1%)
分配金 年1回

分配金履歴
2002.02.21 0.00円
2003.02.21 0.00円
2004.02.23 0.00円
2005.02.21 0.00円
2006.02.21 30.00円
2007.02.21 20.00円
2008.02.21 0.00円
2009.02.23 0.00円

基準価格 7,309円(2009年5月26日現在)
純資産総額 3,299百万円(同)

為替リスクがありますので、円高水準のタイミングで積み立てることが重要です。

ダイワJ-REITオープン(毎月分配型)

国内REIT(リート)型のインデックスファンドです。分配金は毎月支払いです。
信託報酬の安さは魅力です。また、分配金利回りも年12%前後とかなり高い水準にあります。

ダイワJ-REITオープン(毎月分配型)
ベンチマーク指数 東証REIT指数
信託報酬 0.756%
購入手数料 販売会社により異なる(上限2.1%)
分配金 毎月支払い

分配金履歴
2009/05/15 60 円
2009/04/15 60 円
2009/03/16 60 円
2009/02/16 60 円
2009/01/15 60 円
2008/12/15 60 円
2008/11/17 60 円
2008/10/15 60 円
2008/09/16 60 円
2008/08/15 60 円
2008/07/15 60 円
2008/06/16 60 円
2008/05/15 60 円
2008/04/15 60 円
2008/03/17 60 円
2008/02/15 60 円
2008/01/15 60 円
2007/12/17 60 円
2007/11/15 60 円
2007/10/15 60 円
2007/09/18 60 円
2007/08/15 60 円
2007/07/17 60 円
2007/06/15 60 円
2007/05/15 60 円
2007/04/16 60 円
2007/03/15 60 円
2007/02/15 60 円
2007/01/15 60 円
2006/12/15 60 円
2006/11/15 60 円
2006/10/16 60 円
2006/09/15 60 円
2006/08/15 60 円
2006/07/18 60 円
2006/06/15 60 円
2006/05/15 60 円
2006/04/17 60 円
2006/03/15 60 円
2006/02/15 60 円
2006/01/16 60 円
2005/12/15 60 円
2005/11/15 60 円
2005/10/17 60 円
2005/09/15 60 円
2005/08/15 60 円
2005/07/15 60 円
2005/06/15 50 円
2005/05/16 50 円
2005/04/15 50 円
2005/03/15 45 円
2005/02/15 45 円
2005/01/17 45 円
2004/12/15 45 円
2004/11/15 40 円
2004/10/15 40 円
2004/09/15 40 円

基準価格 5,992円(2009年5月26日現在)
純資産総額 113.48億円(同)

今後も60円の分配金が継続すると仮定すると、年間の分配金は720円。
分配金利回りは720÷5992円(基準価格)=12.0%となります。

円建ての投資で、利回り12%前後はかなり魅力的に見えます。

ただ、空室率増加・賃料相場下落により分配金が低下する可能性があります。
現在の分配金が永続する保証はありませんので、ご注意下さい。

ダイワJ-REITオープン(分配金年4回)

国内REIT(リート)型のインデックスファンドです。信託報酬の安さは魅力です。また、分配金利回りも年10%前後とかなり高い水準にあります。

ダイワJ-REITオープン
ベンチマーク指数 東証REIT指数
信託報酬 0.756%
購入手数料 販売会社により異なる(上限2.1%)
分配金 年4回(毎年3月、6月、9月、12月の各15日
分配金履歴
2009/03/16 180 円
2008/12/15 180 円
2008/09/16 180 円
2008/06/16 180 円
2008/03/17 180 円

基準価格 6,982円(2009年5月26日現在)
純資産総額 63.79億円(同)

今後も180円の分配金が継続すると仮定すると、年間の分配金は720円。
分配金利回りは720÷6982円(基準価格)=10.3%となります。

円建ての投資で、利回り10%前後はかなり魅力的に見えます。

ただ、空室率増加・賃料相場下落により分配金が低下する可能性があります。
現在の分配金が永続する保証はありませんので、ご注意下さい。

MHAM J-REITインデックスファンド

国内リート(REIT)指数に連動するインデックスファンドです。毎月分配型ですので、毎月安定した分配金がほしい方にとっては、良い投資信託だと思います。

MHAM J-REITインデックスファンド
ベンチマーク指数 東証REIT指数
信託報酬 0.6825%
購入手数料 無料(ノーロード)
分配金 毎月
分配金履歴
2009/05/15 42
2009/04/15 42
2009/03/16 42
2009/02/16 42
2009/01/15 42
2008/12/15 42
2008/11/17 42
2008/10/15 42
2008/09/16 42
2008/08/15 42
2008/07/15 42
2008/06/16 42

基準価格   7,144円(09年5月22日現在)
純資産総額  13,280 (百万円)

現在の分配金42円が継続したと仮定すると、年間の分配金は504円になります。
09年5月22日現在の基準価格は7144円ですので、分配金利回りは504円÷7144円=7.05%です。

円建ての資産で年間利回り7%を確保できる投資先は、ほとんど無いと思いますので、REIT指数連動インデックスファンドへの投資は魅力的だと思います。

世界不況の長期化により、空室率上昇と賃料相場下落が起こり、分配金が低下する可能性があります。
現在の分配金が永続する保証はありませんので、ご注意下さい。

ステートストリート外国株式インデックス

グローバル株式連動型のインデックスファンドです。連動指数はMSCI コクサイ・インデックス指数。

グローバル株式分野のインデックスファンドの中では、信託報酬は若干高めですが、純資産高が高く安定していることが特徴です。また、分配金が少ないため、長期投資の複利効果が期待できます。

ステートストリート外国株式インデックス
ベンチマーク指数 MSCIコクサイ指数
信託報酬 0.9975%
購入手数料 無料(ノーロード)
分配回数 年1回
分配金履歴
2008/12/01 0
2007/11/30 100
2006/11/30 200
2005/11/30 200
2004/11/30 0
2003/12/01 0
2002/12/02 0
2001/11/30 0
2000/11/30 0
1999/11/30 0


基準価額  6,888円 (09年5月22日現在)
純資産額 純資産総額  9,257 (百万円)

08年後半からの世界金融危機で、グローバル株式価格(MSCI コクサイ・インデックス指数)は半値近くに落ち込んでいます。長期投資目的での積み立てを始めるのには、良い時期だと思います。

1322上場インデックスファンド中国A株

中国株指数に連動するETFです。世界金融危機の中でも、積極的な財政出動で高成長を維持している中国。中国の成長力を自分のポートフォリオに取り込みたい方にとっては、よいETFだと思います。


上場インデックスファンド中国A株
ベンチマーク指数 CSI300指数
信託報酬 0.9975%
分配金 年1回(毎年1月20日)
分配金履歴 なし
基準価格 3,427(09年5月22日現在)

CSI300指数
CSI300指数は、上海証券取引所および深セン証券取引所に上場されている全A株のうち、時価総額および流動性の高い300銘柄で構成されており、中国の株価を代表する指数。

中国株に投資する投資信託はアクティブファンドを含めると多数ありますが、信託報酬の安さから上場インデックスファンド中国A株などETFがおススメです。

中国企業300社に分散投資できるため、個別企業リスクは低減できると思います。ただ、為替変動リスクは残りますので、ご注意下さい。

また、新興国株価は先進国株価より変動が激しくなる傾向があります。買う時期を分散させて(ドル・コスト平均法)、買値を安定させることが重要だと思います。

(投資リスク)
為替変動リスク
カントリーリスク
株価変動リスク

グローバル・ソブリン・オープン(毎月決算型)

先進国債権に投資するアクティブファンドです。
純資産高は投資信託トップクラスで、日本を代表する債権型の投資信託です。

毎月分配型がありますので、毎月分配金を受け取りたい方にとっては、始めやすい投資信託だと思います。
毎月分配コースのほかに、自動けいぞく投資コースもあります。(分配金が支払われず、自動的に無手数料で全額再投資されます)

グローバル・ソブリン・オープン(毎月決算型)
購入手数料 1.575%
信託報酬 1.3125%
分配金支払い 毎月17日

分配金履歴
決算日 分配金(課税前)
2009/05/18 30.00円
2009/04/17 30.00円
2009/03/17 30.00円
2009/02/17 30.00円
2009/01/19 30.00円
2008/12/17 40.00円
2008/11/17 40.00円
2008/10/17 40.00円
2008/09/17 40.00円
2008/08/18 40.00円
2008/07/17 40.00円
2008/06/17 40.00円
2008/05/19 40.00円
2008/04/17 40.00円
2008/03/17 40.00円
2008/02/18 40.00円
2008/01/17 40.00円
2007/12/17 40.00円
2007/11/19 40.00円
2007/10/17 40.00円
2007/09/18 40.00円
2007/08/17 40.00円
2007/07/17 40.00円
2007/06/18 40.00円
2007/05/17 40.00円
2007/04/17 40.00円
2007/03/19 40.00円
2007/02/19 40.00円
2007/01/17 40.00円
2006/12/18 40.00円
2006/11/17 40.00円
2006/10/17 40.00円
2006/09/19 40.00円
2006/08/17 40.00円
2006/07/18 40.00円
2006/06/19 40.00円
2006/05/17 40.00円
2006/04/17 40.00円
2006/03/17 40.00円
2006/02/17 40.00円
2006/01/17 40.00円
2005/12/19 40.00円
2005/11/17 40.00円
2005/10/17 40.00円
2005/09/20 40.00円
2005/08/17 40.00円
2005/07/19 40.00円
2005/06/17 40.00円
2005/05/17 40.00円
2005/04/18 40.00円
2005/03/17 40.00円
2005/02/17 40.00円
2005/01/17 40.00円
2004/12/17 40.00円
2004/11/17 40.00円
2004/10/18 40.00円
2004/09/17 40.00円
2004/08/17 40.00円
2004/07/20 40.00円
2004/06/17 40.00円
2004/05/17 40.00円
2004/04/19 40.00円
2004/03/17 40.00円
2004/02/17 40.00円
2004/01/19 40.00円
2003/12/17 40.00円
2003/11/17 40.00円
2003/10/17 40.00円
2003/09/17 40.00円
2003/08/18 40.00円
2003/07/17 40.00円
2003/06/17 40.00円
2003/05/19 40.00円
2003/04/17 40.00円
2003/03/17 40.00円
2003/02/17 40.00円
2003/01/17 40.00円
2002/12/17 40.00円
2002/11/18 40.00円
2002/10/17 40.00円
2002/09/17 40.00円
2002/08/19 40.00円
2002/07/17 40.00円
2002/06/17 40.00円
2002/05/17 40.00円
2002/04/17 40.00円
2002/03/18 40.00円
2002/02/18 40.00円
2002/01/17 40.00円
2001/12/17 40.00円
2001/11/19 40.00円
2001/10/17 40.00円
2001/09/17 40.00円
2001/08/17 40.00円
2001/07/17 40.00円
2001/06/18 40.00円
2001/05/17 40.00円
2001/04/17 40.00円
2001/03/19 40.00円
2001/02/19 40.00円
2001/01/17 40.00円
2000/12/18 60.00円
2000/11/17 60.00円
2000/10/17 60.00円
2000/09/18 60.00円
2000/08/17 60.00円
2000/07/17 60.00円
2000/06/19 60.00円
2000/05/17 60.00円
2000/04/17 60.00円
2000/03/17 60.00円
2000/02/17 60.00円
2000/01/17 60.00円
1999/12/17 60.00円
1999/11/17 60.00円
1999/10/18 60.00円
1999/09/17 60.00円
1999/08/17 60.00円
1999/07/19 60.00円
1999/06/17 60.00円
1999/05/17 60.00円
1999/04/19 60.00円
1999/03/17 60.00円
1999/02/17 60.00円
1999/01/18 60.00円
1998/12/17 60.00円
1998/11/17 60.00円
1998/10/17 60.00円
1998/09/17 60.00円
1998/08/17 60.00円
1998/07/17 50.00円
1998/06/17 50.00円
1998/05/17 45.00円
1998/04/17 45.00円
1998/03/17 35.00円
1998/02/17 35.00円
1998/01/17 51.00円

基準価額(円) 6,374 (09年5月25日現在)

世界金融危機と各国の政策金利低下に伴って、分配金も60円から30円に半減しています。世界不況が長期化すれば、さらなる分配金低下の可能性もありますので、注意が必要です。
運用会社のホームページにも「収益分配金は一定の分配金額をお約束するものではなく、委託会社の判断により、分配を行わない場合もあります」とあります。

また、為替変動リスクもありますので、できるだけ円高水準のタイミングで積み立てることが重要です。

個人的には、信託報酬の安さから
STAM グローバル債券インデックス・オープン  0.6720%
PRU海外債券マーケット・パフォーマー  0.6825%
年金積立 インデックスファンド海外債券  0.7035%
などのインデックスファンドをおすすめします。

1345上場インデックスファンドJリート (東証REIT指数)隔月分配型

国内REIT(リート)指数に連動したETFです。1343東証REIT指数連動型上場投信が年2回の分配支払いに対し、1345上場インデックスファンドJリートは隔月分配支払いが特徴です。
分配回数を多く受け取りたい方にはおススメのETFです。

上場インデックスファンドJリート
ベンチマーク指数 東証REIT指数
信託報酬 0.315%
分配金 隔月(奇数月の各8日)
分配金履歴(1口当り)
平成21年5月期 9円52銭
平成21年3月期 27円59銭


基準価額: 84,162 円 (2009/05/22 現在)
純資産: 1,150 百万円  (2009/05/22 現在)

09年5月期の100口当り952円が永続すると仮定すると、年間で5712円の分配金になります。
100口当りの基準価格が84,162 円ですので、分配金利回りは5712円÷84162円=6.8%となります。

東証REIT指数の利回りは約7%ですので、それに近い分配金利回りになっています。

DIAM世界リートインデックスファンド

世界リート指数に連動するインデックスファンドです。信託報酬の安さと毎月分配型が魅力の投資信託です。

DIAM世界リートインデックスファンド
ベンチマーク指数 S&P/シティグループ・グローバルREITインデックス
信託報酬 0.8925%
購入手数料 販売会社により異なる。(上限2.625%)
分配金 年12回 毎月13日
分配金履歴
2009年05月13日 50円
2009年04月13日 50円
2009年03月13日 50円
2009年02月13日 50円
2009年01月13日 60円
2008年12月15日 60円
2008年11月13日 60円
2008年10月14日 60円
2008年09月16日 60円
2008年08月13日 60円
2008年07月14日 80円
2008年06月13日 80円

基準価格 3,267 円(2009年5月22日現在)

2009年5月現在の毎月分配金50円が今後も継続したと仮定すると、年間分配金は600円。
基準価格は約3200円ですので、年間の分配金利回りは600÷3200=18.7%。かなり高い水準の利回りを期待できます。

ただ、世界不況の長期化により、空室率上昇と賃料低下から、今後分配金が減少する可能性があります。
(現在の分配金が継続する保証はありませんので、ご注意ください)

また、販売会社によっては購入手数料がかかります。

(同商品のメリット)
・インデックスファンドのため、信託報酬が安い
・毎月分配型の安心感(お小遣い的な)
・運用会社が郵便局のため、安定感がある

(同商品のデメリット)
・毎月分配型のため、複利効果が低い
・販売会社によっては購入手数料がかかる
・為替変動リスクが残る

個人的には長期投資の複利効果を重視しているため、「STAM グローバルREITインデックス・オープン」(分配金年2回)を利用しています。
毎月分配型のグローバルリート商品を選びたい方には、信託報酬が安いこの商品がおすすめです。

PRU海外債券マーケット・パフォーマー

世界債権指数に連動したインデックスファンドです。分配金が少ないため、長期投資の複利効果が期待できます。

PRU海外債券マーケット・パフォーマー
ベンチマーク指数 シティグループ世界国債インデックス
信託報酬 0.6825%
購入手数料 無料(ノーロード)の証券会社が多い
分配回数 年1回

分配金履歴
2008/12/10 0
2007/12/10 0
2006/12/11 0
2005/12/12 0
2004/12/10 0
2003/12/10 0
2002/12/10 0
2001/12/10 0

基準価額(円) 14,481 (2009年5月22日現在)

このインデックスファンドの特徴
①信託報酬が安い
②分配金が少ないため、長期投資の複利効果が期待できる

為替リスクは残りますので、できるだけ円高水準のタイミングで積み立てることが重要です。

年金積立 インデックスファンド海外株式(ヘッジなし)

世界株式指数に連動したインデックスファンドです。分配金が少ないため、長期投資では高い複利効果が期待できます。

年金積立 インデックスファンド海外株式(ヘッジなし)
ベンチマーク指数 MSCI-KOKUSAIインデックス
信託報酬 0.882%
購入手数料 無料(ノーロード)
分配回数 年1回
分配金履歴

2008/10/27 10
2007/10/26 10
2006/10/26 10
2005/10/26 10
2004/10/26 0
2003/10/27 0
2002/10/28 0

基準価額(円) 7,978 (2009年5月22日現在)

運用会社 日興アセットマネジメント


このインデックスファンドの長所は
①信託報酬が安い
②分配金が少ないため、長期投資では複利効果が期待できる
点です。

特に長期投資であるほど、複利効果の有無は重要になります。ただ、為替リスクは残りますので、できるだけ円高水準のタイミングで積み立てることが重要です。

年金積立 インデックスF海外債券

世界債権に連動したインデックスファンドです。分配金が極めて少ないため、複利効果が期待できます。長期で積み立てるにはおすすめの商品です。

年金積立 インデックスF海外債券(ヘッジなし)
ベンチマーク指数 シティグループ世界国債インデックス
信託報酬 0.67%
購入手数料 証券会社により異なる。無料(ノーロード)の証券会社が多い。
分配金 年1回 10月26日
分配金履歴

2008/10/27 10.00
2007/10/26 10.00
2006/10/26 10.00
2005/10/26 10.00
2004/10/26 0.00

基準価額 : 13,860円(2009/05/22 現在)

運用会社 : 日興アセットマネジメント


組入銘柄
1 米国国債 31.4%
2 ユーロ建て(ドイツ)国債 12.5%
3 ユーロ建て(イタリア)国債 12.0%
4 ユーロ建て(フランス)国債 10.6%
5 イギリス国債 7.7

このインデックスファンドの良い点は、
①信託報酬が安いこと
②分配金が少ないため、高い複利効果が期待できること
です。

ただ、為替リスクは残りますので、円高水準の時期に積み立てることが重要になります。

STAM 新興国債券インデックス・オープン

新興国債権指数に連動したインデックスファンドです。新興国債権は利回り平均7~8%と高い利率を維持しています。新興国債権分野の中では信託報酬が安いため、おすすめの投資信託です。


STAM 新興国債券インデックス・オープン
ベンチマーク指数:JPモルガン・ガバメント・ボンド・インデックス-エマージング・マーケッツ・グローバル・ディバーシファイド

信託報酬:0.7560%
分配金 年2回 5月、11月
 (初決算は2009年11月)

インデックス採用国:インデックス採用国(2009年2月末現在):ブラジル、ポーランド、メキシコ、南アフリカ、エジプト、トルコ、マレーシア、ハンガリー、タイ、インドネシア、コロンビア、ペルー、ロシア、チリの14ヵ国

組入国債(組入上位10銘柄)
ブラジル国債 8.7%
コロンビア国債 4.8%
タイ国債    4.6%
ポーランド国債 4.1%
タイ国債    3.6%
マレーシア国債 3.5%
米州開発銀行  3.5%
ハンガリー国債 3%
ハンガリー国債 3%
メキシコ国債  2.8%


新興国債券の平均利回りは8.24%と高い利回りを期待できます。ただ、世界不況が長期化し、各国の政策金利は低下する可能性もあります。初回分配金がまで支払われていませんので、今後の分配金水準は未定です。
(現在の利回りが永続する保証はありませんので、ご注意下さい)

また、純資産高が約2億円と小さいため、長期的にファンドが存続できない可能性があります。

(投資リスク)
為替変動リスク
カントリーリスク

新興国国債に直接投資をすると、債務不履行のリスクが高くなります。このインデックスファンドを利用すると、十分分散投資ができるため、個別国のリスクは減少します。ただ、円高リスクは残りますので、円高水準の時に積み立てることが重要です。

STAM J-REITインデックス・オープン

東証REIT指数に連動したインデックスファンドです。国内REIT分野では、信託報酬が安くおススメのインデックスファンドです。


STAM J-REITインデックス・オープン
信託報酬 0.6720%
申込手数料 無料
分配金 年2回 毎年5/11月10日

分配金履歴
2009年05月11日 0円
2008年11月10日 0円
2008年05月12日 0円


国内リートは分配金利回りが7%前後あり(09年5月現在)、円建ての投資の中ではかなり高いインカムゲインを期待できると思います。(現在の分配金は0円が続いています)

不況長期化により、空室率上昇と賃料低下で今後も分配金0円が継続する可能性があります。
(現在の分配金が永続する保証はありませんので、ご注意下さい)

個人的には、1343東証REIT指数連動型上場投信(ETF)の方が信託報酬が安いので、ETFを利用しています。

バランス型インデックスファンドの信託報酬比較

バランス型のインデックスファンドの信託報酬比較です。

インデックスファンドの中には、国内株式・債券、海外株式・債券、REITなどに分散投資するバランス型の投資信託もあります。

各投資信託によって、各資産への投資割合などは異なりますので、投資成果も多少異なってきます。

また長期投資では、保有コストが低いほうが投資家にとっての有利ですので、信託報酬や購入手数料を比較することが重要になります。

特に、10年・20年以上の長期投資を考えるのであれば、0.1%でも保有コストを低くすることは投資成果に影響を及ぼすため、しっかり比較した上で積み立てる金融商品を選択することが重要です。

<バランス型インデックスファンドの紹介>
SBI資産設計オープン(愛称:スゴ6)) 信託報酬:年率0.714%

各資産割合
  日本株式(TOPIX連動):20%
  外国株式(MSCIコクサイインデックス):20%
  日本債券:20%
  外国債券(シティーグループ世界コクサイインデックス):20%
  国内REIT:10%
  外国REIT(S&PシティーグループグローバルREITインデックス):10%

※ 株式、債券、REITの割合は、40%、40%、20%
  国内資産、外国資産の割合は、50%、50%

STAMインデックスシリーズを活用したバランスファンドです。信託報酬は0.714%と格安です。
この商品だけで、株式(国内・海外)、債権(国内・海外)、REIT(国内・海外)に分散投資できます。自分でポートフォリオを構築することが難しい方は、このファンドを積み立てるだけで十分だと思います。



(セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド) 信託報酬:年率0.77%

各資産割合
  日本株式5%
  米国株式22%
  欧州株式15%
  アジア・太平洋先進国2%
  新興国株式6%
  日本債券10%
  米国債券19%
  欧州債券21%

※株式と債券のバランスは50:50

信託報酬は0.77%と、バランス型の投資信託では格安です。株式と債権の割合は半々です。
日本株式5%、日本債権10%と日本国内への投資割合は低く設定してあります。
REIT(不動産)への投資はありません。

このファンドを積み立てるだけでも、十分分散投資が可能です。
上記のSBI資産設計オープンと同様、自分でポートフォリオを構築することが難しい方にとっては、このファンドを積み立てるだけでも十分効果があると思います。

※海外資産の割合が高いため、為替変動リスクがあります。


(ジョインベスト・グローバル・バランス・ファンド(愛称:投資生活)) 
信託報酬:
  純資産100億円未満:年率0.63%
  純資産100億円以上:年率0.525%

各資産割合
日本株式 33% (TOPIX連動型)
海外株式 33% (MSCIコクサイ指数連動型)
世界債権 33% (シティグループ世界国債インデックス指数連動型)

信託報酬は0.63%もしくは0.525%と上記の2ファンドよりさらに安く設定されています。
資産割合は、日本株式・世界株式・世界債券に1/3づつと、シンプルな構成になっています。

特徴は日本債権とREIT(日本・海外)を組入れていない点です。日本債権は直接個人向け国債を購入すればよいため、このファンドのようにファンド内に組入れてある合理性はありません。

海外資産が2/3を占めるため、為替変動リスクがあります。

分かりやすさと信託報酬の安さが魅力のバランスファンドです。

(3ファンドの中から選ぶポイント)
3ファンドとも、個人が長期的に積み立てるには適した商品だと思います。

個人的には、ジョインベスト・グローバル・バランス・ファンドとセゾン・バンガード・グローバルバランスファンドにはREITが組入れられていないため、SBI資産設計オープン(愛称:スゴ6)が良いと思います。

ただ、各資産割合は個人の好みよるため、自分が納得する商品を選ぶことが重要だと思います。

国内債権インデックスファンドの信託報酬比較

国内債権指数連動型のインデックスファンドの信託報酬比較です。

国内債権指数連動型の投資信託であれば、投資成果はNOMURA-BPI総合インデックスなどにほとんど連動します。

投資成果が変わらないのであれば、保有コストが低いほうが投資家にとっての有利ですので、信託報酬や購入手数料を比較することが重要になります。

特に、10年・20年以上の長期投資を考えるのであれば、0.1%でも保有コストを低くすることは投資成果に影響を及ぼすため、しっかり比較した上で積み立てる金融商品を選択することが重要です。

商品名 信託報酬  (インデックスファンド以外も含む)
STAM国内債券インデックス・オープン   0.462%
東京海上・国内債券ファンド         0.567%
安田日本債券ファンド            0.5775%
PRU国内債券マーケット・パフォーマー   0.525%
MHAM物価連動国債ファンド        0.462%

国内債権型の投資信託には信託報酬0.5%前後の商品が多いです。

国内債権分野は個人向け国債などを直接購入した方が信託報酬が掛からず、保有コストは格段に安く済みます。そのため、国内債権分野は投資信託ではなく、国債などへの直接投資をおススメします。

グローバル(世界)株式インデックスファンドの信託報酬比較

グローバル株式連動型のインデックスファンドの信託報酬比較です。

グローバル株式連動型の投資信託であれば、投資成果はMSCI コクサイ・インデックス指数などにほとんど連動します。

投資成果が変わらないのであれば、保有コストが低いほうが投資家にとっての有利ですので、信託報酬や購入手数料を比較することが重要になります。

特に、10年・20年以上の長期投資を考えるのであれば、0.1%でも保有コストを低くすることは投資成果に影響を及ぼすため、しっかり比較した上で積み立てる金融商品を選択することが重要です。


商品名 信託報酬 分配金
STAM グローバル株式インデックス・オープン  0.7770% 年2回
中央三井 外国株式インデックスファンド    0.84%   年1回
PRU 海外株式マーケット・パフォーマー     0.84% 年1回
年金積立インデックスF海外株式        0.89%  年1回
ステート・ストリート 外国株式インデックス   0.99%  年1回

※ベンチマーク指数はいづれもMSCI KOKUSAIインデックス指数。

信託報酬は0.7%~1%程度。信託報酬を比較すると、やはりSTAM グローバル株式インデックス・オープンが最も安く、おススメです。

為替変動リスクもありますので、できるだけ円高のタイミングを図り、積み立てを行うことが重要です。

世界(グローバル)債権インデックスファンドの信託報酬比較

世界債権指数連動型のインデックスファンドの信託報酬比較です。

世界債権連動型の投資信託であれば、投資成果はシティグループ世界国債インデックス指数などにほとんど連動します。

投資成果が変わらないのであれば、保有コストが低いほうが投資家にとっての有利ですので、信託報酬や購入手数料を比較することが重要になります。

特に、10年・20年以上の長期投資を考えるのであれば、0.1%でも保有コストを低くすることは投資成果に影響を及ぼすため、しっかり比較した上で積み立てる金融商品を選択することが重要です。



商品名 信託報酬 分配金支払

中央三井外国債券インデックスファンド   0.735% 年1回
PRU海外債券マーケット・パフォーマー  0.6825% 年1回
年金積立 インデックスファンド海外債券  0.7035% 年1回
三菱UFJ 世界国債インデックスファンド(毎月分配型)0.7875% 毎月
STAM グローバル債券インデックス・オープン  0.6720% 年2回

※いづれも、ベンチマーク指数はシティグループ世界国債インデックス指数。

信託報酬は0.6%~0.7%の金融商品が多いです。長期投資であれば、分配金が少ないほうが複利効果が働きますので、できれば分配金は年1回の商品を選択した方が良いと思います。

世界経済動向によっては、各国の政策金利がより引き下げられ国債利回りが低下し、分配金が減少する可能性があります。また、為替リスクもあるため、現在(1ドル95円前後)のように、できるだけ円高のタイミングを見計らって、積み立てることが重要になります。

世界リート(グローバルREIT)インデックスファンドの信託報酬比較

グローバルREIT連動型のインデックスファンドの信託報酬比較です。

グローバルREIT連動型の投資信託であれば、投資成果はS&P先進国REIT指数などにほとんど連動します。

投資成果が変わらないのであれば、保有コストが低いほうが投資家にとっての有利ですので、信託報酬や購入手数料を比較することが重要になります。

特に、10年・20年以上の長期投資を考えるのであれば、0.1%でも保有コストを低くすることは投資成果に影響を及ぼすため、しっかり比較した上で積み立てる金融商品を選択することが重要です。



商品名 信託報酬 分配金支払

<インデックスファンド>
DIAM世界リートインデックスファンド 0.8925% 毎月
STAM グローバルREITインデックス・オープン 0.861% 年2回

<アクティブファンド>
ダイワ・グローバルREIT・オープン(毎月分配型)   1.554% 毎月
損保ジャパン-ハイトマン・グローバルREITファンド  1.575% 年4回
DIAMワールド・リート・インカム(毎月決算)        1.659% 毎月
りそな ワールド・リート・ファンド 1.554% 毎月
GS グローバル REIT ポートフォリオ (毎月分配型) 1.575% 毎月
ラサール・グローバルREIT(毎月分配型) 1.575% 毎月
日興ワールドREITファンド 1.365% 年2回
日興・AMPグローバルREIT毎月分配型 A(ヘッジなし) 1.575% 毎月
野村世界不動産投信(毎月分配型) 1.4175% 毎月
三井住友・グローバル・リート・オープン 1.6695% 毎月


グローバルREITの投資信託にはインデックスファンドはまだ少ない状況で、ETFもありません。
アクティブファンドではほとんど信託報酬が1.5%を越えるため、2種類のインデックスファンドの中から選択することをおススメします。

08年後半からの世界金融危機でグローバルリートも基準価格が暴落しています。その逆数として、分配金利回りは急上昇しています。
利回りは10%を越えている商品も数多くあるため、インカムゲイン目的の長期投資を始めるには良い時期だと思います。

J-REIT連動型インデックスファンドの信託報酬比較

J-REIT連動型のインデックスファンド・ETFの信託報酬比較です。

J-REIT連動型の投資信託であれば、投資成果は東証REIT指数にほとんど連動します。

投資成果が変わらないのであれば、保有コストが低いほうが投資家にとっての有利ですので、信託報酬や購入手数料を比較することが重要になります。

特に、10年・20年以上の長期投資を考えるのであれば、0.1%でも保有コストを低くすることは投資成果に影響を及ぼすため、しっかり比較した上で積み立てる金融商品を選択することが重要です。



商品名 信託報酬 分配金支払

(ETF)
NEXT FUNDS 東証REIT指数連動型上場投信 0.336%以内 年4回
上場インデックスファンドJリート 0.315%以内 隔月

(インデックスファンド)
ダイワJ-REITオープン        0.756% 年4回
ダイワJ-REITオープン(毎月分配型) 0.756%   毎月
新光J-REITオープン 0.6825%  毎月
MHAM J-REITインデックスファンド(毎月決算型) 0.6825% 毎月
STAM J-REITインデックス・オープン 0.672%    年2回
インデックスファンド Jリート 0.6825% 年4回
J-REITパッケージ 0.6825% 毎月


信託報酬の低さを考えると、ETFのNEXT FUNDS 東証REIT指数連動型上場投信と上場インデックスファンドJリートが良いと思います。

2009年5月現在、東証REIT指数の平均利回りは約7%ですので、インカムゲインを目的とした投資には向いている商品だと思います。

日経225連動型インデックスファンドの信託報酬比較

日経225連動型のインデックスファンド・ETFの信託報酬比較です。

日経225連動型の投資信託であれば、投資成果は日経225にほとんど連動します。

投資成果が変わらないのであれば、保有コストが低いほうが投資家にとっての有利ですので、信託報酬や購入手数料を比較することが重要になります。

特に、10年・20年以上の長期投資を考えるのであれば、0.1%でも保有コストを低くすることは投資成果に影響を及ぼすため、しっかり比較した上で積み立てる金融商品を選択することが重要です。


商品名、信託報酬
日経平均ファンド 『愛称 : にぃにぃGo』   0.525%
三菱UFJインデックスファンド225      0.546%
MHAMインデックスファンド225         0.5775%
株式インデックス225・丸八証券 0.651%
しんきん インデックスファンド225       0.81%
日経225ノーロードオープン 0.84%


日経225連動型は信託報酬年間0.5%以上の商品が多いです。
信託報酬の低さと純資産の大きさを勘案すると三菱UFJ投信のインデックスファンド225とMHAM株式インデックスファンド225がよいかと思います。

TOPIX連動型のインデックスファンドの信託報酬比較

TOPIX連動型のインデックスファンド・ETFの信託報酬比較です。

TOPIX連動型の投資信託であれば、投資成果はTOPIXにほとんど連動します。

投資成果が変わらないのであれば、保有コストが低いほうが投資家にとっての有利ですので、信託報酬や購入手数料を比較することが重要になります。

特に、10年・20年以上の長期投資を考えるのであれば、0.1%でも保有コストを低くすることは投資成果に影響を及ぼすため、しっかり比較した上で積み立てる金融商品を選択することが重要です。


商品名、信託報酬

TOPIX連動型上場投資信託       0.252%以内(平成21年3月31日現在年0.1155%)
STAM TOPIXインデックス・オープン 0.48%
ニッセイTOPIXオープン        0.55% 
しんきんTOPIXオープン 0.84% 
東京海上 日本株TOPIXファンド    0.63%
インデックスファンドTSP       0.546%
大和トピックスインデックスファンド 0.651%
トピックスオープン 0.651%


※金融商品によって分配金の有無など、多少違いがあります。詳細は各販売会社のホームページでご確認下さい。また、純資産額が小さい投資信託は、長期的に運用が継続できるか疑問が残りますので、できるだけ純資産が大きい安定した投資信託を選ぶほうが良いと思います。


信託報酬を比較すると、ETFのTOPIX連動型上場投資信託が最も安くなっています。TOPIX連動型の投資信託の中では同商品を定期的に積み立てていく事が最もコストが低く抑えられるため、TOPIX連動型上場投資信託をおススメします。

毎月分配型の投資信託について

投資信託の分配金は、
・毎月決算型
・隔月(年6回)決算型
・年4回決算型
・年2回決算型
・年1回決算型
・分配金支払い予定なし

など、決算期が年何回あるかによって分配金支払い回数が異なります。

多くの個人投資家からは毎月分配型の人気が高いようです。

しかし、長期投資の視点で見ると、出来るだけ分配金が少ないほうが将来の投資成果は高くなります。

それは、分配金が支払われるたびに、税金が引かれるからです。

分配金が支払われず全額再投資される場合、税金を払う時期を先送りできます。その間は、利益が利益を生む複利効果が発生します。

この分配金再投資による複利効果があるため、できるだけ分配金は少ないほうが、投資成果が高くなります。

ただ、長期投資をする上では一定期間ごとに分配金がある方が、心理的な安心感につながり定期積み立てを続けやすいという効果もあります。

実際に投資する上では、
・当面使う必要のないお金に関しては、分配金は年1回(もしくは分配金なし)のものを利用し、
・「毎月のお小遣い」をもらえるような安心感を得たい方は毎月分配型の投資信託を利用する
のが良いかと思います。

1327 イージーETF S&P GSCI商品指数(原油・ガスなど)

原油、天然ガス、金属、農産物、畜産物などの世界中の各種商品指数に連動するETFです。

日本国内からは商品指数に投資できる金融商品はまだ少ない状況です。

その中でも、信託報酬も0.45%と安いため、商品への投資を検討されている方にはよい商品だと思います。

分配金の支払いは予定がありません。

イージーETF S&P GSCI商品指数™クラスA米ドル建受益証券

ベンチマーク指数 S&P GSCI商品指数トータル・リターン指数
信託報酬 0.45%
分配金 分配予定なし
通貨 米ドル建


(投資先商品)
原油や金、銅など各種商品に世界生産量加重ベースで重み付けして投資する。
原油の比重が40%と最も大きく、ブレントオイルなど他のエネルギー関連商品とあわせると総資産の75%を占める。

WTI原油 40.27%
大豆 2.05%
軽油 5.44%
生牛 2.16%
金 1.88%
豚肉 1.03%
H.G.アルミ 2.23%
シカゴ小麦 3.30%
銅 A級 2.75%
トウモロコシ 3.62% など

各種商品の価格変動は、株式や債券の値動きと異なる場合が多いため、ポートフォリオに組入れるとリスク分散・低減効果が得られます。

また、米ドル建て商品のため、通貨分散効果もあります。

(投資リスク)
・為替変動リスク
・価格変動リスク など

1347 日本グリーンチップ35(環境関連)

環境関連技術を持つ日本企業35社に分散投資するETFです。

2009年4月28日に上場した新商品です。

環境関連事業分野(温室効果ガス削減、水資源問題、廃棄物処理、資源再利用)などに独自の技術を持つ企業に限定して投資したいという方には、良い商品だと思います。

35社に限定した指数なため、日経平均やTOPIXより株価変動が激しくなる可能性があります。

上場インデックスファンドFTSE日本グリーンチップ35

ベンチマーク指数 FTSE日本グリーンチップ35指数
信託報酬 0.42%
決算 1月、7月

投資先企業は自動車メーカーや家電メーカーが中心です。そのため、世界景気の動向や為替変動により影響を受けやすい指数です。

(指数構成銘柄上位10社・投資割合)
本田技研工業 13.5%
パナソニック 11.2%
トヨタ自動車 11.2%
ソニー    8.8%
京セラ    5.9%
三菱重工業  5.0%
シャープ   3.4%
三菱電機   3.4%
日立製作所  3.3%
東芝     3.1%

1313 韓国株ETF(KODEX200)

ETFには韓国株式指数に連動する商品もあります。

韓国は日本以上に海外への輸出に依存している経済であり、08年後半からの世界金融危機では深刻な影響を受けました。株価も08年だけで70%近く暴落しました。

バリュー投資を嗜好する人にとっては、現在の株価水準は十分魅力的に見えると思います。

ただ、為替リスクなど、日本株以上にリスクはありますので、底値付近で時間も分散させながら積み立てたいETFです。

サムスンKODEX200証券上場指数投資信託

ベンチマーク指数 KOSPI200(韓国200種株価指数)
信託報酬 0.526%
決算 年4回 1月、4月、7月、10月

世界景気の回復期には、ウォン高と韓国株式市場上昇によるダブル効果が期待できます。
短期売買をせずに、景気回復期まで持ち続けることが重要だと思います。

韓国株は日本株と同様の値動きをする傾向があるため、ポートフォリオに組入れても分散投資効果を得にくいと思います。そのため、個人的には韓国株ETFは保有していません。

(投資リスク)
・為替変動リスク
・株価変動リスク
・カントリーリスク
・売買高が少ない状況が続くと、将来的には上場廃止になる可能性も残ります

ETF分配金一覧

ETF分配金一覧です。

以下は野村アセットマネジメントのNEXTFUNDsのETF商品。

今後の分配金は経済環境によって増減する可能性があります。
(今出ている分配金が今後も永続する保証はありませんのでご注意下さい)

<国内株式>

TOPIX連動型上場投資信託
2008年7月10日 1,944円
2007年7月10日 1,600円
2006年7月10日 1,405円
2005年7月10日 1,514円
2004年7月10日 1,116円
2003年7月10日 709円
2002年7月10日 244円
※決算回数は年1回
※分配金額は100口当たりの金額


日経225連動型上場投資信託
2008年7月8日 2,018円
2007年7月8日 1,160円
2006年7月8日 801円
2005年7月8日 597円
2004年7月8日 605円
2003年7月8日 915円
2002年7月8日 473円
※決算回数は年1回
※分配金額は10口当たりの金額


TOPIX Core 30連動型上場投資信託
2008年7月15日 1,151円
2007年7月15日 901円
2006年7月15日 907円
2005年7月15日 741円
2004年7月15日 606円
2003年7月15日 420円
※決算回数は年1回
※分配金額は100口当たりの金額

ラッセル野村小型コア・インデックス連動型上場投資信託
2008年7月15日 819円
※決算回数は年1回
※分配金額は10口当たりの金額


<海外株式>
南アフリカ株式指数・FTSE/JSE Africa Top40連動型上場投信
分配金履歴なし

ロシア株式指数・RTS連動型上場投信
分配金履歴なし

ブラジル株式指数・ボベスパ連動型上場投信
分配金履歴なし


<海外通貨>
インド通貨ルピー連動型上場投信
2009年5月10日 0円
2009年2月10日 67円
2008年11月10日 111円
※決算回数は年4回
※分配金額は100口当たりの金額

ブラジル通貨レアル連動型上場投信
2009年5月10日 1,037円
2009年2月10日 913円
2008年11月10日 559円
※決算回数は年4回
※分配金額は10口当たりの金額

ロシア通貨ルーブル連動型上場投信
2009年5月10日 1,544円
2009年2月10日 878円
2008年11月10日 322円
※決算回数は年4回
※分配金額は100口当たりの金額


<商品・コモディティ>
金価格連動型上場投資信託
2008年7月8日 0円
※決算回数は年1回
※分配金額は1口当たりの金額


<REIT>
東証REIT指数連動型上場投信
2009年5月10日 1,160円
2009年2月10日 540円
※決算回数は年4回
※分配金額は100口当たりの金額

「賢明なる投資家」からの教訓

投資分野の古典的名著「賢明なる投資家」(ベンジャミン・グレアム著、パンローリング発行)から、投資をする上で重要だと思う言葉を一部抜粋して紹介したいと思います。

以下、「賢明なる投資家」からの引用・・・・・・・・・
・投資家と投機家の相違は、その人が相場変動に対して、どのような態度で臨むかという点である。投機家の関心事は、株価変動を予測して利益を得ることであり、投資家の関心事は、適切な証券を適切な価格で取得し保有することである。

・安全で堅実な範囲を超えて冒険に挑んだ人々は、精神的に大きな困難を背負うことになる

・「過去を忘れた者は同じことを繰り返す」

・1969年から70年にかけてダウ平均が甚だしく下落したことによって、過去20年間に膨らんでいった幻想は破られたようである。その幻想とは、普通株の主要銘柄はいついくらで購入したとしても最大の利益が保証されており、途中で損失が出ても市場はまた上向いて新しい高値圏に入るのですぐに損は取り戻せる、というものである。そんなうまい話があるはずがない。保有株式の価値が著しく、また恐らく長期にわたって下がることがある(そして上がることがある)ということを、投機家と株式投資家の双方が再び認識したという点において、ようやく株式市場は「正常化」したのである。

・実にひどい損失を出したケースというのは、購入者が「いくらですか?」と尋ねることなく買った株式によるものなのである。

・いつでも、投資家は自分の保有株には投機的な要素があるということを認識していなければならない。この要素を最小限に抑えると共に、いつやってくるかわからない来るべき逆境に対して、財政的そして心理的に備えるのが投資家の仕事である。

・将来の有価証券の価格はだれも予想できない
・絶対的および相対的な株価変動について信頼できる予言をすることなどほとんど不可能

・それら(割安株)は設備資産や他の資産を考えず、単に在庫及び債権から負債を差し引いただけの純流動資産(運転資本)から割り出される価格よりも(時価総額が)低価格である

・将来のことは分からないのだから、投資家は手元資金すべてをひとつの籠に突っ込んではいけない

・株式ポートフォリオに至っては、数年単位でみた場合、価格変動の波を免れることはほとんど不可能である
・株式投資を行うすべての者は、長年の間に手持ちの株の株価が変動することを覚悟しなければならない

・一株当り純資産に裏づけられた株式ポートフォリオを有する投資家は、収益と有形資産双方に対して何倍もの金額を支払った人よりも、株式相場の変動を気にせずに超然としていられる。

・歴史から見て取れるのは、アメリカの主要企業がほんの30年ほどの期間にどれほど大きな浮き沈みを経験し得るかということであり、また人々がどのような計算ミスを犯し、あるいは行き過ぎた楽観論や悲観論を抱くことによって、その株を評価してきたかということである。

・株式市場は謝った方向に大きく振れることがたびたびあり、機敏かつ度胸のある投資家は、その歴然たる誤りから時として利益を得られる

・市場価格というものは自分にとって身近で便利なもので、利用しても無視してもよいものだと常に念頭に置くべきである

以上、「賢明なる投資家」から一部引用・・・・・・・・・・・・・


私がこの本から学んだ事は、
「投資において最も重要なことは株価変動自体ではなく、その変動に対する自分自身の心構え」ということです。

株価変動に対し冷静に対処するためには、自分が理解できる企業・金融商品に投資を限定し、取得する価格も合理的だと思える価格(PBR1倍を割る価格)で取得することだと思います。

例えば、トヨタ自動車株を3500円で購入した投資家は、その後2700円まで株価が下落しても、「自分は世界トップの優良自動車会社に、純資産相応の価格(PBR1倍前後)で合理的に投資をしている」と自分に言い聞かせることができます。このように「自分の投資は間違っていない」という裏づけを自分の中に持っていると、多少の株価変動には一喜一憂しなくなります。

逆に、自分か理解できない企業に投資をすると、少し株価が下がると「自分の投資は間違っていたのではないか。買値が高すぎたのではないか」と不安になり、損失確定売りをしたくなります。

このように、自分が理解できる企業に、自分が納得できる価格で投資をすることが、長期に冷静な投資をする上で重要なポイントだと思います。


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1342 ロシア通貨ルーブル連動型上場投信

ロシア通貨のルーブル価格に連動するETFです。

広大な国土を持ち、石油・ガスなどの資源国として有望なロシア。ロシア通貨に投資する金融商品は日本国内には少ないため、貴重なETFです。

ロシアの潜在成長力を、自分のポートフォリオに取り込みたい方にとっては、検討に値する商品だと思います。
ただ為替変動は激しい傾向があり、リスクは高いETFです。

ロシア通貨ルーブル連動型上場投信

ベンチマーク指数 ロシアルーブルの日本円に対する外国為替レート
信託報酬 0.8925%以内
決算 年4回  2月、5月、8月、11月の各10日
分配金 (100口あたり)
2009年5月10日 1,544円
2009年2月10日 878円
2008年11月10日 322円

2009年5月期の分配金はなんと100口あたり1544円。1口あたり約15円。
この水準が継続したと仮定すると、分配金だけで1口年間60円もらえます。
(この分配金が継続する保証はありませんので、ご注意下さい)


個人的には、ロシアという国に、そこまでの魅力は感じません。

その理由は
①メドベージェフ大統領とプーチン首相による2重権力構造など、特有の政治リスク
②石油やガスに依存した経済構造(資源価格によって経済変動が大きくなる)
③過去の歴史を見ると、安心して長期投資できる対象とは確証が持てない
など。

新興国通貨ですので為替リスクは高いと思いますが、それを認識した上で投資する方であれば、高いリターンを得る可能性もあります。

(投資リスク)
・為替変動リスク
・カントリーリスク
・金利動向によっては分配金が減少するリスク
・流動性が低い
・売買高が伸びなければ、将来的に上場廃止になる可能性も残ります

1340 インド通貨ルピー連動型上場投信

ETFには通貨に連動した商品もあります。

インド通貨ルピーに投資できる商品は日本国内では少なく、貴重なETFです。

インドは人口の多さやIT産業などで世界から注目をされている国です。インドの潜在成長力をポートフォリオに取り込みたい方には、良い商品だと思います。

新興国通貨ですので、価格変動は激しい可能性があります。

インド通貨ルピー連動型上場投信

ベンチマーク指数 インドルピーの日本円に対する外国為替レート
信託報酬 0.8925%以内
決算 2、5、8、11月
分配金(100口あたり)
2009年5月10日 0円
2009年2月10日 67円
2008年11月10日 111円


09年5月期の分配金は0円でした。今後も低水準が続く可能性があります。
個人的には、インドルピーETFよりブラジルレアルETFの方が分配金が多く魅力を感じます。

(投資リスク)
・為替変動リスク
・カントリーリスク
・インドの政策金利次第では、分配金が低い状況が続く可能性があります
・売買高が少ないと、将来的には上場廃止リスクが残ります

1341 ブラジル通貨レアル連動型上場投信

ETFには株式・金・REITだけではなく、通貨に連動した商品もあります。

以下のブラジル通貨レアル連動型上場投信は、BRICsの一角であるブラジルの通貨に連動するETFです。ブラジルは資源国、農業国としても注目されている国であり、日本に比べ依然として高金利を続けている国です。

ブラジル通貨レアル連動型上場投信は分配金が多く、積み立てを検討したいETFです。

ブラジル通貨レアル連動型上場投信

ベンチマーク指数 ブラジルレアルの日本円に対する外国為替レート
信託報酬 0.8925%以内
分配金(10口あたり)
2009年5月10日 1,037円
2009年2月10日 913円
2008年11月10日 559円

決算 2月、5月、8月、11月

10口1000円前後の分配金が継続すると仮定すると、年間分配金4000円。
株価は10口で48000円(2009年5月現在)ですので、年間利回りは約8.3%となります。

この利回りはかなり魅力的な数字です。
個人的には、FXなどの為替取引は経験がありませんので、このETFについてもまだ検討中の段階です。利回りは魅力的ですが、どの程度リスクがあるのかと見極めていきたいと思います。

また通貨取引には、外貨預金・外貨MMF・FX・通貨ETFなど様々な種類がありますので、それぞれの投資スタイルに合わせて選ぶことが重要だと思います。

(リスク)
・当然為替変動リスクがあります
・ブラジルの金利次第では、今後分配金が低下する可能性があります
・流動性が低い
・売買高が少ないため、将来上場廃止になる可能性も残る

投資より大事なもの②

投資で年間10万円の利益が出ても、それによって
・株価が気になって、運転に集中できず交通事故に合う
・株価が気になって、仕事に身が入らずクビになる
・株価下落によるストレスから、家族とケンカをして、不仲になる
・デイトレードのやりすぎで、視力が極端に低下する

などが起こると、投資で得た利益の数十倍、数百倍もの損失を受けていると思います。

大事なことは、投資で利益を得ることではなく、自分自身が幸せだと思える時間・人生を送ることです。

投資・資産運用は幸せになるための手段であり、目的ではありません。
投資は重要なことですが、それ以上に重要なもの(家族・友人・健康・仕事)は沢山あると思います。

そのことを理解して投資に取り組むと、多少の市場環境の変化(株価暴落・暴騰)などが起きても、ある程度冷静に対応できると思います。

(株価変動に対する自分自身の心構えが、長期投資をする上で最も重要なことだと思います。)


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投資より大事なもの

当たり前の話ですが、投資より家族・友人・健康などの方がずっと人生の中では重要です。

例えば、
・自分の子供を1億円で買いたいという人が現れた場合、売るでしょうか?
・自分の目(視力)を1億円で買いたいという人が表れた場合、売るでしょうか?

私はいずれも売りません。ほとんどの方がそうだと思います。

つまり私たちは、現時点でも、1億円をもらっても売りたくないと思う資産(家族・友人・健康)に囲まれて生活をしていると思います。

それだけでも十分幸せなことです。

毎日の株価の変動など、人生全体の中で考えると小さな事柄であり、それほど重要ではありません。

そのことを理解していると、株価が下がってはイライラしてストレスを溜めたりせずに済むと思います。


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1312 ラッセル野村小型コア・インデックス連動型上場投資信託

日本株に投資するETFにはTOPIXや日経平均のほかにも、以下のような小型株に特化したETFもあります。

時価総額の小さい企業に特化したETFですので、TOPIXより値動きが激しくなる可能性があります。

ラッセル野村小型コア・インデックス連動型上場投資信託
日本の全上場銘柄のうち、時価総額の少ない(下位約5〜15%)銘柄で構成された指数です。

ベンチマーク指数 Russell/Nomura Small Cap Core インデックス
信託報酬 0.525%以内
分配金 2008年7月15日 819円(10口あたり)
決算 年1回 7月

(組入銘柄トップ10社・4月30日)
ジーエス・ユアサ コーポレーション
日清紡ホールディングス
太平洋セメント
ミネベア
コスモ石油
リンナイ
日新製鋼
日産化学工業
マブチモーター
ワコールホールディングス

09年4月段階では、349銘柄に分散投資をしています。

(組入銘柄・業種分類)
銀行業10.0%
化学9.6%
電気機器9.1%
小売業6.6%
機械5.5%
その他業種54.3%
その他4.9%

個人的には、この商品にはあまり魅力を感じません。
それは、
①信託報酬が0.5%程度であり、TOPIX連動型ETFの5倍もある
②野村證券の恣意的な判断で構成銘柄を変更する可能性がある
③小型株ETFは純資産残高が増えない(投資する人が増えない)可能性もあり、将来的には上場廃止の恐れもある
など。

日本株への投資は1306・TOPIX連動型上場投資信託で十分ではないかと思います。

1311 TOPIX Core 30連動型上場投資信託

日本株に投資するETFにはTOPIXや日経平均のほかにも、TOPIX Core 30に投資する商品もあります。

TOPIX Core 30とは、日本を代表する30社の株価に連動するように設計された株価指数です。東証一部上場企業約1700社中のトップ30社ですので、いずれも各業界のリーディングカンパニーばかりです。時価総額や流動性を検討して、毎年銘柄の入れ替えが行われています。

「日本株に分散投資したい」という考えであれば通常のTOPIXで十分ですが、「優良企業に限定して投資したい」との考えの方にはTOPIX Core 30の方が向いているかもしれません。

TOPIX Core 30連動型上場投資信託

信託報酬 0.231%
決算 7月15日
分配金
2008年7月15日 1,151円
2007年7月15日 901円
2006年7月15日 907円
2005年7月15日 741円
2004年7月15日 606円
2003年7月15日 420円

信託報酬は、TOPIX連動型上場投資信託が約0.1%に対し、TOPIX Core 30連動型上場投資信託 は0.23%となっており、通常のTOPIXより高めに設定してあります。

個人的には、日本株は通常のTOPIX連動型上場投資信託で十分と考えているため、TOPIX Core 30連動型上場投資信託は利用していません。


(TOPIX CORE30組入銘柄)
日本たばこ産業
セブン&アイ・ホールディングス
信越化学工業
武田薬品工業
アステラス製薬
第一三共
新日本製鐵
JFEホールディングス
小松製作所
日立製作所
パナソニック
ソニー
日産自動車
トヨタ自動車
本田技研工業
キヤノン
任天堂
三井物産
三菱商事
三菱UFJフィナンシャル・グループ
三井住友フィナンシャルグループ
みずほフィナンシャルグループ
野村ホールディングス
東京海上ホールディングス
三菱地所
東日本旅客鉄道
日本電信電話
KDDI
NTTドコモ
東京電力

STAM 新興国株式インデックス・オープン

ETFにはブラジル株、ロシア株、中国(上海)株など新興国株価指数に連動した商品はあります。しかし、新興国全体に分散投資する商品はまだ上場されていません。

「新興国の成長力はポートフォリオ取り込みたいが、個別国に投資するのはリスクが高いので避けたい」という方におススメなのが、「STAM 新興国株式インデックス・オープン 」です。

STAM 新興国株式インデックス・オープン

ベンチマーク指数 MSCI エマージング・マーケット・インデックス(円換算ベース)
購入手数料 証券会社により異なる(ノーロードの場合が多い)
信託報酬 0.8715%
決算 5月、11月 (初決算は09年11月)

中国・韓国・台湾・インド・マレーシア・タイ・ブラジル・メキシコ・南アフリカ・ロシアなど、新興国各国の株式市場に分散投資します。個別国の企業に投資するより、リスクは低減し利回りは安定します。

投資国 アジア8ヵ国、欧州・中東・アフリカ9ヵ国、中南米6ヵ国の合計23ヵ国

国・地域別投資割合

中国 18.4%
韓国 12%
台湾 11.4%
インド 6.5%
マレーシア 3.3%
ブラジル 14.9%
メキシコ 4.5%
南アフリカ 8.2%
ロシア 5.7%
イスラエル 3.9% など

日本・アメリカ・ヨーロッパなどの先進国は、人口の増加率低下に伴い、経済成長力の低下も予想されています。新興国は人口の急激な増加に伴い、高い経済成長力が見込まれています。30年~50年の長期的視点で見ると、先進国のみではなく新興国のに投資し、その成長力を取り込むことは重要なことです。

STAM 新興国株式インデックス・オープンは、信託報酬が1%未満で、この分野では最も安いと思います。長期投資であるほど、信託報酬(保有コスト)の大小が、投資成果に影響するため、信託報酬が低いインデックスファンドをおススメしたいと思います。

長期投資と分散投資

資産運用の鉄則として「長期投資」と「分散投資」が重要だと言われています。そして最も重要なことは、長期投資と分散投資を別々に考えるのではなく、「長期投資かつ分散投資」することだと思います。

例えば日本株式は、バブル期の日経平均約4万円から09年5月現在約9千円と、約20年をかけて約75%下落しています。つまり、いくら20年間の長期投資をしても、資産額が75%も下落することが現実にはあるのです。

また、08年後半からの世界金融危機では、日本株式・海外株式ともに数ヶ月で半値近くに暴落しました。原油価格も1バレル140ドルから50ドルに暴落しました。先進国国債の価格は、世界各国の金利低下もあり上昇しましたが、急激な円高で円ベールでは下落しました。日本や世界のREIT市場も、株式相場と共に半値以上暴落しました。つまり、いくら日本内外の株式・債券・不動産に分散投資をしても、08年後半からの金融危機場面では、資産が大幅に減少したことになります。

つまり、長期投資と分散投資に徹しても、どちらかだけでは効果を発揮しない時期があります。

しかし、長期投資と分散投資を合わせて活用する場合、利回りはより安定します。例えば、日本株式・海外株式・日本国債・先進国国債に分散投資する場合、20年以上の単位で見るとほとんどの場合、元本割れをせず収益を上げています。

株式・債券・不動産・商品など、値動きが異なる分野に十分分散投資した上で、10年以上の長期投資に徹することが重要なことだと思います。

また、ETFやインデックスファンドをうまく活用すると、個人投資家にもそのような合理的な投資が十分可能だと思います。


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ETFの分配金希薄化について

JーETFの分配金②のページで解説したように、ETFの口数が増加するにしたがって、分配金は希薄化するようです。

1343 NEXT FUNDS 東証REIT指数連動型上場投信では、J-REIT指数構成銘柄の平均利回りは7%にも関わらず、09年2月期の利回りは年率2%強(分配金540円)、09年5月期の利回りは年率約5%(分配金1160円)と、東証REIT指数平均利回りに及びませんでした。

その理由については、口数の増加による一口あたりの分配金の希薄化が原因だと予想していました。

そのような分配金の希薄化について、野村アセットマネジメントHPに詳細な解説が掲載されましたので、一部抜粋して掲載します。

以下、野村アセットマネジメントHPより抜粋・・・・・・・・・・

・ETFの分配金の原資となる収益は、ETFが保有している株式などの有価証券からの配当や受取利息が主なものとなります。また、ETFのファンド内では信託報酬などの費用も発生しています。ETFの収益の分配については、決算期間中に発生した配当や受取利息などの収益から信託報酬などの費用を控除した全額を分配するものと法令等で定められています。

・ETFの取引には、取引所での売買の他に機関投資家等による追加設定・交換があります。追加設定は機関投資家等が現物株式等を拠出して受益権を取得することで、追加設定によりETFの口数は増加します。一方、交換は追加設定とは逆に、機関投資家等が受益権と引き換えに現物株式等を引出すことで、交換が行われると口数は減少します。取引所での売買の場合は口数は変化しませんが、追加設定・交換の場合は口数が変化しますので、追加設定・交換が行われると1口当たりの分配金は増減することがあります。

・追加設定・交換により1口当たりの分配金(原資)は増減することはありますが、増減しても、株式の価格変動等を考慮しない場合、投資家のみなさまが保有しているETFの1口当たりの価値に変化はありません。

・・・・・・引用ここまで・・・・・・・・・・

つまり、一口あたりの分配金が減額・希薄化しても、分配金の支払いの時期を通して株式の価値は増減せず、ETF一口あたりの価値に変わりはないとのことです。

J-REIT指数の分配金利回り低下のように、今後初決算を迎える他のETFでも同様のことが予想されます。その点を注意された上で、ETFへの投資を検討された方がよいかと思います。

ETF・インデックスファンド活用のおすすめポートフォリオ

これまで紹介したETFやインデックスファンドを活用したポートフォリオ例を紹介します。

以下のポートフォリオで、株式・債券・REIT(不動産)の3資産への分散投資が完了しています。

また、3資産に分散投資する通常の投資信託に比べ、信託報酬(保有コスト)はかなり低く抑えられると思います。
(以下のポートフォリオの信託報酬は0.5%弱、通常のバランス型投資信託は2~3%)

長期的に投資を続ける場合には、保有コストを低く抑えることは非常に重要な要素です。証券会社から薦められた保有コストの高いバランス型投資信託を買うより、以下のように各資産別に自分でポートフォリオを組んだ方が、長期的な資産運用上絶対に有利だと思います。


以下、投資分野・資産内の割合・個別商品の順に並べています。

(バランス型)
日本株式   20% TOPIX・ETF
海外株式   20% iシェアーズMSCI KOKUSAI(コクサイ)・インデックス・ファンド
国内債権   20% 10年変動国債
海外債権   20% STAMグローバル債券インデックス・オープン
日本REIT 10% J-REIT・ETF
海外REIT 10% STAM グローバルREITインデックス・オープン

(積極型)
日本株式   30% TOPIX・ETF
海外株式   30% iシェアーズMSCI KOKUSAI(コクサイ)・インデックス・ファンド
国内債権   10% 10年変動国債
海外債権   10% STAMグローバル債券インデックス・オープン
日本REIT 10% J-REIT・ETF
海外REIT 10% STAM グローバルREITインデックス・オープン

(インカム・分配金重視型)
日本株式   15% TOPIX・ETF
海外株式   15% iシェアーズMSCI KOKUSAI(コクサイ)・インデックス・ファンド
国内債権   15% 10年変動国債
海外債権   15% STAMグローバル債券インデックス・オープン
日本REIT 20% J-REIT・ETF
海外REIT 20% STAM グローバルREITインデックス・オープン

ほかにも、個別企業(トヨタなどの国際優良企業)や金ETF・中国株ETFなどを組み入れてもよいかと思います。

数十銘柄など色々な商品の組み合わせを過度にしすぎると、自分自身の頭も混乱しポートフォリオの管理がやりにくくなります。

過度にポートフォリオを複雑化させず、自分が管理しやすいようなシンプルなポートフォリオを構築する方が良いと思います。


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南アフリカ株ETF

南アフリカ株式指数・FTSE/JSE Africa Top40連動型上場投信

ETFには南アフリカの株式指数に連動した商品もあります。ETFでは分散投資効果が高いため、「南アフリカへの投資には興味があるけど、個別企業分析まではできない」という個人投資家には、よい金融商品だと思います。

新興国は株価変動や為替変動が激しい傾向がありますので、国内株に比べるとリスクは高いと思います。

<南アフリカ株式指数・FTSE/JSE Africa Top40連動型上場投信>
ベンチマーク指数 FTSE/JSE Africa Top40指数
   (南アフリカを代表する40社から構成される株価指数)
信託報酬 0.9975%
分配金 未定
決算 毎年7月8日(09年7月が初決算)

(投資リスク)
・カントリーリスク
・株価変動リスク
・為替変動リスク
※新興国は、株式・為替変動が大きいため、注意が必要です

基準価格(取引所価格)は08年7月の上場直後に付けた400前後をピークに、08年末には180前後まで暴落しました。(世界金融危機や円高の影響で、約半年で5割強の下落)。その後、世界景気回復期待から若干持ち直し、09年5月には約240まで回復しました。

個人的には、
・南アフリカについて、よく知らない
・2010年ワールドカップ開催後の経済環境が見えない
などの理由から、南アフリカ株へは投資をしていません。

南アフリカへの投資を検討されている方には、
・高い分散投資効果
・安い信託報酬
などの理由から、上記のETFがおススメです。

ロシア株ETF

ロシア株式指数・RTS連動型上場投信

ETFにはロシア株式市場に連動したものもあります。ロシア株式市場の主な構成銘柄に分散投資しているため、個別企業の破綻リスクは低く抑えられています。

日本にいると、ロシアの個別企業の情報は仕入れにくいため、ロシア株への投資をお考えの個人投資家には、以下のETFが取り組みやすいと思います。


<ロシア株式指数・RTS連動型上場投信>
ベンチマーク指数 RTS指数(ロシアを代表する株価指数)
信託報酬 0.9975%
決算期 毎年7月(09年7月が初決算)
分配金 未定


(投資リスク)
・カントリーリスク
・株価変動リスク
・為替変動リスク

基準価格(取引所価格)は08年夏の上場直後の約250をピークに、09年1月には60近くまで暴落しています。
(約半年で7割近くの暴落)。その後、世界の景気回復期待から、09年5月には約100まで持ち直しています。


個人的には
・石油などの資源への経済依存度が高い
・政治的に不安定(メドベージェフ大統領とプーチン首相による2頭体制)
などの理由から、ロシア株には投資をしていません。

ロシア株投資を検討中の方には、
・ETFで分散投資することで、個別企業破綻リスクを押さえる
・信託報酬が安い
などの理由から、上記のETFがおススメです。

iシェアーズMSCI KOKUSAI(コクサイ)・インデックス・ファンド

iシェアーズ® MSCI KOKUSAI(コクサイ)・インデックス・ファンド

ETFの海外株部門には、中国株・ロシア株・ブラジル株の指数に連動したものはありますが、全世界の株式市場に連動したものはありません。
海外株を中心とした投資信託は様々な商品がありますが、信託報酬の安さから「iシェアーズ® MSCI KOKUSAI(コクサイ)・インデックス・ファンド」がおすすめです。日本以外の国の株式市場に分散投資する商品です。この銘柄だけで、世界分散投資が図れます。

<iシェアーズ® MSCI KOKUSAI(コクサイ)・インデックス・ファンド>
ベンチマーク指数 MSCI KOKUSAI(コクサイ)・インデックス
  ※日本を除く、世界各国の株式市場に連動した指数
信託報酬 年間0.25%

国別内訳 アメリカ 50%強
     イギリス 約10%
     フランス 約5%
     カナダ  5%弱
     ドイツ  5%弱
     スイス  約4%
     オーストラリア 約3% など。

この商品の最大の特徴が、この1銘柄だけで世界各国の株式への分散投資ができ、かつ信託報酬(保有コスト)が圧倒的に安いことです。

(投資リスク)
株式市場変動によるリスクや為替変動リスクは当然あります。
08年後半からの世界同時不況が長期化すれば、しばらくは株価低迷期が続く可能性があります。

(投資方針)
現在09年前半は、世界同時不況に突入し、各国の株価は低迷が続いています。バリュー投資・長期投資の観点から見ると、株価低迷期こそ投資のチャンスと考えられます。

株価が安い今のような時期に、毎月○万円づつなど定期積み立てを始め、10年以上の長期的期間積み立てを続けると、数十年後にはかなりの資産を築く可能性が高いと思います。

ただし、しばらくは株価低迷が続く可能性がありますので、すぐ使う目的の無い余裕資金で積み立てを続けることが重要です。


(MSCI KOKUSAI活用のポートフォリオ)
TOPIX・ETFとMSCI KOKUSAIインデックスファンドの2銘柄を活用すると、シンプルかつ分散投資効果の高い株式投資ができます。

例えば、資産ポートフォリオの4割を株式への投資と仮定します。
また、株式の半分は日本株、半分は海外株とします。

日本株部分(全資産の2割)は TOPIX・ETF
海外株部分(全資産の2割)は MSCI KOKUSAIインデックスファンド
 を保有します。

この2枚柄だけで、日本の国内企業と世界各国への株式分散投資が完了します。

信託報酬は、TOPIX・ETFが約0.11%、MSCI KOKUSAIインデックスファンドが約0.25%となっており、その他のアクティブファンドを利用して投資した場合に比べて、保有コストはかなり低く抑えられます。
(アクティブファンド(指数以上の成果を目標とする投資信託)の信託報酬は2~3%程度が多い)

ETF信託報酬一覧

ETFの信託報酬一覧です。以下は、野村アセットマネジメントのNEXT FUNDS商品。

(日本株)
TOPIX連動型上場投資信託    約0.12%
日経225連動型上場投資信託       約0.23%
TOPIX Core 30連動型上場投資信託    約0.231%
電機・精密(TOPIX-17)上場投信     約0.336%

(海外株)
上海株式指数・上証50連動型上場投資信託 約0.9975%
南アフリカ株式指数連動型上場投信    約0.9975%
ロシア株式指数・RTS連動型上場投信    約0.9975%
ブラジル株式指数・ボベスパ連動型上場投信 約0.9975%

(通貨)
インド通貨ルピー連動型上場投信     約0.8925%
ブラジル通貨レアル連動型上場投信    約0.8925%
ロシア通貨ルーブル連動型上場投信    約0.8925%

(商品)
金価格連動型上場投資信託        約0.525%

(REIT)
東証REIT指数連動型上場投信     約0.336%

STAM グローバル債券インデックス・オープン

ETFには、世界国債に連動した商品はありません。世界(先進国)債権分野では、以下のインデックスファンドが信託報酬が低くおススメです。

<STAM グローバル債券インデックス・オープン>
ベンチマーク指数 シティグループ世界国債インデックス
信託報酬 0.672%
購入手数料 証券会社によって異なりますが、無料(ノーロード)の会社が多い
分配金 08年5月  0円
    08年11月 0円
(毎年5月・11月)

投資先 ユーロ圏約 約50% 
    アメリカ  約30%
    英国    約8%
    カナダ   約2% 
    その他        (合計22ヵ国)

債権指数は株式指数に比べて安定した推移を見せています。同基準価格は08年7月前後に1万円強を付けた後、世界金融危機と円高により09年1月には8000円を割り込みました。その後、景気回復期待や若干の円安(1ドル90円→98円)により9000円台にまで回復しています。


今後の分配金は未定です。0円が今後も続く可能性があります。
分配金が無い方が課税繰り延べによる複利効果が高くなります。そのため、分配金は0円の方が長期投資には有利に働きます。

個人的にはまだこの投信は購入していません。ただ、先進国債権分野の投資信託の中では、信託報酬(保有コスト)が最も安いため、今後も注目していきたいと思います。

(投資リスク)
為替変動(円高)による基準価格下落のリスクがあります。
景気後退長期化によって各国の低金利化に拍車がかかり、分配金が減少する可能性もあります。

STAM グローバルREITインデックス・オープン

ETFにはTOPIX・日経平均や中国株・REIT・通貨・金など様々な銘柄があります。しかし、現在上場されている数は60強しかなく、グローバルREIT・世界債権・世界株式などの各指数に連動したものはありません。

 ETFにはない指数に連動した商品を購入する場合、信託報酬(保有コスト)の安さを考えると、目的の指数に連動したインデックスファンドを選択することが賢明だと思います。次に紹介するグローバルREITのインデックスファンドは、この分野では最も信託報酬が低いため、おススメの商品です。


<STAM グローバルREITインデックス・オープン>
グローバルREITの代表的な指数であるS&P先進国REIT指数に連動した商品です。

信託報酬(保有コスト) 年間0.861%
購入手数料 無料(ノーロード)
分配金 08年5月  0円
    08年11月  0円
     (分配金は5月・11月の年2回)

 同銘柄の基準価格は、08年前半の1万円強から世界金融危機を経て、09年2月前後には3500程度まで下落しました。(下落幅は6割強)。それに伴い、年間利回りは十数%まで上昇をしています。
 世界金融危機の長期化で、さらなる基準価格下落のリスクはありますが、ここまで利回りが高くなると十分投資を検討するに値する銘柄だと思います。


個人的には、ポートフォリオのグローバルREIT分野はこのインデックスファンドで保有しています(この分野の投信の中では、信託報酬が最も安かったため)。
 基準価格が4000円を下回った段階で購入しました。長期的視点でみると、景気回復によるREIT市場の上昇と分配金によるインカムゲインの両方を享受できる投資だと思います。できれば、定期的に積み立てていきたい銘柄です。

 今後の分配金の支払いは未定です。今後も0円が続く可能性もあります。
 分配金は0円の方が税金の繰り延べができ、複利効果が高くなります。(分配金が支払われると、その都度課税されるため)。長期投資を考えている人にとっては、分配金は無い方が投資上有利になります。

(投資リスク)
日本のリートに比べ、レバレッジが高く(負債比率が高く)、値動きが激しい傾向があります。
また、為替ヘッジがないため、円高になると基準価格にマイナスに働きます。
同指数の構成銘柄の半数以上はアメリカのリートのため、アメリカの影響を強く受けます。特にアメリカの金融機関の破綻リスクなどには十分注意が必要です。

インデックスファンドとETFの違い

両者ともベンチマークする指数に連動した成果を目指します。どちらも同じ指数に連動するため、似ていますが、若干の違いがあります。

(違い・信託報酬)
一般的にはETFの方が安いです。
TOPIX・ETFは0.1%程度で、TOPIX連動のインデックスファンドは0.4~0.6%前後(商品によりけり)。

(違い・取引手数料)
ETFは通常の個別銘柄のように、取引手数料を払い購入する。(手数料は証券会社によって違います)
インデックスファンドは証券会社と商品名によってけっこう違います。ノーロードの物も多いです。

(違い・値付け)
ETFは個別株のようにリアルタイムで株価が変動する
インデックスファンドは一日に一回、基準価格が変動する(売買のタイミングは1日1回程度)

(違い・最低金額)
ETFは商品によっては、最低単位が数万円以上の物があります
インデックスファンドは一万円から買い付けできるものが多いです


(トータルで見ると)
ETFの方が信託報酬(保有コスト)が安く、長期運用では有利。
インデックスファンドは1万円から買い付けができ、毎月の積み立て購入には利用しやすい

私は、ETFとインデックスファンドの両方がある指数の場合は、コストを重視してETFを購入しています。ただ、ETFがない指数も多いため、その場合にはインデックスファンドを利用してます。
(例)
TOPIXはETF。J-REITもETF。グローバルREITや世界債権はインデックスファンドなど。

ブラジル株ETF

1325 NEXT FUNDS ブラジル株式指数・ボベスパ連動型上場投信

ブラジルのサンパウロ証券取引所に上場する企業からなるボベスパ指数に連動するETFです。

信託報酬 0.9975%
分配金 09年7月が最初の決算期のため未定

ブラジルはBRICsの一つであり、今後も高い成長が期待される国です。2050年には世界トップクラスのGDPを持つと期待されています。また、鉱物資源や農畜産物など様々な資源を持つ国家とも言われています。

10年~30年の長期投資では、成長力の高い国に投資することが重要な要素をしめます。そのため、ポートフォリオの一部にこのETFなどを組み込んでおくことは、長い目でみると非常に資産を増やす効果がある方法かもしれません。

また、ブラジルの個別企業の情報は日本にいると入りにく、最悪の場合破綻するリスクもあります。(その国が成長してもその企業がそれに合わせて成長するかは別の問題です)
ETFには高い分散投資効果があるため、個別企業の分析は難しい個人投資家にとっては良い商品だと思います。

(投資リスク)
・為替リスクがあり、円高になると損失を出す可能性があります。逆に円安はプラスの効果を持ちます。
・カントリーリスクや指数発行体の破綻リスクなどがあります。
TOPIXなどの国内株ETFより、リスクは高い商品だと思います。

ブラジル株価は、08年後半の世界金融危機で暴落しています。09年に入ると、景気底入れ期待から、回復傾向にあるようです。成長力の高い国の株を安い価格で買うことは、長期投資ではかなり有利に働きます。世界不況が長期化し、再度暴落という場面が訪れれば、絶好の買い時かもしれません。

 

1秒で読む会社四季報の読み方②

四季報活用の個別企業の分析法のその②です。

私が利益剰余金の次に重視している指標は「売上高営業利益率」です。

営業利益とは、その会社の本業での利益率を表すものです。

利益には、他にも「経常利益」や「純利益」などがありますが、投資関係の損益や特別損益など、本業以外の要素も入ってきます。それらの利益には、赤字に転落しそうなときに、含み益を持つ土地を売って利益を出すことや、利益が大きすぎる時に含み損のある株を売って損を出すことなどができるため、経営者の判断によって恣意的に左右することができます。

営業利益はそのような利益操作がしにくく、その会社の本業の利益率(もうけをどの程度だすことができる事業か)を判断しやすいと思います。

個人的には売上高利益率が7%以上を過去数年続けている企業には魅力を感じます。つまり、継続して利益を上げ続ける総合力(業界の参入障壁や企業のコアコンピタンスなど)がその企業にはある可能性があると判断できます。

実際の投資判断では、景気敏感株かディフェンシブ株かなど、様々な要素を考慮して営業利益率を見る必要があります。
(例)鉄鋼・自動車・精密機器など景気に敏感な企業で、過去数年営業利益率が10%を越えているからといって、営業利益は景気後退期にどのていど確保できるか不透明な場合など。

会社四季報をパラパラめくって、売上高営業利益率を見ていくと、有名企業以外にも本当の実力がある企業(継続して高い利益を上げる可能性が高い会社)がみつかるかもしれません。


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1秒で読む会社四季報の読み方①

バリュー(割安株)投資法につづいて、私が行っている四季報活用の個別企業の分析法を解説します。

 特に難しいことではありません。ただ、会社四季報の財務欄の株主資本比率、資本金と利益剰余金をパラパラ見るだけです。

 なぜ資本金と利益剰余金に注目するかというと、利益剰余金にはその企業が設立以来利益としてあげた額の一部(内部留保額)が示されているからです。
 つまり、その企業の総合力(業界の参入障壁やその企業のコアコンピタンスなど)によって、どれだけこれまで利益を挙げてきたがが分かり、今後継続して利益を確保し続けてくれるのかのおおよその傾向が分かります。

(例)
・資本金の10倍もの利益剰余金がある会社。これまで十分利益をあげてきており、今後もその可能性が高い。
・資本金は大きいが、利益剰余金が少ないもしくはマイナスの会社。トータルすると利益を全く(ほとんど)上げておらず、今後も利益を確保できない可能性が高い。

・「何十年もかけて積み上げた多額の利益剰余金(内部留保)があるのに、ここ2~3年は市場環境によって赤字を出し株価が安い」企業は、株価が企業価値に対して割安になっている可能性があり、投資する価値があるかも。
・「何十年かけて積み上げた利益剰余金(内部留保)はほとんどないのに、ここ2~3年は調子が良く利益が高く、株価も高い」会社は株価が企業価値に対して割高になっている可能性があり、投資するには要注意。
 などの見方で個別企業の判断をしています。

※以上は会社四季報を企業判断をする上での、最初の段階の判断です。実際に投資をするうえでは、過去数年の損益計算書と貸借対照表を詳しく見て、じっくり判断をする必要があります。


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グレアム流・バリュー(割安株)投資法

ETF投資に専念する方には、個別企業研究は必要ないかと思いますが、ここでは、「賢明なる投資家」ベンジャミン・グレアム流の企業価値判定・バリュー(割安株)投資法を解説します。

割安というのは、本来の企業価値に対して、現在の株価(時価総額)の方が安い状態のことをいいます。

つまり、自分が判断した企業価値と市場が判断した企業価値(時価総額)を比べ、自分が判断した価値より時価総額が低い株(企業)に投資することです

分かりやすく言うと、「一万円の入っている財布(企業)を5千円で買う」ことです。

<企業価値判定法>

グレアム流の企業価値とは、今企業が持っている現金・債権などの流動資産(主に現金化しやすい資産)などから負債(借金)を差し引いた残りの額をいいます。つまり、今会社が解散したと仮定して、会社の資産から借金を差し引いて実際に株主に返還される価値総額のことです。

(例)A企業
現金1億円、売掛債権1億円、借金1億円の会社のグレアム流価値

価値=現金1億円+売掛債権1億円×0.7-1億=7千万円
※売掛債権は掛け率0.7倍で計算してます。(3割は回収できないと仮定して)

以上がグレアム流企業価値分析です。ただ、実際には流動資産から負債を差し引いた額より時価総額が低くなることはめったにないため、以上の原則では投資先企業を見つけることは難しいと思います。

そのため、流動資産に一定の固定資産を加えた額から負債を差し引いた方が実態に即していると思います。

(例)
流動資産1億円、固定資産1億円、負債(借金)1億円の会社の企業価値

(1億円×0.7)+(1億円×0・3)-1億円=0円
※流動資産の掛率は0.7、固定資産の掛率は0.3で計算しています。固定資産の方が現金化しにくいため、掛率を低く設定します。

以上が企業価値判定法をできるだけ単純化したものです。ただ、実際に企業価値を詳細に分析するには、貸借対照表から個別資産ごとの掛率を細かく設定し、より詳しく価値判定をする必要があります。


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国内株式・業界別ETF

ETFには、国内株の各業界の企業に分散投資する銘柄があります。

NEXT FUNDS 電機・精密(TOPIX-17)上場投信
ダイワ上場投信・TOPIX-17 電機・精密

(信託報酬 0.3%程度)

など。

08年後半の金融危機以降、電機・精密・機械・不動産・化学などの業界では株価が著しく下落しました。

例えば電機会社などは、日本を代表する企業が数多くありますが、海外の需要減による輸出激減や円高などにより徹底的に売り込まれてきました。

しかし冷静に考えると、国内の人口は減少することが確実なため、内需企業の収益頭打ちは目に見えています。また、人口減少による国力低下を考えると円高傾向がいつまで続くかは分かりません。そして、製造業(電機・機械)などは世界トップクラスの技術を持ち、世界的不況を乗り越え、今後も収益拡大する可能性の高い企業も数多くあります。

そのような現状のなかでは、電機業界の各企業に分散投資できる上記のETFなどは非常に魅力があると思います。業界にまるまる投資できるため、個別銘柄の研究が難しい個人投資家にも向いていると思います。

TOPIXなどで東証一部全企業に分散投資することも分かりやすい投資方法ですが、このように業界別ETFに投資することも十分検討に値すると思います。

投資哲学

投資哲学の重要性は色々な本に書いてあると思います。

私の投資哲学は
・バリュー(割安株)投資
   (日本株は東証一部上場企業もしくはETF。中小・小型株は買わない)
   (PBR1倍以上では買わない)
・買ったら10年は売らない(できるだけ)
・各資産に十分分散投資する

などです。ただ、実際には買って半年で売ることも多いのが実情です。(企業研究が甘いため)

個人投資家が投資をする上では、投資哲学(投資する中で、自分自身との約束事)を決めておくとよいと思います。

それによって、株式市場の過剰な変動から自分自身の精神状態を守ることができると思います。決め事を作っておかないと、株式市場の状況によってその場しのぎの投資行動に終始する可能性があります。

また、投資哲学を頭の中にしまっておくのではなく、ノートなどに書き留めておくことも重要なことだと思います。株価暴落時などに読み直すことで、精神的な平静を保つのに役立つと思います。


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買いたい欲求・売りたい欲求

ETFのメリットは1銘柄で十分分散投資ができることです。(それ以外の銘柄を買う必要がないこと)


そのメリットを私が実感したのは08年後半からの金融危機と株価暴落を通してです。

日経平均株価が1万8千円から8千円まで下落する過程で、一日で日経平均が千円近く暴落することがたびたびありました。

そして、トヨタ自動車が2700円、パナソニックが1000円強、ソニーが約1600円、シャープが650円まで下落していました。

私は、日本株の割合は投資資金の3割程度と決めていたのですが、日本を代表する企業のPBR(株価純資産倍率)が0.5倍や0.7倍などの数字を見ると、安くなった株を買いたい欲求が沸いてきました。

そしてついつい、トヨタやパナソニックなどに追加投資をしてしまい、ポートフォリオの中の株式の割合が45%まで上昇していました。

また、09年初頭のオバマ大統領就任と各国の景気対策の発表で日経平均が7000円から9000円に回復すると、過剰に投資していた株式を売りたい欲求が沸いてきました。

そして、買値より高くなった株や損が縮小した株をいくつか売ってしまいました。


つまり、本当はバリュー投資かつバイアンドホールドを目標にしていたにも関わらず、株価の変動によって右往左往する投資哲学のない投資家と同じ行動をしていました。

<ETFのメリット>
TOPIXや日経平均のETFを日本株の代表として買い付ける場合、ETF1銘柄で分散投資が完了しているため、トヨタやソニーなどその他の企業の株価をよそ見する必要がありません。

単純にETFをポートフォリオの数割まで買い付けるだけでよいのです。

つまり、安値での買いたい欲求(色々な企業に目移りする状態)や高値での売りたい欲求(少し回復したタイミングで、利益確定や損失を確定したい状態)から自分自身を遠ざけることができます。ポートフォリオの決めた割合から、過剰投資することや過小投資することを避けることができやすいと思います。

実際に、毎月○万円づつETFを買い増していくという、シンプルな投資行動の方がうまくいくケースが多いと思います。


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1309 中国株(上海株)ETF

<1309 上海株式指数・上証50連動型上場投資信託

上海証券取引所に上場している中国の代表的企業50社に分散投資するETFです。


分配金 08年7月 0円

手数料(信託報酬) 年間 0.9975%

魅力は手数料(信託報酬)約1%で中国株に分散投資できることです。中国企業は情報開示(IR)の面で日本国内企業に比べ情報量が少なく、個別企業に投資する場合の情報収集の面で難しいことがあります。
分散効果が高いETFでは、個別企業の倒産リスクが抑えられていますので、企業選択が難しい初心者でも投資しやすい商品です。

10年~20年の長期的視点で見た場合、成長力が高い国に投資をしておくことは非常に重要なことです。そのための、第一歩としてはいい商品だと思います。

また、金融危機以降日米の株価が暴落しているのに対し、中国政府による景気対策への期待感から上海株価は比較的安定しています。

(リスク)
中国にはカントリーリスクが多数ありますので、その点を理解した上で投資することが重要です。
・共産党の一党独裁による政治的リスク
・円高による為替リスク など

1306 TOPIX・ETF

<1306 TOPIX連動型上場投資信託>

TOPIX(東証株価指数)連動型のETF。
東証一部上場企業の時価総額を加重平均した指数です。


分配金 08年7月 1944円 (100口あたり)
(決算は年1回)

5月1日のTOPIX終値871円で割ると、年率約2.2%の分配金となります。

信託報酬 年間0.252%以内

魅力は信託報酬の低さ。
東証一部上場企業の全てに投資されるため分散投資効果は高く、個別企業の影響は少なくなります。

資産運用(ポートフォリオ)のコア部分となりえるETFです。特に、株式投資には興味があるが、どの企業に投資すればいいか分からないという初心者の方にはおススメのETFです。

(投資リスク)
通常の株式投資と同様に、価格変動のリスクがあります。また、08年後半の金融危機以降企業の業績が悪化しており、株式配当金も減少傾向が続くと思われます。TOPIX・ETFも09年以降の分配金は減額する可能性が高いと思います。

おすすめの投資本(バリュー投資法を中心に)

投資をする上で参考になる書籍を紹介します。


<「賢明なる投資家」ベンジャミン・グレアム著>
(要約)
・投資とは、適切な証券分析に基づき、適切なリターンを上げること       
・投資家と投機家の相違は、株式市場の変動にどのような態度で臨むか
・投機家の関心事は株価の変動を予測し利益を得ること
          ⇔投資家の関心事は適切な証券を適切な価格で取得し保有すること
・株式市場はミスターマーケット(躁うつ病患者)
          =ある時、常軌を逸した価格(高値・安値)で株式の取引を行う


バリュー(割安株)投資を解説した、古典的名著。この本は、投資を続ける中で数十回読んだ本。特に第8章の株式市場の変動については、投資をするなかで重要な知識になる。金融危機や世界不況など、変動が激しい時期だからこそ、自分の投資法(バリュー投資)の原点を忘れないため、今でもときどき読んでいます。





<「バフェット投資の王道」ロバート・P・マイルズ著>
(要約)
・投資する企業を徹底的に調べて、自分自身で企業価値を判断する
・判断した企業価値より、低い株価がついているときに投資する
・過度に分散投資をすると目が届きにくくなるため、優良企業に集中投資する

バフェット投資法についての解説本。特に、株式市場の変動に踊らされず、自ら企業価値を判断することの重要性を感じた。2000年以降のペトロチャイナ(中国の石油企業)への集中投資など、バフェット氏の投資方法には学ぶべき点が多いと思います。





<「金持ち父さん、貧乏父さん」ロバート・キヨサキ著>
(要約)
・普通に生活をしていると、収入が増えても支出が増える生活(ラットレース)から抜けられない
・支出を減らし、浮いたお金を投資に回すことが重要
・投資を続けると、投資した資産から配当や利子などが入り、収入(不労所得)となる

投資した資産からの収入(不労所得)の重要性を教えられた本。この本で薦められている不動産投資については、個人ではハードルが高いため、私は1343REIT・ETFを活用して運用しています。


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