毎月分配型の投資信託について

投資信託の分配金は、
・毎月決算型
・隔月(年6回)決算型
・年4回決算型
・年2回決算型
・年1回決算型
・分配金支払い予定なし

など、決算期が年何回あるかによって分配金支払い回数が異なります。

多くの個人投資家からは毎月分配型の人気が高いようです。

しかし、長期投資の視点で見ると、出来るだけ分配金が少ないほうが将来の投資成果は高くなります。

それは、分配金が支払われるたびに、税金が引かれるからです。

分配金が支払われず全額再投資される場合、税金を払う時期を先送りできます。その間は、利益が利益を生む複利効果が発生します。

この分配金再投資による複利効果があるため、できるだけ分配金は少ないほうが、投資成果が高くなります。

ただ、長期投資をする上では一定期間ごとに分配金がある方が、心理的な安心感につながり定期積み立てを続けやすいという効果もあります。

実際に投資する上では、
・当面使う必要のないお金に関しては、分配金は年1回(もしくは分配金なし)のものを利用し、
・「毎月のお小遣い」をもらえるような安心感を得たい方は毎月分配型の投資信託を利用する
のが良いかと思います。
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