三菱UFJ投信のインデックスファンドシリーズeMAXIS

三菱UFJ投信からインデックスファンドシリーズ「eMAXIS」(イーマクシス)が発売されました。

(信託報酬は以下の通りです)
国内株式 0.42%(税抜 0.4%)
国内債券 0.42%(税抜 0.4%)
国内リート 0.42%(税抜 0.4%
先進国株式 0.63%(税抜 0.6%)
先進国債券 0.63%(税抜 0.6%)
先進国リート 0.63%(税抜 0.6%)
新興国株式 0.63%(税抜 0.6%)

以前紹介したインデックスファンド「STAMシリーズ」とほぼ同じラインナップです。

アクティブファンドに比べて、いずれも信託報酬の低さが特徴的です。

ただ、個人的には
国内株式はTOPIX-ETF
国内債権は個人向け国債
国内リートはJ-REITのETF
先進国株式はMSCI-kokusai
先進国債権は世界債権ETF
を利用する方が、運用コストは安いので、eMAXISシリーズにはあまり魅力を感じません。

先進国リートと新興国株式分野は、利用価値があると思います。
新興国株式の海外ETF「MSCI-kokusaiエマージングマーケット」でも信託報酬が1%弱必要です。それに比べて、管理コストは遜色ありません。また、1万円から積み立てができる投信のメリットを考えると、「eMAXIS」(イーマクシス)の新興国株式は使い勝手があると思います。

お薦め投資本・金持ち父さん貧乏父さん

「金持ち父さん貧乏父さん」は給料以外の不労所得の重要性を教えてくれる本です。自分の欲望に従った消費をせずに、将来に向かって投資を行い、不労所得の最大化を図ることの重要性を説いています。その中からいくつかの言葉を紹介します。

署名 金持ち父さん貧乏父さん
著者 ロバート・キヨサキ、シャロン・レクター
訳  白根美保子

(内容)
・たいていの人はお金をたくさんもらっても、請求書の数が増えるだけだ

・みんな学校に行って、職業を見つけ、仕事を楽しんで、たくさんのお金を儲ける、そのことしか望まない。それで、ある日朝起きて気が付くんだ。お金にすごく困っているってね。それで、もう働くのをやめることができなくなる。お金を自分のために働かせるのではなく、お金のために働くことしか知らないとそういうことになるんだ。

・たいていの人には値段がある。それは人間だれしも恐怖と欲望という感情を持ち合わせているからだ。まず、お金を持たずにいることが怖いから必死で働く、そして給料を受け取ると欲張り心が頭をもたげ、もっとお金があればあれも買える、これも買えると考え始める。そのときに人生のパターンが決まる。

・(パターンは)朝起きて、仕事に行き、請求書を支払う、また朝起きて、仕事に行き、請求書を支払う・・この繰り返しだ。

・人は欲望のために働く。つまりお金で買えると思っている喜びを手に入れるために、お金をほしいと思うんだ。でも、お金がもたらしてくれる喜びはたいていあまり長続きしない。だから人はもっと楽しいことを、もっと快適な生活を、もっと安定した生活をしたいと思って、より多くのお金を必要とするようになる。だから働き続けるんだ。

・給料が必要だということをどれだけ早く忘れることができるか、それが、君たちが大きくなってからの人生がどれだけ楽になるかを決める鍵だ。

・人生で大事なのはどれだけお金を稼げるかではなく、どれだけのお金を持ち続けることができるかだ。

・資産は私のポケットにお金を入れてくれる。負債は私のポケットからお金を取っていく。

・金持ちになりたいなら、ただ「資産を買うこと」に生涯を捧げればいい。中流以下にとどまっていたい人は負債を買えばいい。資産と負債の違いを知らないこと、これが多くの人がお金に困っている最大の理由だ。

・自分たちの消費癖が収入を増やす必要性を生み出していることに彼らは気づいていない。それどころか、自分がすでに持っているお金をどのように使うか、その選択の仕方が問題で、お金に困っている原因はそこにあるということすら気づいていない。

・スーパーマーケットがバーゲンセールをすると消費者はどっと押し寄せ買い溜めをする。ところが、株式市場がバーゲンセールを始めると、たいていの場合それは大暴落だの反落だのと呼ばれて、消費者はそこから逃げ出す。スーパーマーケットが値上げをするとそっぽを向いてほかで買い物をする消費者が、株式市場が値上がりすると買いに走る。

・利益は買った時に生まれるのであって、売った時に生まれるのではない



いくつかの言葉を紹介しましたが、ポイントは「収入-支出=貯まるお金」であり、支出を少なくして余った分を投資に回そう、ということだと思います。

「資産は私のポケットにお金を入れてくれる。負債は私のポケットからお金を取っていく」の言葉の意味は重要だと思います。例えば、多くの人は資産を買ったつもりで住宅を買うが、住宅ローンという名でポケットからお金を取っていく以上、住宅は負債だと考えられます。

また、多くの人のお金の流れは「仕事から収入を得、生活費や住宅・車のローンなどで出て行く」パターンだが、お金持ちのお金の流れは「資産から配当・債券金利・家賃収入などの収入を得、また株・債券・不動産などの資産を買う」パターンになっているという指摘も重要だと思います。

この本を読むと、日々節約をして余ったお金で株・債券・不動産などの資産を買い、毎月の不労所得を最大化することの大事さを改めて感じます。


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お薦め投資本・バフェット投資の王道

世界的なバリュー投資家・ウォーレン・バフェット氏についての本は数多くありますが、ここではその一冊「バフェット投資の王道」からバフェット投資の一部を紹介します。
署名 バフェット投資の王道
著者 ロバート・P・マイルズ
訳  三原淳雄、小野一郎

(内容)
・リスクとは自分が何をやっているかを理解していないことに尽きる

・一生でせいぜい20回くらいの投資の判断をすればいい。取引することよりも、所有することを優先すべきである。

・私たちは思索することが不足している一方、金勘定をしすぎるきらいがある

・10年後にどうなっているか予想できない企業を、彼(バフェット)は評価しない

・10年間保有するつもりがないなら、10分間でも(その株を)持ってはならない

・理解できる製品・サービスを提供する企業に投資する

・投資先企業がどうやって利益を上げているか、小学生の子供でも理解できるように説明することができる企業に投資する
・群集と意見が同じかどうかは、あなたの判断が正しいかどうかとは無関係である。あなたの原則と調査・データ・将来の予想・そして理由付けが正しければ、あなたの判断は正しい



ウォーレン・バフェット氏から学ぶべきことは多いと思いますが、私が最も重要視している点は「投資している企業について知る」という点です。

実際に株取引をしていると、その企業についてじっくり考えることより、日々の値動きの方に注意が向いてしまいます。自分が自身を持って、「1株1000円の価値がある会社を500円で買った」と思えるのであれば、日々の相場変動は無視できる精神状態になります。

そのためにも、企業分析をしっかり行って自分自身十分理解・納得した上で投資を行うことが重要です。そうすれば、多少の損失など気にならなくなり、自身を持って長期投資できると思います。

企業分析の視点
・長期的比較優位性があるか
・新規参入の脅威
・代替商品の可能性
・売り手の競争力
・買い手の競争力
・財務は健全か など

バフェット氏の言うように、一度買ったら最低10年間保有すると覚悟を決めれば、かなり慎重に投資先企業を研究すると思います。

また、一生涯で投資判断は20回までと決められていれば、相当慎重に投資先を研究し、絶対に安いと思える時期まで待って投資をすると思います。

バフェット氏に関する本を読むと、自分がどれだけその企業を理解して投資を行っているかについて改めて考えさせられます。

(逆にETFなどのインデックス投資は、投資先判断を各指数に委ねているため、投資先企業についてあまり研究せずに投資ができます。インデックス投資はその点が一番の魅力です)


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バンガード・トータル・ワールド・ストックETF(VT)で全世界の株式市場に投資

数多くの海外ETFの中でも、指折りで使いやすいETFが「バンガード・トータル・ワールド・ストックETF」(VANGUARD TOTAL WORLD STOCK ETF)です。

全世界の投資可能な市場時価総額の約90%以上をカバーしているため、全世界の株式市場への分散投資がこれ一本でできます。

(バンガード・トータル・ワールド・ストックETF)
ベンチマーク指数 FTSE All-World インデックス(先進国・新興諸国を含む約47カ国、約2,900銘柄で構成されるインデックス)
信託報酬 0.3%
ティッカーコード(注文の祭に必要な番号):VT
上場先:ニューヨーク証券取引所
売買単位:10口以上10口単位、売却は1口以上1口単位
取扱証券会社 楽天証券、SBI証券、マネックス証券など
株価収益率(PER) 12.3倍(2009年3月末現在)
株価純資産倍率(PBR) 1.4倍(同)
利益成長率 17.8%

(国別投資比率)
アメリカ 44%
日本   9.5%
イギリス 8%
フランス 4.7%
ドイツ 3.2%
カナダ 3.2%
スイス 3.2%
オーストリア 2.8%
中国 2.1%
スペイン 1.9%
ブラジル 1.7%
韓国   1.7%
イタリア 1.5%
台湾   1.5%
香港  1.1%
南アフリカ 1.0%
インド 1.0%

信託報酬も格安です。極端に言うと、ポートフォリオの株式部分はこれ一本でも十分だと思います。

また、リバランスも自動的に行われるため、株式部分の地域別リバランスも必要ありません。

ただ、アメリカ株式市場への投資割合が44%程度ありますので、アメリカ市場の影響を強く受ける傾向があります。ダウやS&P500指数の動向を注意深く見ながら、積み立てていくことが重要です。

また、日本株式も10%程度含んでいますので、日本株を除外したい方は、MSCI-KOKUSAIインデックスファンドの方が良いと思います。

グレアム著『賢明なる投資家』から抜粋

バリュー(割安株)投資の古典的名著『賢明なる投資家』は約60年前に書かれ、今なお多くの投資家にインスピレーションを与え続けている本です。

同著から私が参考にしている言葉を一部抜粋してご紹介します。

・株式の割合は、最低で25%、最高で75%の範囲内に、すなわち逆に債券の割合は75%から25%の間とすべきである

・投資家とは、自分の持ち株を高値のときに愚かで哀れな投機家に売り、株価が下落したところで彼らから買い戻すという、経験豊かで機敏な人々だと定義できる

・上昇相場の終焉を示す確かな兆候のひとつとして、得体の知れない小企業の株式が、株式市場において長い歴史を持つ中堅企業の株価よりも高値で売り出されることが挙げられる。

・このような銘柄(中堅・ベンチャー企業)のうち、あるものは素晴らしい買物となる。しかしそれは(株価急騰から)2~3年たって誰からも見向きされなくなったとき、その真価の何分の一かの値段で入手できる場合である。

・現在の収益と目先の見通しは悪くても、将来の状態を冷静に評価すると、現在の価格よりもはるかに高い価値を示すことがある。以上のことから、市場が低迷している時期にこそ勇気を持つことがいかに賢明かということが、経験だけではなく、信頼できる価値分析法によっても証明できる。

・株式市場に繰り返し割安状態を作り出す相場の気紛れは、あらゆる相場水準において割安銘柄を生み出している。・・中略・・。株価を過小評価する原因が2つ考えられる。①一時的な業績の不振②長期にわたる無関心および不人気である。

・株式ポートフォリオに至っては、数年単位でみた場合、価格変動の波を免れることはほとんど不可能である。投資家はこうした可能性を理解し、財政的にも心理的にも備えておかねばならない。

・投資家は今後5年間さまざまな局面において、持ち株評価額が安値のポイントから50%あるいはそれ以上上がり、またそこからその上げ幅に相当する3分の1あるいはさらに下がるということを、単なる可能性としてとらえるのではなく見込んでおいた方がよいであろう。

・投資銘柄の選定に際して特別の注意を払うのならば、企業の有形資産価値と極めて近似した価格で売られている株に投資を集中させるのが最善であろうということだ。そうした水準あるいはそれ以下で買い付けた株は、その企業のバランスシートに基づいて選択したものであると、また市場価格が変動したとしても自分が支払ったのは適正な株価であると、論理的にみなすことができる。

・一株当たり純資産に裏付けられた株式ポートフォリオを有する投資家は、収益と有形資産双方に対して何倍もの金額を支払った人よりも、株式相場の変動を気にせずに超然としていられる。


以上の内容を自分なりにまとめると、
株式市場は必ず上下を繰り返し、そのたびに割高・割安の株価が発生する。そのなかで、しっかりした企業の株を、適正価格もしくは適正価格よりも安い価格で買うことが肝要。適正価格以下で買うことによって、「自分は適正な企業を適正・割安な価格で買った」と思うことができ、市場の株価変動に精神的に左右されることが少なくなる。

以上ご紹介した言葉は、同著のごく一部です。その他にも、投資をする上で参考になる示唆に富んだ言葉が数多くあります。本格的に投資をする前に、是非一度読んでもらいたい本です。

書名『賢明なる投資家』
副題 割安株の見つけ方とバリュー投資を成功させる方法
著者 ベンジャミン・グレアム
発行 パンローリング㈱


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1676貴金属バスケットETF

金、銀、プラチナ、パラジウムなどの貴金属価格に連動するETFです。

(ETFS貴金属バスケット上場投信)
信託報酬 0.43%
通貨 円建て
基準価格 7,189円(2009年9月24日)

(投資配分)
・金     42%
・プラチナ  20%
・パラジウム 12%
・銀     26%

金、銀、プラチナ、パラジウムのみの価格に連動するETFもありますが、4商品全体の価格の方が値動きが穏やかになる傾向があります。

商品指数は、株式や債券とは違う値動きをすることも多いため、ポートフォリオに組入れるとリスクヘッジの効果が期待できます。商品への投資をお考えの方には、検討に値する銘柄だと思います。

基準通貨はいずれも円建てです。また税制面では、いずれも外国での投資法人債券への投資として扱われるため、注意が必要です。

1349アジア債券ETF

2009年6月に、アジア各国の国債に分散投資するETFが上場しました。主に中国・香港・韓国・シンガポール・マレーシア・タイ・フィリピン・インドネシアなどの新興国国債に投資します。

中国の人民元建ての債券に日本から投資することは難しいため、その意味でも貴重なETFだと思います。

(ABF汎アジア債券インデックス・ファンド)
信託報酬 0.25%
ベンチマーク指数 iBoxx ABF汎アジア指数
分配金 年2回(1月と7月)
運用会社 ステート・ストリート・グローバル・アドバイザーズ
平均利回り 3.89%(2009年8月末現在)

(国別投資比率)
・中国    18%
・香港    19%
・インドネシ 5%
・韓国    16%
・マレーシア 10%
・フィリピン 5%
・シンガポー 15%
・タイ    10% など

新興国通貨建ての国債に投資するため、為替変動リスクは高いと思います。

世界不況が深まり、新興国通貨が下落しているタイミングで積み立てをした方が良いと思います。

また上場以来、取引出来高が極端に少ない日が続いているため流動性リスクも高いです。

基準価格と市場価格が乖離することも見られるため、基準価格より極端に高値で買わないように注意が必要です。

新興国の国債に格安の信託報酬で分散投資ができる貴重なETFです。為替変動を見極めながら、小額づつ積み立てていきたいETFです。

超簡単おススメポートフォリオ

超簡単おススメポートフォリオです。スタンダードプラン・積極プラン・慎重プランの3つに分類しています。

スタンダード
・日本株式 TOPIX-ETF 25%
・日本債券 個人向け国債(10年変動)  25%
・外国株式 MSCI-kokusaiインデックスファンド 25%
・外国債券 日興外債ETF(上場インデックスファンド海外債券) 25%

積極プラン
・日本株式 TOPIX-ETF 30%
・日本債券 個人向け国債(10年変動)  20%
・外国株式 MSCI-kokusaiインデックスファンド 30%
・外国債券 日興外債ETF(上場インデックスファンド海外債券) 20%

慎重プラン
・日本株式 TOPIX-ETF 15%
・日本債券 個人向け国債(10年変動)  35%
・外国株式 MSCI-kokusaiインデックスファンド 15%
・外国債券 日興外債ETF(上場インデックスファンド海外債券) 35%

3プランとも、TOPIX-ETF、個人向け国債(10年変動)、MSCI-kokusaiインデックスファンド、日興外債ETF(上場インデックスファンド海外債券)の4種類のETF・国債しか使っていません。

それでいて、この4種類で国内・海外の株式と債券に幅広く分散投資が出来ています。

恐らく、多くのプロでもこのポートフォリオを継続的に上回ることは難しいと思います。

また、トータルの信託報酬も0.2%前後となり、超格安の信託報酬で運用できます。以上の4銘柄を組み合わせて、自分なりのポートフォリオを組むことをおススメします。

特に信託報酬が2%前後の投資信託を複数購入し分散投資を図られている方には、超簡単MYポートフォリオを持つことを強くおススメしたいと思います。


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1670三菱系企業群ETF

三菱グループに投資をするETFも2009年7月に上場されました。

(三菱系企業群ETF)
信託報酬 0.525%
ベンチマーク指数 S&P 企業グループ指数-三菱系企業群-
決算 毎年1・7月の16日
純資産 3,129百万円(2009年9月24日現在)
基準価額 10,439円 (同)

三菱グループに限定して投資をしたいというお考えの方には良いETFだと思います。

ただ、個人的には国内株式への投資はTOPIX-ETFだけで十分だと思います。TOPIXの方が信託報酬が安い上(約0.1%)、メジャーな指数のため上場廃止リスクも極めて小さいです。

商品ETF・金、銀、プラチナ、パラジウム、貴金属バスケット

ETFセキュリティーズから、金、銀、プラチナ、パラジウム、貴金属バスケット価格に連動するETFが出されました。いずれも信託報酬が低めに設定してあります。商品への投資をお考えの方にとっては、検討に値するETFだと思います。

銘柄 証券コード 管理報酬
ETFS金上場投信(金ETF)   1672    0.39%
ETFS銀上場投信(銀ETF)   1673    0.49%
ETFS白金上場投信(プラチナETF) 1674 0.49%
ETFSパラジウム上場投信(パラジウムETF)1675 0.49%
ETFS貴金属バスケット上場投信(貴金属バスケットETF)1676 0.43%

基準通貨はいずれも円建てです。また税制面では、いずれも外国での投資法人債券への投資として扱われるため、注意が必要です。

原油ETF・WTI原油価格連動型上場投信

2009年にはWTI原油価格に連動する国内ETFも上場されました。

(WTI原油価格連動型上場投信)
信託報酬 0.84%
決算 年2回(1月15日と7月15日)
発行会社 シンプレクス・アセット・マネジメント

信託報酬が若干高いのがネックですが、原油商品に投資をしたい方にとっては、投資しやすいETFだと思います。

外国債券ETF・1677上場インデックスファンド海外債券・毎月分配型

2009年9月30日に、本格的な外国債券ETFが上場します。ベンチマーク指数はシティグループ世界国債インデックス。

これまでは、海外ETFか投資信託を利用するしかなかった、外国債券分野にもようやく魅力的なETFが出てきました。

海外ETFは税金の確定申告が必要だったり、投資信託は信託報酬が1%弱あったので、なかなか外国債券へは投資しにくかったのですが、これで手軽に外国債券に投資できます。

(1677上場インデックスファンド海外債券・毎月分配型)
信託報酬 0.2625%
ベンチマーク指数 シティーグループ世界国債インデックス
分配金 毎月分配型
決算日 毎月10日
為替ヘッジ なし
運営会社 日興アセットマネジメント

(国別組入れ比率)
・アメリカ 31.4%
・イタリア 11.8%
・ドイツ  11.8%
・フランス 10.8%
・イギリス 8.3%
・スペイン 4.8%
・ベルギー 3.4%
・ギリシャ 2.8%
・オランダ 2.8%
・カナダ  2.4% など
  ※平成21年7月末現在

(通貨別組入れ比率)
・ユーロ 53%
・ドル  31%
・ポンド 8%
・カナダドル 3%
・その他   5%

このETFの魅力はもちろん信託報酬の安さです。0.2%強の信託報酬は海外ETFを利用した場合と大差がなく、かなり低水準の信託報酬だと思います。

マイナス点は毎月分配型の点です。毎月分配金に課税されるため、複利効果は期待できません。また、為替変動による影響を受けるため、できるだけ円高水準のタイミングで買い付けをする意識が重要です。

また、同銘柄の人気度合いによっては、市場価格と基準価格がズレるケースも考えられます。基準価格よりあまり高い価格で買わないように注意が必要です。

外国債券ETFには先日上場した1349汎アジア債券ETFがありますが、こちらのシティグループ世界国債インデックスの方がメジャーな指数なため、こちらの方が投資しやすいと思います。

ポートフォリオの外国債券分野はこのETFを利用するのが現在では一番だと思います。

円高の今の内に、外国債券で通貨分散投資

日本は超少子高齢化社会(人口減少社会)を迎えます。団塊の世代は2010年代に65歳を迎え、本格的に年金受給の時期になります。

2020年代には70歳台になり、膨大な医療費・介護費用がかかります。その時には、日本は財政危機が起こり、長期金利の高騰、インフレなどが起こることが予想されます。また、円に対する信頼が失墜し、1ドル=170円~200円前後の超円安になる可能性もあります。

そのように考えると、1ドル=90円前後の今(2009年9月)の内に、円以外の資産を増やし、資産を通貨別に分散させることが良いと思います。

今は、アメリカ国債(10年物)が利回り3.5%程度ありますので、円高の今の内のドル資産を増やすのも良いと思います。

また、国内ETFにもアジア各国の国債に連動するETF(1349・アジア国債)がありますので、それを少しづつ積み立てて行くのも良いと思います。

ネット銀行の高金利・定期預金を利用

インターネット銀行の中には、普通銀行よりかなり高い預金金利を設定している銀行もあります。

ジャパンネット銀行、ソニー銀行、SBI銀行、イーバンクなど。平均すると一年定期で0.5%前後あります。

これは、証券会社のMRFの約2倍程度の利回りですので、株式投資の待機資金(当面使わない資金)はMRFではなくネット定期預金に入れておいた方が有利です。

各ネット銀行では、ボーナス資金を狙った高金利キャンペーンを行う銀行もありますので、6月や12月には銀行ホームページを一度見た方がよいと思います。
(例)SBI銀行では、2009年6月~9月までの預け入れで、1年定期0.9%、3年定期1%、5年定期1.1%の高金利キャンペーンがありました。

例に挙げた年間1%前後の金利は、個人向け国債の金利(10年変動で0.5%)の2倍近くありますので、十分検討に値すると思います。

個別銘柄分析 フジ・メディアホールディングス(フジテレビ)

このサイトでは、ETF・インデックスファンドを活用した分散投資の紹介が基本テーマですが、個別銘柄分析方法とその実例も若干紹介したいと思います。

企業分析方法の基本は「個別銘柄分析方法」を参照して下さい。

フジ・メディアホールディングスはフジテレビ・ポニーキャニオンなどを抱える、日本トップクラスのメディアグループです。

2008年後半からは世界同時不況のあおりを受け、広告出航が激減し、株価も大幅に下落しています。PBR(株価純資産倍率)も1倍を割り込んだ水準で長く低迷しています。

そのフジ・メディアホールディングスを、グレアム流の簡易企業価値分析に当てはめると、以下の計算になります。
(2009年3月決算の貸借対照表数字)※単位 百万円
流動資産 294、369
固定資産 389、153
負債総額 230、127
発行済株式数  2,364,298株
企業価値参入掛率を流動資産を0.7倍、固定資産を0.5倍とすると
解散企業価値=(294、369×0.7)+(389、153×0.5)-230、127
      =206、058+194、576-230、127
      =170、507
一株当りの解散企業価値=170.507百万円÷2、364、298株
           =72、117円


単純に流動資産の0.7倍、固定資産の半分を企業価値と仮定した場合の、一株当りの企業価値は72117円になりました。

2009年前半には株価は大幅に下落し、一時10万円に迫った時もありましたので、上記計算の企業価値にかなり接近していました。

日本トップクラスのメディアグループが流動資産と固定資産の一部から全負債を差し引いた金額近くで売られていることは、異常な安値水準だと思います。

おそらく、景気の長期低迷によるTV広告出稿額の減少とネット広告などとの競争激化などが嫌気されて、株価が10万円近くの安値に置かれたのだと思います。

グレアム流企業価値分析を行った方は、株価が10万円を割った場合、「株価は割安水準にある」と判断して、勇気を持って買い進むことができると思います。

※以上の企業価値分析は、貸借対照表(バランスシート)上のみを分析対象としており、業種・企業規模・収益力・技術力・今後の成長性などは全く分析対象には入れていません。それらの要素をどの割合で企業価値分析に含めるのかは、投資家個人の好みによると思います。

ただ、上記のように流動資産と固定資産の一部のみを企業価値分析に参入する方法は、最も保守的(堅実的)な計算方法だと思います。

個別銘柄分析方法

グレアム流の企業価値分析方法は、流動資産から負債を差し引いた額が企業の解散価値(正味価値)という単純なものです。

企業価値=流動資産-全負債

この計算では、企業が解散したあと、実際に株主持分として残る資産に近い額が算出されます。

その意味では、BPS(一株当りの純資産額)やPBR(株価純資産倍率)を用いて企業分析をするより、保守的(堅実的)な視点から企業価値を算出できます。

PBRだけで企業分析をする場合、負債額は全く評価していないため、PBRが低くても実際に企業が解散した場合、資産のほとんどを負債に差し押さえられ、株主に返還される資産はほとんどない場合も考えられます。

ただし、現在、流動資産から全負債を差し引いた額より、時価総額が低い企業はほとんどないと思います。

そのため、加味する資産を流動資産だけではなく、固定資産の一部も加える方が現実的だと思います。

企業価値=流動資産+(固定資産×0.5)-全負債

固定資産をどの程度企業価値に参入するかは、固定資産の内容(土地or建物or関連会社株式or無形固定資産など)によって掛率を変えるとよいと思います。
現金化しやすい度合いに合わせて、
土地 0.7倍
建物 0.3倍
関連会社株式 0.5倍
無形固定資産 0倍
など設定するとよいと思います。


また、流動資産にも売掛金などが現金化できるか不明の資産もあるため、0.7倍などの掛率を設定して計算すると、より保守的な企業価値分析ができると思います。

(例)
流動資産 100億円
固定資産 100億円
負債   50億円
株式数 100万株
流動資産の掛率を0.7倍、固定資産の掛率を0.5倍と仮定する。
企業価値=(100億円×0.7)+(100億円×0.5)ー50億円
    =70億円
一株当りの企業価値=70億円÷10万株
         =7000円
となります。

そして、株価が7000円を下回っている場合、解散企業価値を下回っているため買った方がいいという判断ができます。また、株価が7000円を大きく上回っている場合、買い控えるという判断ができます。

※以上の企業価値分析は、貸借対照表(バランスシート)上のみを分析対象としており、業種・企業規模・収益力・技術力・今後の成長性などは全く分析対象には入れていません。

それらの要素をどの割合で企業価値分析に含めるのかは、投資家個人の好みによると思います。ただ、上記のように流動資産と固定資産の一部のみを企業価値分析に参入する方法は、最も保守的(堅実的)な計算方法だと思います。

フォーカス(集中)投資について

世界的著名投資家・ウォーレンバフェット氏の投資哲学の内、個人投資家が真似できない投資方法はこのフォーカス(集中)投資だと思います。

バフェット氏は投資する企業についてとことん調べて、投資すると決めたら資産の中野かなりの割合を投資することもあります。その企業情報の収集と的確な分析がバフェット氏の最大の武器だと思います。

ただ、個人投資家では、投資企業について深く研究する情報も時間も分析方法も持ち合わせていない方がほとんどだと思います。そのため、バフェット氏より投資判断が鈍くなり、結果として投資が失敗するケースも多いと思います。

個人投資家には、そのような鋭い洞察力がないため、個人的にはインデックスファンドやETFを活用した分散投資が有効だと思います。

例えば、TOPIXに連動したETFを買う場合、個別企業研究は全く必要ありません。

企業研究する時間を、家族とのだんらんの時間など、別の時間に当てた方が、個人にとっては良いと思います。

そのため、このサイトではインデックスファンドやETFを活用した投資方法について解説しています。


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株価を無視するには

人間は株価がちょっと上がると売りたい欲求が膨らみ、ちょっと下がると買いたい欲求が膨らむ傾向があります。人によってはその逆の傾向もあります。

長期投資を考える上では、そのような余計な取引をしないためにも株価を無視することが重要だと思います。

株価を無視するために最も重要なことは、信頼できる企業株を十分安いと納得できる価格で買うことだと思います。
つまり、将来売りたくなるような会社を買わないことと、価格を十分吟味した上で買うことが大事だと思います。
自分が10万円の価値があると評価した株が5万円になったとしても、自分が10万円の価値があると考えた理由・計算式が間違っていなければその企業は10万円の価値があると思い込むことができます。

つまり、市場より自分の方が正しく企業価値を判定していると自信があれば、現在の市場価格は無視してもよい対象になると思います。また、自分が判定した価格より明らかに安ければ、追加を購入することもできます。

古典的名著「賢明なる投資家」では、市場価格が適正以上に暴騰・暴落を繰り返すことを「市場は躁うつ病患者」であり、「ミスターマーケット」と呼んでいます。

ミスターマーケット以上に企業価値を適正に判定できていると自信を持てるほど、投資を行う前に十分企業研究を深めることが重要になります。


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個人投資家の有利な点

個人投資家の有利な点は、短期の運用パフォーマンスを無視できることです。

プロの投資家は、他者からお金を預かって投資をしているため、毎年・4半期・毎月ごとなど、常に投資成果を求められます。投資成果が上がらなければ、プロとして失格とみなされ、職を失うことにもなりかねません。

そのため、プロの投資家(ファンドマネージャー)は常に投資成果を上げる義務を背負わされています。

それに比べ個人投資家は、自分のお金を使って投資を行っているため、損をしても自分のお金が減るだけです。一切他人には迷惑をかけていません。

誰からも、「至急損失を取り戻せ」などと言われないため、損をしても塩漬けにして回復するまで待つなど、のんびりとした投資姿勢を持つことができます。

その結果として、不必要な短期売買を繰り返すこともなく、悠然とした長期的投資を行うことができます。

デイトレードの場合、このような個人投資家のメリットを生かせないため、個人的には優良企業への長期投資の方が良いと思っています。


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投資目的

投資を続ける上で重要な点は、軸がブレずに投資を続けることです。

例えば長期投資を目指しながら、ついつい短期売買をしてしまったり、逆に短期売買をする予定が塩漬けになってしまったりするケースがかなりあると思います。

そうならないために重要なことは、投資をする目的をはっきり決めて、紙に書いておくことです。

例えば、子供の大学入学金・学費を確保するため、10年間積み立て運用する場合、ここ1~2ヶ月程度の株価の変動はほとんど無視できると思います。

毎日新聞の株価欄を見て一喜一憂するより、毎月定額を地道に積み立て株価は無視する方が精神衛生上も良いと思います。

また、株価を毎日チェックするとどうしても売買したい欲求に負け、本来必要の無い株売買を行うことがあります。株価を無視することで、このような本来必要のない売買をしなくて済みます。


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年代別おすすめポートフォリオ

投資する年齢によって、どれだけリスクをとって投資できるかがおおまかに決まっています。一般的には「100-年齢」%の割合は株式などのリスクの高い資産に投資して良いと言われています。

20代
100-20=80%を株式投資。残り20%を債券に投資。日本円と外貨は半分づつ。
・日本株式 Topix ETF 40%
・日本債券 個人向け国債10年変動型 10%
・世界株式 iシェアーズMSCIコクサイ 40%
・世界債権 STAMグローバル債券 10%

30代
100-30=70%を株式投資。残り30%を債券に投資。日本円と外貨は半分づつ。
・日本株式 Topix ETF 35%
・日本債券 個人向け国債10年変動型 15%
・世界株式 iシェアーズMSCIコクサイ 35%
・世界債権 STAMグローバル債券 15%

40代
100-40=60%を株式投資。残り40%を債券に投資。日本円と外貨は半分づつ。
・日本株式 Topix ETF 30%
・日本債券 個人向け国債10年変動型 20%
・世界株式 iシェアーズMSCIコクサイ 30%
・世界債権 STAMグローバル債券 20%

50代
100-50=50%を株式投資。残り50%を債券に投資。日本円と外貨は半分づつ。
・日本株式 Topix ETF 25%
・日本債券 個人向け国債10年変動型 25%
・世界株式 iシェアーズMSCIコクサイ 25%
・世界債権 STAMグローバル債券 25%

60代
100-60=40%を株式投資。残り60%を債券に投資。日本円と外貨は半分づつ。
・日本株式 Topix ETF 20%
・日本債券 個人向け国債10年変動型 30%
・世界株式 iシェアーズMSCIコクサイ 20%
・世界債権 STAMグローバル債券 30%

70代
100-70=30%を株式投資。残り70%を債券に投資。日本円と外貨は半分づつ。
・日本株式 Topix ETF 15%
・日本債券 個人向け国債10年変動型 35%
・世界株式 iシェアーズMSCIコクサイ 15%
・世界債権 STAMグローバル債券 35%

80代
100-80=20%を株式投資。残り80%を債券に投資。日本円と外貨は半分づつ。
・日本株式 Topix ETF 10%
・日本債券 個人向け国債10年変動型 40%
・世界株式 iシェアーズMSCIコクサイ 10%
・世界債権 STAMグローバル債券 40%

以上のポートフォリオはおおまかな目安を書いたものです。

実際には、独身or既婚、子供の数、住宅は持ち家or賃貸、本人の収入予想などの個別事情によって、取ることができるリスク割合は大きくことなります。


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ETFとETNの違い

ETFとETN(Exchange Traded Note)はともにベンチマーク指数に連動する投資成果を目指す商品です。同じ指数連動商品のため混同されるケースも多いですが、商品の仕組み自体かなり異なります。

ETF・構成銘柄の現物株を保有する
ETN・構成銘柄の現物株を保有しない

ETNでは、現物株自体は保有せず、ETNを発行した企業がそのベンチマーク指数に連動した金額の支払いを保証するものです。つまり、債券に近い商品だと思います。

ETNへの投資で最も注目しなければいけない点は、ETNを発行している企業が破たんした場合、保証されている金額の支払いが受けられなくなる可能性があることです。

つまり、ETN発行体の破たんリスクを抱えた商品ですので、ETNを発行している企業の信用リスクについてETNに投資する前や保有している期間注目し続ける必要があります。

また、日本国内のETFでは、ETFとETNをまとめて「ETF」と呼んでいるため、ETFなのかETNなのかを理解した上で投資する必要があります。

海外ETFには外貨への変換が必要

海外ETFを購入するには、その国の外貨が必要です。そのため、あらかじめ為替取引を行い、外貨を準備しておく必要があります。

ネット証券の場合、1ドル当り25銭の為替手数料がかかります。この為替手数料も、海外ETFを購入する上で必要な経費として、考えておく必要があります。

また、海外ETFを売却して得た資金は外貨のまま外国証券取引口座に入金されるケースが多いです。そのため、日本でお金を引き出すには、日本円に変換する必要があります。

再度別の海外ETFを購入する予定があれば、外貨のまま口座に入れておくと、為替取引の回数が少なくなり、結果として為替手数料が削減できます。

海外ETFの税金

海外ETFの分配金には、外国と日本で2重課税されるケースがあります。

例えば、米国ETFで100万円の利益が出た場合、
まず米国で10%課税され、残った利益を国内で10%課税されます。(特例終了後は20%)

100万円×0.9×0.9=81万円
つまり、100万円の利益に対し19%が課税される計算になります。

香港ETFの場合、香港での課税はありませんので、国内税額10%だけ課税されます。

ただし、確定申告をすることで外国税額控除を受けることができ、支払い税額の一部の払い戻しを受けることができます。

海外ETFは特定口座が利用できないため、譲渡益の証券会社による自動支払いはできません。

面倒ですが、確定申告をして譲渡益の確定・納税を行う必要があります。

海外ETFの売買手数料

海外ETFは外国の証券取引所で売買するため、国内株式などより売買手数料は高くなります。
楽天証券 1000口(株)まで31・5ドル
SBI証券 1000口(株)まで26・25ドル
※米国ETFの場合

1ドル=100円と仮定すると、楽天証券では最低3150円、SBI証券でも2625円かかります。
楽天証券・SBI証券の場合、1000口までは上記の料金で売買できるため、売買する口数(株式数)が多いほど、一口あたりの売買手数料は減少します。

例えば、楽天証券で100口購入する場合と1000口購入する場合では、
・一口当りの売買手数料 3150円÷100=31.5円
・一口当りの売買手数料 3150円÷1000=3.15円
となり、購入口数が多いほど一口当りの手数料は低くなります。

そのため、海外ETFは毎月積み立てるより、まとまった金額が貯まった段階でまとめて購入する方が、購入手数料は低くなります。

海外ETFの確定申告

海外ETFは特定口座が使えないことが多いため、譲渡益・配当利益は確定申告する必要があります。

例えば、特定口座利用の日本株式で利益がでて海外ETFは損失を出している場合、確定申告をすることで、損益を相殺することができます。

特定口座と一般口座(海外ETF)をトータルして損失が出ている場合、確定申告をすると損失の繰越控除が来年度以降受けられます。

また海外ETFは通常、分配金は外国と日本国内で2重課税されています。確定申告をすることで、外国税額控除が受けられ支払い税額の一部の払い戻しを受けることができます。

海外ETFを購入する場合は、忘れずに確定申告を行うことが重要です。

国内証券会社で買えるおススメ海外ETF

国内証券会社で買えるおススメ海外ETF

iシェアーズMSCIコクサイ・インデックスファンド(TOK)
日本を除く、先進国各国の株式市場に投資します。
TOPIX-ETFと組み合わせることで、それら2銘柄だけで世界中の株式市場に投資できます。
信託報酬 0.25%
取扱証券会社 楽天、SBI、野村、大和証券


iシェアーズMSCIエマージングマーケット・インデックスファンド(EEM)
世界中の新興国にこのETFだけで分散投資します。
新興国の成長力を幅広く取り込みたい方には、このETFがおススメです。
信託報酬 0.74%
取扱証券会社 楽天、SBI、野村、大和、日興証券


iシェアーズMSCIブラジル・インデックスファンド(EWZ)
資源国として注目を集めているブラジルの株式市場に投資できます。潜在成長力は極めて高い国ですので、このETFを購入して数十年単位で保有すると、かなりの資産が京成される可能性もあります。
信託報酬 0.68%
取扱証券会社 楽天、SBI、野村、大和証券


iシェアーズ・iBoxx米ドル建て投資適格社債ファンド(LQD)
アメリカの投資適格社債(各付けBBB以上)の中でも、流動性が高い100銘柄に分散投資します。米国国債より若干利回りが高くなります。米ドル建ての債券で運用をお考えの方には、よいETFだと思います。
信託報酬 0.15%
取扱い証券会社 楽天証券


SPDR(スパイダー) S&P 500ETF(SPY)
アメリカ株式市場の代表的指数であるS&P500に投資します。また、信託報酬も格安ですので、長期投資にも最適です。アメリカ企業への投資を検討されている方は、このETFから始めてみると良いと思います。
信託報酬 0.09%
取扱証券会社 楽天、野村、大和、日興証券


iシェアーズMSCI・EAFE・インデックスファンド(EFA)
アメリカ以外の世界各国の株式市場に投資します。アメリカ企業には投資をしたくない方には、最適なETFです。
信託報酬 0.34%
取扱証券会社 楽天、SBI証券


トラッカー・ファンド・オブ・ホンコン(2800)
格安の信託報酬で、香港上場企業に分散投資します。中国本土で事業展開している企業も多いため、中国の成長力を取り込むことができます。信託報酬が格安なため長期投資に向いています。
信託報酬 0.05~0.1%
取扱証券会社 楽天、SBI、野村、大和、日興、マネックス、ユナイテッド、オリックス、松井、アイザワ証券


Lyxor ETF MSCI インディア(リクソー・ETF・MSCI・インディア)
高成長が続いているインドに分散投資します。日本国内ではインド個別企業の情報が少ないため、ETFによる投資をおススメします。
信託報酬 0.85%
取扱証券会社 楽天、SBI証券


iシェアーズ・S&P・グローバルウォーター・ファンド(IH20IM)
S&Pグローバルウォーター指数に連動します。世界人口の爆発的増加に伴い、水需要は年々高まっています。水関連企業には今後も高い成長性が期待されるため、このETFを購入し、長期保有することは長期的な資産形成上有効だと思います。
信託報酬 0.65%
取扱証券会社 野村、大和証券


iシェアーズ・S&P・グローバル公共事業セクター・インデックスファンド(JXI)
S&Pグローバル公共事業セクター指数に連動します。公共事業は景気に影響を受けにくいディフェンシブ銘柄が多く含まれるため、景気変動に振り回されず長期的な成長が期待できます。また、通常の企業に比べて、経営破たんリスクも小さい傾向があります。このETFを長期的に積み立てることで、ゆっくり着実な資産成長を図ることができます。
信託報酬 0.48%
取扱証券会社 楽天証券


iシェアーズ・S&P・グローバルヘルスケアセクター・インデックスファンド(IXJ)
S&Pグローバルヘルスケアセクター指数に連動します。ヘルスケア分野も景気に影響を受けにくいディフェンシブ銘柄が多数含まれています。景気変動に振り回されず、長期に着実な資産成長を目指す方には、良いETFだと思います。
信託報酬 0.48%
取扱証券会社 楽天証券

海外ETF活用のおすすめポートフォリオ

海外ETF活用のおすすめポートフォリオ

(基本的なポートフォリオ)
投資種類 商品名 投資割合 信託報酬(管理コスト)
日本株式 TOPIX ETF 25%  (信託報酬 約0.1%)
日本債券 個人向け国債10年変動型 25%
世界株式 iシェアーズMSCIコクサイインデックスファンド 25% (信託報酬 約0.25%)
世界債権 iシェアーズiBoxx米ドル建て投資適格社債ファンド 25% (信託報酬 約0.15%)
株式と債券の割合を半分づつにしたポートフォリオです。円と外貨比率も折半にしています。世界債権はアメリカの投資適格社債ファンドを採用しています。


(株式のみのポートフォリオ)
日本株式 TOPIX ETF 50%  (信託報酬 約0.1%)
世界株式 iシェアーズMSCIコクサイインデックスファンド 50% (信託報酬 約0.25%)
国内・海外の株式に半分づつ投資しています。債権投資は不要だとお考えの方には、このポートフォリオだけで、国内と世界の株式市場に十分分散投資ができます。

(株式のみのポートフォリオ)
日本株式 TOPIX ETF 33%  (信託報酬 約0.1%)
先進国株式 iシェアーズMSCIコクサイインデックスファンド 33% (信託報酬 約0.25%)
新興国株式 iシェアーズMSCIエマージングマーケットインデックスファンド 33% (信託報酬 0.74%)
日本株式・先進国株式・新興国株式に1/3づつ投資しています。新興国の成長力をポートフォリオに取り込んでいます。その分、株価変動リスクは大きくなります。


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通貨型海外ETF

通貨型海外ETF

・CurrencyShares Australian Dollar Trust 豪ドル/米ドルレートに連動 0.4%
・CurrencyShares British Pound Sterling Trust 英ポンド/米ドルレートに連動 0.4%
・CurrencyShares Canadian Dollar Trust カナダドル/米ドルレートに連動 0.4%
・CurrencyShares Euro Currency Trust ユーロ/米ドルレートに連動 0.4%
・CurrencyShares Swiss Franc Trust  スイスフラン/米ドルレートに連動 0.4%
・CurrencyShares Mexican Peso Trust メキシコペソ/米ドルレートに連動 0.4%
・CurrencyShares Swedish Krona Trust スウェーデンクローネ/米ドルレートに連動 0.4%

通貨型海外ETFでは、為替変動による利益のほか、その通貨国の短期金利による収益も期待できます。豪ドルやポンドなど高金利通貨の方が低金利通貨より、金利収益は高くなります。

日本から投資する場合の注意点としては、投資通貨・米ドル・日本円の3つの為替変動によって収益が決まるため、投資国通貨が上昇しても、同時に円高ドル安になると収益が減る可能性があります。

商品(コモディティ)海外ETF

商品(コモディティ)海外ETF

・SPDR Gold Shares (スパイダー・ゴールド・シェア) ロンドン金価格  0.4%

・i Shares Silver Trust (iシェアーズ・シルバー・トラスト) ロンドン銀価格  0.5%

・United States Natural Gas Fund LP   天然ガス先物 0.6%

・United States Oil Fund LP WTI原油先物 0.5%

・United States Gasoline Fund LP 無鉛ガソリン先物 0.6%

・i Shares GSCI Commodity Indexed Trust(iシェアーズ・S&P・GSCI・コモディティ・インデックス・トラスト) S&P GSCIトータルリターン指数  0.75%
 取扱い証券会社 楽天、SBI、野村、大和証券

・Lyxor ETF Commodities CRB(リクソー・ETF・コモディティーズ・CRB) ロイター/ジェフリーズCRB指数 0.35%
 取扱い証券会社 楽天、SBI証券

海外ETFを活用すれば、金・銀・天然ガス・原油など様々な商品価格に連動させることができます。金や銀などは、株式変動と違う変動をすることが多く、ポートフォリオの一部に組入れることで、ポートフォリオ全体の変動を安定化させる効果が期待できます。

「i Shares GSCI Commodity Indexed Trust(iシェアーズ・S&P・GSCI・コモディティ・インデックス・トラスト)」は、原油の構成割合が高いため、原油価格の影響を受けやすくなっています。

債券(社債など)型海外ETF

債券(社債など)型海外ETF

・i Shares iBoxx $ Investment Grade Corporate Bond Index Fund (iシェアーズ・iBoxx・米ドル建て・投資適格社債ファンド) iBoxx米ドル建てリキッド投資適格インデックス 0.15%
 取扱い証券会社 楽天証券

・i Shares S&P National Municipal Bond Index Fund S&P米国地方債インデックス 0.25%

・i Shares iboxx $ High Yield Corporate Bond Index Fund(iシェアーズ・iBoxx・米ドル建て・ハイイールド社債・ファンド) iBoxx米ドル建てリキッド・ハイイールド・インデックス 0.5%
 取扱い証券会社 楽天証券

社債分野の海外ETFは「i Shares iBoxx $ Investment Grade Corporate Bond Index Fund(iシェアーズ・iBoxx・米ドル建て・投資適格社債ファンド)」が良いと思います。
アメリカの投資適格社債100銘柄に投資します。平均各付けはA+程度と高いため、デフォルト(債務不履行)リスクは低く設定してあります。
また、信託報酬は0.15%と格安です。ただし、為替変動リスクはありますので、できるだけ円高水準のタイミングで積み立てることが重要です。

よりリスクを取り、高利回りを期待される方は、「i Shares iboxx $ High Yield Corporate Bond Index Fund(iシェアーズ・iBoxx・米ドル建て・ハイイールド社債・ファンド)」も良いかと思います。格付けがBBBクラスの社債にも投資しているため、デフォルトリスクは上記のETFより高めです。

REIT海外ETF

REIT海外ETF

・Vanguard Reit ETF(バンガード・リート・ETF) MSCI米国REITインデックス  0.12%  アメリカのREIT100銘柄に分散投資します。
・i Shares(iシェアーズ) FTSE EPRA/NAREIT Asia Index Fund FTSE EPRA/NAREITアジア・インデックス   0.48% アジア・太平洋地域のREITに投資します。
・i Shares(iシェアーズ) FTSE EPRA/NAREIT Europe Index Fund FTSE EPRA/NAREITヨーロッパ・インデックス  0.48%  ヨーロッパ地域のREITに投資します。
・i Shares(iシェアーズ) FTSE EPRA/NAREIT Global Real Estate ex us Index fund FTSE EPRA/NAREIT世界不動産インデックス   0.48%   アメリカ以外の世界REITに投資します。
・i Shares(iシェアーズ) FTSE NAREIT Industrial/Office Index Fund FTSE NAREIT産業施設/オフィス・インデックス  0.48%  オフィスビル投資が中心のREITETFです
・i Shares(iシェアーズ) FTSE NAREIT Retail Index Fund FTSE NAREIT商業インデックス  0.48%  商業施設へ投資するREITのETFです

REITの海外ETFでは「Vanguard Reit ETF」の信託報酬が圧倒的に安いです。アメリカのリート市場は世界の約半分を占めていますので、同ETFだけでもある程度の分散投資ができると思います。

インデックスファンドであるSTAMグローバルREIT(ノーロード型)で毎月積み立てをし、ある程度以上の金額になったらVanguard Reit ETFに乗り換えていくと、管理コストが低くできると思います。

債券(国債)型海外ETF

債券(国債)型海外ETF

・Lyxor(リクソー) ETF EuroMTS 1-3Y EuroMTS1-3年国債インデックス  0.17%
・Lyxor(リクソー) ETF EuroMTS 3-5Y EuroMTS3-5年国債インデックス  0.17%
・Lyxor(リクソー) ETF EuroMTS 5-7Y EuroMTS5-7年国債インデックス  0.17%
・Lyxor(リクソー) ETF EuroMTS 7-10Y EuroMTS7-10年国債インデックス  0.17%
・Lyxor(リクソー) ETF EuroMTS 10-15Y EuroMTS10-15年国債インデックス  0.17%
・Lyxor(リクソー) ETF EuroMTS 15+Y EuroMTS15年超国債インデックス  0.17%

ユーロ採用各国の国債に分散投資する海外ETFです。国債の残存期間によって、商品が分かれています。短期国債の方が、その時々の政策金利の影響を受けやすい傾向にあります。基本的には、長期国債の方が利回りは高く設定してあります。

また、為替リスクに注意が必要です。

南北アメリカ国別海外ETF一覧

南北アメリカ国別海外ETF一覧

商品名   連動指数   信託報酬
・SPDR S&P 500 ETF(スパイダー・S&P500・ETF)  S&P500 0.1%
 取扱い証券会社 楽天、野村、大和、日興証券

・Diamonds Trust series1(ダイヤモンズ・トラスト・シリーズ1) ダウ工業株30種平均指数 0.18%
 取扱い証券会社 楽天、野村、大和、日興証券

・i Shares S&P Index Fund(iシェアーズ・S&P・インデックスファンド) S&P500 0.09%
 取扱い証券会社 楽天、SBI証券

・PowerShares QQQ Trust .Series1(パワーシェアーズ・QQQ・トラスト・シリーズ1) ナスダック100指数 0.2%
 取扱い証券会社 楽天、SBI、野村、大和、日興証券

・i Shares MSCI Canada Index Fund (iシェアーズ・MSCI・カナダ・インデックスファンド) MSCIカナダ・インデックス  0.52%

・i Shares MSCI Mexico Index Fund(iシェアーズ・MSCI・メキシコ・インデックスファンド) MSCIメキシコ・インベスタブル・マーケット・インデックス  0.51%
 取扱い証券会社 楽天、野村、大和証券

・i Shares MSCI Brazil Index Fund(iシェアーズ・MSCI・ブラジル・インデックスファンド)  MSCIブラジル・インデックス  0.68%
 取扱い証券会社 楽天、SBI、野村、大和証券

・i Shares MSCI Chile Index Fund(iシェアーズ・MSCI・チリ・インデックスファンド)   MSCIチリ・インデックス 0.74%

アメリカ本土への投資は、「SPDR S&P 500 ETF(スパイダー・S&P500・ETF)」を活用すると、信託報酬0.1%と格安の管理コストで投資できます。

また、資源国として注目されているブラジルへの投資は、「i Shares MSCI Brazil Index Fund(iシェアーズ・MSCI・ブラジル・インデックスファンド)」がおススメです。全ETFの中でも、上位の純資産高を持つ、人気のあるETFです。

ヨーロッパ国別海外ETF一覧

ヨーロッパ国別海外ETF一覧

・i Shares(iシェアーズ) MSCI Sweden Index Fund     MSCIスウェーデン・インデックス 0.51%

・i Shares(iシェアーズ) MSCI Germany Index Fund     MSCIドイツ・インデックス  0.51%

・i Shares(iシェアーズ) MSCI Italy Index Fund      MSCIイタリア・インデックス 0.52%

・i Shares(iシェアーズ) MSCI Belgium Index Fund     MSCIベルギー・インベスタブル・マーケット・インデックス  0.51%

・i Shares(iシェアーズ) MSCI Switzerland Index Fund  MSCIスイス・インデックス  0.51%

・i Shares(iシェアーズ) MSCI Netherlands Index Fund  MSCIオランダ・インベスタブル・マーケット・インデックス  0.51%

・i Shares(iシェアーズ) MSCI Austria Index Fund    MSCIオーストリア・インベスタブル・マーケット・インデックス  0.51%

・i Shares(iシェアーズ) MSCI Spain Index Fund     MSCIスペイン・インデックス 0.51%

・i Shares(iシェアーズ) MSCI France Index Fund    MSCIフランス・インデックス  0.51%

・i Shares(iシェアーズ) MSCI UK Index Fund      MSCI英国・インデックス  0.51%

・i Shares(iシェアーズ) MSCI Turkey Investable Market Index Fund MSCIトルコ・インベスタブル・マーケット・インデックス  0.68%

海外ETFを使えば、ドイツ、イギリス、フランス、スペインなど、ヨーロッパ各国の株式市場に連動させた投資も簡単にできます。

信託報酬は概ね0.5%程度のものが多いです。ただ、国内の証券会社から購入できるETFはまだ少ないようです。

南アフリカ海外ETF

南アフリカ海外ETF

・i Shares MSCI South Africa Index Fund(iシェアーズ・MSCI・南アフリカ・インデックスファンド) MSCI南アフリカインデックス 0.68%
 取扱い証券会社 楽天、SBI、野村、大和証券

 海外ETFでは、南アフリカ株式市場にも投資できます

アジア太平洋国別海外ETF一覧

アジア太平洋国別海外ETF一覧

・i Shares MSCI HongKong Index Fund(iシェアーズ・MSCI・香港・インデックスファンド)  MSCI香港インデックス 0.52%

・Tracker Fund of HongKong(トラッカー・ファンド・オブ・香港) 香港ハンセン指数 約0.1%
 取扱い証券会社 楽天、SBI、野村、大和、日興、マネックス、ユナイテッド、オリックス、松井、アイザワ証券

・Hang Seng H-share Index Fund ETF(ハンセンH株・インデックス・ETF) ハンセンH株指数 0.6%
 取扱い証券会社 楽天、SBI、野村、大和、日興、マネックス、ユナイテッド、オリックス、松井、アイザワ証券

・i Shares MSCI Malaysia Index Fund(iシェアーズ・MSCI・マレーシア・インデックスファンド)  MSCIマレーシアインデックス 0.51%
 取扱い証券会社 楽天、大和証券

・i Shares MSCI Singapore Index Fund(iシェアーズ・MSCI・シンガポール・インデックスファンド)  MSCIシンガポールインデックス 0.51%

・i Shares MSCI Taiwan Index Fund(iシェアーズ・MSCI/台湾・インデックスファンド)   MSCI台湾インデックス  0.68%
 取扱い証券会社 楽天、SBI、野村、大和証券

・i Shares MSCI SouthKorea Index Fund(iシェアーズ・MSCI・韓国・インデックスファンド) MSCI韓国インデックス  0.68%
 取扱い証券会社 楽天、SBI、野村、大和証券

・i Shares MSCI FTSE/Xinhua China25 Index Fund(iシェアーズ・新華中国25・インデックスファンド) FTSE/新華中国25インデックス0.74%
 取扱い証券会社 楽天、SBI、野村、大和証券

・i Shares MSCI FTSE/Xinhua A50 China Tracker(iシェアーズ・FTSE・新華A50・チャイナ・トラッカー) FTSE/新華A50指数 0.99%
 取扱い証券会社 楽天、SBI、野村、大和、日興、ユナイテッド、マネックス、オリックス、松井、アイザワ証券

・i Shares MSCI China Tracker(iシェアーズ・MSCI・チャイナトラッカー) MSCI・チャイナ指数 0.99%
 取扱い証券会社 楽天、SBI、マネックス、ユナイテッド、オリックス、松井、アイザワ証券

・i Shares MSCI Thailand Investable Market Index Fund(iシェアーズ・MSCI・タイ・インベスタブルマーケット・インデックスファンド) MSCIタイインベスタブルインデックス 0.68%

・i Shares MSCI Israel Capped Investable Market Index Fund(iシェアーズ・MSCI・イスラエル・キャップド・インベスタブルマーケット・インデックスファンド) MSCIイスラエルキャップドインベスタブルマーケットインデックス 0.68%

・i Shares MSCI Australia Index Fund(iシェアーズ・MSCI・オーストラリア・インデックスファンド) MSCIオーストラリアインデックス 0.51%

・Lyxor ETF MSCI India(リクソー・ETF・MSCI・インディア)  MSCIインドインデックス  0.85%
 取扱い証券会社 楽天、SBI証券

・i Shares BSE Sensex India Tracker(iシェアーズ・BSEセンセックス・インディア・トラッカー) BSEセンセックス指数 0.99%
 取扱い証券会社 楽天、SBI、野村、大和、ユナイテッド、マネックス、オリックス、松井、アイザワ証券

・db x-trackers FTSE Vietnam ETF  FTSEベトナムインデックス  0.85%

アジア太平洋地域の国別ETFには、中国・香港・インドからシンガポール、マレーシア、イスラエルまであります。

特に、中国の高成長をポートフォリオに取り込みたい方には「Tracker Fund of HongKong(トラッカー・ファンド・オブ・香港)」がおススメです。信託報酬が0.1%と格安な上、構成銘柄の中には、中国本土で事業展開をしている企業も多数含まれているため、中国成長の恩恵を十分受けることができます。

中国の個別企業への投資はリスクが高く控えたいが、中国全体の成長には投資したい方には、このようなETFから積み立てを初めてみると良いかと思います。

南アメリカ株式型海外ETF一覧

南アメリカ株式型海外ETF一覧

・i Shares S&P Latin America 40 Index Fund(iシェアーズ・S&P・ラテンアメリカ40・インデックスファンド) S&Pラテンアメリカ40インデックス 0.5% 南アメリカ大陸諸国の株式市場に投資します。アルゼンチン、チリ、ブラジル、メキシコの40社。

南アメリカ株式市場に投資するETFです。新興国が多いため、株価・為替変動リスクが大きい点に注意が必要です。

アジア太平洋地域株式型海外ETF一覧

アジア太平洋地域株式型海外ETF一覧

・i Shares MSCI Pacific ex-japan Index Fund(iシェアーズ・MSCI・パシフィック・インデックスファンド) MSCIパシフィック・フリーインデックス 0.5% 日本を除く、オーストラリア・香港・ニュージーランド・シンガポールなど、アジア太平洋の株式市場に投資します
 取扱い証券会社 楽天、SBI、野村證券

・Vanguard Pacific ETF(バンガード・パシフィック・ETF) MSCIパシフィック・インデックス 0.18% 日本、香港、オールトラリア、ニュージーランド、シンガポールのアジア太平洋5ヵ国の株式市場に投資します

・db x-trackers MSCI EM Asia TRN Index ETF MSCI総合リターンアジア新興国市場インデックス 0.65% アジア新興国9ヵ国の株式市場に投資します。中国、インド、インドネシア、韓国、マレーシア、パキスタン、フィリピン、台湾、タイ。

アジア太平洋の成長力をポートフォリオに取り込みたい方には、上記のようなETFが良いと思います。

ただ、アジア地域は新興国が多く、株価変動も大きい傾向があります。
サブプライムローンによる世界金融危機・世界不況の影響が続き、株価が下落を続けている間に、コツコツと積み立てていくのがよいと思います。

ヨーロッパ地域株式型海外ETF一覧

ヨーロッパ地域株式型海外ETF一覧

・Vanguard European ETF(バンガード・ヨーロッパ・ETF) MSCIヨーロッパ・インデックス 0.18% ヨーロッパ16カ国の株式市場に投資します

・i Shares S&P Europe350 Index Fund(iシェアーズ・S&Pヨーロッパ350・インデックスファンド) S&Pヨーロッパ350指数 0.6%
 取扱い証券会社 楽天、SBI証券 

・Lyxor ETF Eastern Europe(リクソー・ETF・東ヨーロッパ) CECE Eur 0.5% 東欧諸国の株式市場に投資します。ポーランド、チェコ、ハンガリー。

・Market Access South-East Europe Traded Index Fund(マーケットアクセス・南東ヨーロッパ・トレード・インデックスファンド) 南東欧上場株価インデックス 0.8% 南東欧諸国の株式市場に投資します。クロアチア、スロベニア、ブルガリア、ルーマニア。

ヨーロッパ地域への投資はVanguard European ETF(バンガード・ヨーロッパ・ETF)がよいと思います。上記以外にもヨーロッパ株式型ETFは多数ありますが、信託報酬は同ETFが0.18%と最も安くなっています。

新興国株式型海外ETF

新興国株式型海外ETF

商品名      連動指数     信託報酬  特徴
・iShares MSCI Emerging Markets Index Funds(iシェアーズ・MSCI・エマージングマーケット・インデックスファンド) MSCIエマージング・マーケット・インデックス 0.75% 新興国25ヵ国に投資します
 取扱い証券会社 楽天、SBI、野村、大和、日興証券

・Vanguard Emerging Markets ETF(バンガード・エマージングマーケット・ETF)  MSCIエマージング・マーケット・インデックス0.3% 新興国25ヵ国に投資します

・db x-trackers MSCI EM EMEA TRN Index ETF MSCI総合リターンEMEA新興国市場インデックス 0.65% 東欧・中東・アフリカなど新興国10ヵ国の企業に投資します

・db x-trackers S&P Select Frontiers ETF S&Pセレクト・フロンティア・インデックス 0.95% カザフスタン、ウクライナ、UAE、ナイジェリア、クロアチア、ベトナムなど、新興国に投資します

新興国株式の代表的なETFに、「iShares MSCI Emerging Markets Index Funds(iシェアーズ・MSCI・エマージングマーケット・インデックスファンド)」と「Vanguard Emerging Markets ETF(バンガード・エマージングマーケット・ETF)」があります。

共にMSCIエマージング・マーケット・インデックス指数に連動します。Vanguardの方が信託報酬が0.3%と安くおススメです。

グローバル株式型海外ETF一覧

グローバル株式型海外ETF一覧
商品名            連動指数    信託報酬 特徴
・iShares MSCI ACWI Index Fund MSCIオール・カントリー・ワールド・インデックス 0.35% 先進国・新興国含む世界48ヵ国の株式市場に連動

・i Shares MSCI EAFE Index Funds(iシェアーズ・MSCI・EAFE・インデックスファンド) MSCI EAFEインデックス 0.34% アメリカとカナダを除く世界各国株式に連動
 取扱い証券会社 楽天、SBI証券

・i Shares MSCI Kokusai Index Funds(iシェアーズ・MSCI・コクサイ・インデックスファンド) MSCI KOKUSAIインデックス 0.25% 日本を除く世界各国の株式市場に連動
 取扱い証券会社 楽天、SBI、野村、大和証券

・Vanguard Europe Pacific ETF(バンガード・ヨーロッパ・パシフィック・ETF) MSCI EAFEインデックス 0.15 アメリカとカナダを除く世界株式市場に連動

・Vanguard FTSE All-World ex-us ETF(バンガード・FTSE・オールワールド・ETF) FTSEオールワールドインデックス 0.25% アメリカを除く世界47ヵ国の株式市場に連動

・Lyxor ETF MSCI World(リクソー・ETF・MSCI・ワールド) MSCIワールドインデックス 0.45% 先進国23ヵ国に投資
 取扱い証券会社 楽天証券

・i Shares S&P Global 100 Index Fund(iシェアーズ・S&P・グローバル100・インデックス・ファンド) S&Pグローバル100指数  0.4%
 取扱い証券会社 楽天、SBI証券

海外ETF純資産額ランキング

海外ETF純資産額ランキング(アメリカ証券取引所上場分)2008年時点

商品名(カナ読み)  連動指数
1SPDR S&P 500ETF(スパイダー・S&P500・ETF) S&P500(アメリカ株式)

2i Shares MSCI EAFE Index Funds (iシェアーズ・MSCI・EAFE・インデックスファンド) MSCI EAFEインデックス(アメリカ以外の世界株式)

3i Shares MSCI Emerging Markets (iシェアーズ・MSCI・エマージングマーケット) MSCIエマージング・マーケッツ・インデックス

4SPDR Gold Shares (スパイダー・ゴールド・シェア) 金価格

5Power SharesQQQ (パワー・シェアーズQQQ) NASDAQ-100

6SPDR S&P 500 Index Funds (スパイダー・S&P500・インデックスファンド) S&P500(アメリカ株式)

7i Shares Russell 1000 Growth Index Funds(iシェアーズ・ラッセル1000・グロース・インデックスファンド) ラッセル1000成長株インデックス

8Vanguard Total Stock Market ETF(バンガード・トータルストックマーケット・ETF) MSCI US ブロード・マーケット・インデックス

9i Shares MSCI Brazil Index Funds (iシェアーズ・MSCI・ブラジル・インデックスファンド) MSCIブラジル・インデックス

10i Shares(iシェアーズ) Lehman 1-3 Year Treasury Bond Index Fund(iシェアーズ・リーマン・1-3年米国国債インデックスファンド) リーマン・ブラザーズ1-3年米国国債インデックス

純資産が高いETFを見ても、アメリカ株式のS&P500やアメリカ以外の世界株式に連動したMSCI EAFEインデックス、金価格、ブラジル株式、アメリカ国債など、様々な種類のETFがランクインしています。

これらのETFを組み合わせることで、自分専用のポートフォリオを簡単に構築できます。

インデックスファンドから海外ETFへ

インデックスファンドと海外ETFには、同じ指数に連動するものもあります。

インデックスファンドはノーロード(購入手数料無料)の投資信託が多くあります。海外ETFは海外証券取引所を経由して購入するため、購入時の取引手数料が千円以上など高い場合もあります。

そのため、一定額になるまでノーロード型のインデックスファンドで積み立て、その後一括して海外ETFを購入すると、購入手数料の総額は低くなります。

海外ETFのデメリット

海外ETFのデメリット

・購入時に海外証券取引所を経由するため、購入手数料が国内ETFに比べ高い
・多くのETFに為替リスクがある
・特定口座に入れられないケースもあり、確定申告が必要になる
・現地と国内で2重課税されるケースもある
・純資産高が小さいETFは将来的に上場廃止になる可能性がある
・日本国内の証券会社では取り扱っている銘柄が少ない。それ以外の銘柄を購入するには、海外の証券会社に口座を開く必要がある。

海外ETFの大きなデメリットは、特定口座に入れられない場合もあり確定申告が必要になる点です。特に特定口座を利用している個人投資家の場合、海外ETFを購入したために確定申告が必要になると、確定申告の時間・労力が新たに必要になる場合があります。

海外ETFのメリット

海外ETFのメリット
・世界各国の株式・債券・商品・REIT・通貨などに簡単に投資できる
・国内ETFに比べて種類が豊富
・分散投資効果が期待できる
・取引コスト(信託報酬など)が一般の投資信託に比べて低い
・信用取引ができる
・ベンチマーク指数と連動性が高く、ファンド内部の透明性が高い

海外ETFの最大のメリットは、世界各国の株式・債券・商品・REIT・通貨などに簡単に投資できる点です。

例えば、iShares MSCI ACWI Index Fundを購入すれば、この一銘柄だけで世界中の株式市場に投資できます。普通に世界中の株式市場に分散投資するには大量の資金が必要ですが、ETFがあるおかげで、一銘柄を購入するだけで同じリターンと分散投資効果が期待できます。

海外ETFとは

海外ETFとは、海外の証券取引所に上場している上場投資信託(ETF)のことです。

国内の証券取引所に上場している上場投資信託(ETF)と区別する目的で「海外ETF」と呼ばれています。

国内ETFは2009年7月現在約60本ですが、海外ETFは数百本単位で上場されており、その種類も国内ETFに比べて極めて豊富です。

例えば、全世界に株式市場に連動するETFや新興国株式市場に連動するETF、アメリカ社債に価格連動するETFなど、株式・債券・商品・REIT・通貨など、様々な種類の価格に連動したETFが海外ETFにはあります。

マネックス証券で買える海外ETF一覧

マネックス証券は海外ETF取扱い数で、国内証券会社トップクラスの会社です。

【ティッカー】
銘柄名
運用会社
上場市場
銘柄説明
の順番に掲載します。

【GLD】
SPDR GOLD SHARES
[SPDR ゴールド・シェア]
ステート・ストリート
NYSE Arca
金現物取引価格の世界標準である「ロンドン午後金値決め(London PM Fix)」に連動する投資結果を提供します。



【VGK】
VANGUARD EUROPEAN ETF
[バンガード ヨーロピアン]
バンガード・グループ
NYSE Arca
ベンチマークはMSCI ヨーロッパインデックスです。ヨーロッパ(英国・フランス・ドイツ・スイス等)の株式市場に投資します。



【VPL】
VANGUARD PACIFIC ETF
[バンガード パシフィック]
バンガード・グループ
NYSE Arca
ベンチマークはMSCI パシフィックインデックスです。太平洋諸国の株式市場に投資します。



【VWO】
VANGUARD EMERGING MARKET ETF
[バンガード エマージングマーケット]
バンガード・グループ
NYSE Arca
ベンチマークはMSCI エマージングマーケットインデックスです。新興国(ブラジル・中国・韓国・台湾・ロシア等)の株式市場に投資します。



【VB】
VANGUARD SMALLCAP ETF
[バンガード スモールキャップ]
バンガード・グループ
NYSE Arca
ベンチマークはMSCI US スモールキャップ1750インデックスです。米国の中小型株市場に投資します。



【VTI】
VANGUARD TOTAL STOCK MARKET ETF
[バンガード トータルストック]
バンガード・グループ
NYSE Arca
ベンチマークはMSCI US ブロードマーケットインデックスです。米国市場全体に投資します。



【ICLN】
iShares S&P Global Clean Energy
[アイシェアーズ グローバル・クリーンエネルギー]
バークレイズ・グローバル・インベスターズ
NASDAQ
ベンチマークはS&Pグローバル・クリーンエネルギー指数です。世界のクリーンエネルギー(バイオ燃料、地熱、風力など)関連企業に投資します。



【NUCL】
iShares S&P Global Nuclear Energy
[アイシェアーズ グローバル・ニュークリアエネルギー]
バークレイズ・グローバル・インベスターズ
NASDAQ
ベンチマークはS&P グローバル・ニュークリア・エネルギー指数です。原子力産業に関連する世界の大手企業24社に投資します。



【IGF】
iShares S&P Global Infrastructure
[アイシェアーズ グローバル・インフラストラクチャー]
バークレイズ・グローバル・インベスターズ
NYSE Arca
ベンチマークはS&P グローバル・インフラストラクチャー指数です。石油・ガス貯蔵施設や輸送設備の管理・所有、空港サービス、高速道路、鉄道、港湾設備・サービス、電気・ガス・水道事業をはじめとする公益事業、エネルギー、交通インフラに携わる企業に投資します。



【WOOD】
iShares S&P Global Timber & Forestry
[アイシェアーズ S&P グローバル・ティンバー&フォレストリー]
バークレイズ・グローバル・インベスターズ
NASDAQ
ベンチマークはS&P グローバル・ティンバー&フォレストリー指数です。林産物、森林不動産投資信託(REITs)、紙、梱包材、農産物に関わる世界の大手企業25社に投資します。



【AGG】
iSHARES BARCLAYS AGGREGATE BOND
[アイシェアーズ バークレイズ 米国総合]
バークレイズ・グローバル・インベスターズ
NYSE Arca
ベンチマークはバークレイズ・キャピタルUSアグリゲ-ト・インデックスです。米国の投資適格債券市場全体に投資します。



【CFT】
iSHARES BARCLAYS CREDIT BOND
[アイシェアーズ バークレイズ 米国クレジット]
バークレイズ・グローバル・インベスターズ
NYSE Arca
ベンチマークはバークレイズ・キャピタル米国クレジット・インデックスです。米国の投資適格社債および政府の発行する債券に投資します。



【DVY】
iSHARES DJ SELECTDIVIDEND
[アイシェアーズ DJ 好配当株式インデックス]
バークレイズ・グローバル・インベスターズ
NYSE Arca
ベンチマークはダウ・ジョーンズ US セレクト・ディビデンド・インデックスです。高配当株に投資します。



【EEM】
iSHARES MSCI EMERGING MARKET
[アイシェアーズ MSCI エマージングマーケットインデックス]
バークレイズ・グローバル・インベスターズ
NYSE Arca
ベンチマークはMSCI エマージング・マーケット・インデックスです。新興国(BRICs、韓国、台湾、メキシコなど)に投資します。



【EFA】
iSHARES MSCI EAFE INDEX
[アイシェアーズ MSCI EAFEインデックス]
バークレイズ・グローバル・インベスターズ
NYSE Arca
ベンチマークはMSCI EAFE インデックスです。ヨーロッパ、オーストラリアおよび極東地域の市場で取引される証券に投資します。



【EPP】
iSHARES MSCI PACIFIC EX-JAPAN
[アイシェアーズ MSCI パシフィック(日本除く)インデックス]
バークレイズ・グローバル・インベスターズ
NYSE Arca
ベンチマークはMSCI パシフィック(除く日本)・インデックスです。オーストラリア、香港、ニュージ-ランドおよびシンガポールの市場で取引される証券に投資します。



【EWM】
iSHARES MSCI MALAYSIA INDEX
[アイシェアーズ MSCI マレーシアインデックス]
バークレイズ・グローバル・インベスターズ
NYSE Arca
ベンチマークはMSCI マレーシア・インデックスです。マレーシア株式市場に投資します。



【EWT】
iSHARES MSCI TAIWAN INDEX
[アイシェアーズ MSCI 台湾インデックス]
バークレイズ・グローバル・インベスターズ
NYSE Arca
ベンチマークはMSCI 台湾インデックスです。台湾株式市場に投資します。



【EWW】
iSHARES MSCI MEXICO INVESTABLE
[アイシェアーズ MSCI メキシコインベスタブルマーケット]
バークレイズ・グローバル・インベスターズ
NYSE Arca
ベンチマークはMSCIメキシコ・インベスタブル・マーケット・インデックスです。メキシコ株式市場に投資します。



【EWY】
iSHARES MSCI SOUTH KOREA INDEX
[アイシェアーズ MSCI 韓国インデックス]
バークレイズ・グローバル・インベスターズ
NYSE Arca
ベンチマークはMSCI 韓国インデックスです。韓国株式市場に投資します。



【EWZ】
iSHARES MSCI BRAZIL INDEX
[アイシェアーズ MSCI ブラジルインデックス]
バークレイズ・グローバル・インベスターズ
NYSE Arca
ベンチマークはMSCIブラジル・インデックスです。ブラジル株式市場に投資します。



【EXI】
iSHARES S&P GLBL INDUSTRIALS SEC
[アイシェアーズ S&P グローバル資本財インデックス]
バークレイズ・グローバル・インベスターズ
NYSE Arca
ベンチマークはS&P グローバル資本財セクター・インデックスです。世界の資本財企業に投資します。



【EZA】
iSHARES MSCI SOUTHAFRICA INDEX
[アイシェアーズ MSCI 南アフリカインデックス]
バークレイズ・グローバル・インベスターズ
NYSE Arca
ベンチマークはMSCI南アフリカ・インデックスです。南アフリカ株式市場に投資します。



【FXI】
iSHARES FTSE/XINHUA CHINA 25
[アイシェアーズ FTSE 新華チャイナ25インデックス]
バークレイズ・グローバル・インベスターズ
NYSE Arca
ベンチマークはFTSE/ 新華チャイナ25インデックスです。中国株式市場に投資します。



【GSG】
iSHARES GSCI COMMODITY INDEXED
[アイシェアーズ GSCI コモディティインデックス]
バークレイズ・グローバル・インベスターズ
NYSE Arca
ベンチマークはS&P GSCIトータル・リターン・インデックスです。原油・貴金属・農産物等24の先物指数に投資します。



【HYG】
iSHARES IBOXX H-YIELDCORP BOND
[アイシェアーズ IBOXX ハイ・イールド社債]
バークレイズ・グローバル・インベスターズ
NYSE Arca
ベンチマークはiBoxx 米ドル建てリキッド・ハイイールド・インデックスです。米ドル建て高利回り社債市場に投資します。



【IBB】
iSHARES NASDAQ BIOTECHNOLOGY
[アイシェアーズ NASDAQ バイオテクノロジー]
バークレイズ・グローバル・インベスターズ
NASDAQ
ベンチマークはNASDAQバイオテクノロジー・インデックスです。NASDAQのバイオテクノロジー銘柄に投資します。



【IEF】
iSHARES BARCLAYS 7-10Y TREASURY
[アイシェアーズ バークレイズ米国国債7-10年]
バークレイズ・グローバル・インベスターズ
NYSE Arca
ベンチマークはバークレイズ・キャピタル7-10年米国国債インデックスです。米国の中期債に投資します。



【IEV】
iSHARES S&P EUROPE 350 INDEX
[アイシェアーズ S&P ヨーロッパ350インデックス]
バークレイズ・グローバル・インベスターズ
NYSE Arca
ベンチマークはS&Pヨーロッパ 350 インデックスです。ヨーロッパの350の株式銘柄に投資します。



【IJH】
iSHARES S&P MIDCAP 400 INDEX
[アイシェアーズ S&P ミッドキャップ400インデックス]
バークレイズ・グローバル・インベスターズ
NYSE Arca
ベンチマークはS&P MidCap 400 インデックスです。米国中型株に投資します。



【IJR】
iSHARES S&P SMALLCAP 600 INDEX
[アイシェアーズ S&P スモールキャップ600インデックス]
バークレイズ・グローバル・インベスターズ
NYSE Arca
ベンチマークはS&P SmallCap 600 インデックスです。米国小型株に投資します。



【ILF】
iSHARES S&P LATIN AMERICA 40
[アイシェアーズ S&P ラテンアメリカインデックス]
バークレイズ・グローバル・インベスターズ
NYSE Arca
ベンチマークはS&P ラテンアメリカ40 インデックスです。メキシコ、ブラジル、アルゼンチン、チリの株式に投資します。



【IOO】
iSHARES S&P GLBL 100 INDEX
[アイシェアーズ S&P グローバル100インデックス]
バークレイズ・グローバル・インベスターズ
NYSE Arca
ベンチマークはS&P・グローバル100 インデックスです。世界の大型株100銘柄に投資します。



【IVV】
iSHARES S&P500 INDEX
[アイシェアーズ S&P500 インデックス]
バークレイズ・グローバル・インベスターズ
NYSE Arca
ベンチマークはS&P500インデックスです。米国の大型株500銘柄に投資します。



【IWM】
iSHARES RUSSELL 2000 INDEX
[アイシェアーズ ラッセル2000 インデックス]
バークレイズ・グローバル・インベスターズ
NYSE Arca
ベンチマークはRussell 2000 インデックスです。米国の小型株2000銘柄に投資します。



【IXC】
iSHARES S&P GLBL ENERGY SECTOR
[アイシェアーズ S&P グローバルエネルギー]
バークレイズ・グローバル・インベスターズ
NYSE Arca
ベンチマークはS&Pグローバル・エネルギー・セクター・インデックスです。世界の代表的なエネルギー関連企業に投資します。



【IXG】
iSHARES S&P GLBL FINANCIALS
[アイシェアーズ S&P グローバル金融インデックス]
バークレイズ・グローバル・インベスターズ
NYSE Arca
ベンチマークはS&Pグローバル金融セクター・インデックスです。世界の代表的な金融企業に投資します。



【IXJ】
iSHARES GLBL HEALTHCARE SECTOR
[アイシェアーズ S&P グローバルヘルスケアインデックス]
バークレイズ・グローバル・インベスターズ
NYSE Arca
ベンチマークはS&Pグローバル・ヘルスケア・セクター・インデックスです。世界の代表的なヘルスケア企業に投資します。



【IXN】
iSHARES S&P GLBL TECHNOLOGY
[アイシェアーズ S&P グローバルテクノロジインデックス]
バークレイズ・グローバル・インベスターズ
NYSE Arca
ベンチマークはS&Pグローバル・インフォメーション・テクノロジー・セクター・インデックスです。世界の代表的なIT企業に投資します。



【IXP】
iSHARES S&P GLBL TELECOM
[アイシェアーズ S&P グローバル電気通信インデックス]
バークレイズ・グローバル・インベスターズ
NYSE Arca
ベンチマークはS&Pグローバル電気通信セクター・インデックスです。世界の代表的な電気通信企業に投資します。



【IYR】
iSHARES DJ US REAL ESTATE INDEX
[アイシェアーズ DJ 不動産インデックス]
バークレイズ・グローバル・インベスターズ
NYSE Arca
ベンチマークはダウ・ジョーンズ米国不動産インデックスです。米国の不動産企業に投資します。



【JXI】
iSHARES S&P GLBL UTILITIE
[アイシェアーズ S&P グローバル公共事業インデックス]
バークレイズ・グローバル・インベスターズ
NYSE Arca
ベンチマークはS&Pグローバル公益事業セクター・インデックスです。世界の公共事業会社(電力、ガス、水道事業、民営の発電会社など)に投資します。



【KLD】
iSHARES KLD SELECTSOCIAL INDEX
[アイシェアーズ KLD ソーシャルインデックス]
バークレイズ・グローバル・インベスターズ
NYSE Arca
ベンチマークはKLD セレクト・ソーシャル・インデックスです。社会面および環境面で積極的な貢献をしているとKLDが判断する大型株に投資します。



【KXI】
iSHARES S&P GLBL CONSUMER
[アイシェアーズ S&P グローバル生活必需品インデックス]
バークレイズ・グローバル・インベスターズ
NYSE Arca
ベンチマークはS&Pグローバル生活必需品セクター・インデックスです。世界の代表的な生活必需品セクターに投資します。



【LQD】
iSHARES IBOXX $INVEST.CORPBOND
[アイシェアーズ IBOXX ドル建て投資適格社債]
バークレイズ・グローバル・インベスターズ
NYSE Arca
ベンチマークはiBoxx 米ドル建てリキッド投資適格インデックスです。流動性の高い米ドル建て社債に投資します。



【MBB】
iSHARES BARCLAYS MBS BOND
[アイシェアーズ バークレイズ米国MBS]
バークレイズ・グローバル・インベスターズ
NYSE Arca
ベンチマークはバークレイズ・キャピタル米国MBSインデックスです。米国の政府住宅抵当金庫、連邦住宅抵当金庫、連邦住宅貸付抵当公社が発行する投資適格固定金利住宅抵当パススルー証券に投資します。



【MXI】
iSHARES S&P GLBL MATERIAL
[アイシェアーズ S&P グローバル素材インデックス]
バークレイズ・グローバル・インベスターズ
NYSE Arca
ベンチマークはS&Pグローバル素材セクター・インデックスです。世界の素材関連株に投資します。



【RXI】
iSHARES S&P GLBL CONSUMER
[アイシェアーズ S&P グローバル一般消費財インデックス]
バークレイズ・グローバル・インベスターズ
NYSE Arca
ベンチマークはS&Pグローバル一般消費財セクター・インデックスです。世界の一般消費財関連株に投資します。



【SHV】
iSHARES BARCLAYS SHORT TREASURY
[アイシェアーズ バークレイズ米国短期国債]
バークレイズ・グローバル・インベスターズ
NYSE Arca
ベンチマークはバークレイズ・キャピタル短期米国国債インデックスです。米国短期債に投資します。



【SHY】
iSHARES BARCLAYS 1-3YR TREASURY
[アイシェアーズ バークレイズ米国国債1-3年]
バークレイズ・グローバル・インベスターズ
NYSE Arca
ベンチマークはバークレイズ・キャピタル1-3年米国国債インデックスです。1-3年米国国債に投資します。



【TIP】
iSHARES BARCLAYS TIPS BOND
[アイシェアーズ バークレイズ米国TIPS]
バークレイズ・グローバル・インベスターズ
NYSE Arca
ベンチマークはバークレイズ・キャピタル米国トレジャリーTIPSインデックスです。米国インフレ連動国債に投資します。



【TLT】
iSHARES BARCLAYS 20+YR TREASURY
[アイシェアーズ バークレイズ米国国債20年超]
バークレイズ・グローバル・インベスターズ
NYSE Arca
ベンチマークはバークレイズ・キャピタル20年超米国国債インデックスです。20年超米国国債に投資します。



【TOK】
iSHARES MSCI KOKUSAI INDEX
[アイシェアーズ MSCIコクサイインデックス]
バークレイズ・グローバル・インベスターズ
NYSE Arca
ベンチマークはMSCI KOKUSAI (コクサイ)・インデックスです。日本を除く世界の経済先進国の証券市場に投資します。



【QQQQ】
POWERSHARES QQQ TRUST SERIES 1
[パワーシェアーズ QQQトラストシリーズ1]
インベスコ・パワーシェアーズ
NASDAQ
ベンチマークはナスダック100指数です。NASDAQ大型株100銘柄に投資します。



【PAF】
POWERSHARES FR ASIAPAC.X-JAP
[パワーシェアーズ FTSERAFIアジア太平洋(日本除く)]
インベスコ・パワーシェアーズ
NYSE Arca
ベンチマークはFTSE RAFI アジア太平洋先進国(日本を除く)インデックスです。日本を除くアジア・太平洋地域の企業の株式に投資します。



【PBD】
POWERSHARES GLBL CLEAN ENRGY
[パワーシェアーズ 世界クリーンエネルギー]
インベスコ・パワーシェアーズ
NYSE Arca
ベンチマークはワイルダーヒル・新エネルギー・グローバル・イノベーション・インデックスです。クリーン・エネルギーの生産・利用、再生可能エネルギーの促進に焦点を当てた技術を有する企業に投資します。



【PEF】
POWERSHARES FR EUROPEPORTFOLIO
[パワーシェアーズ FTSERAFIヨーロッパインデックス]
インベスコ・パワーシェアーズ
NYSE Arca
ベンチマークはFTSE RAFI ヨーロッパ・インデックスです。ヨーロッパに本店を置く大型株/中型株で構成されます。



【PFA】
POWERSHARES DYNAMIC DEVELOPED
[パワーシェアーズ ダイナミック先進国]
インベスコ・パワーシェアーズ
NYSE Arca
ベンチマークはQSG世界先進国オポチュニティーズインデックスです。日本、英国、カナダ、ドイツ、イタリア、フランス、オーストラリア等の企業に投資します。



【PIO】
POWERSHARES GLBL WATER
[パワーシェアーズ グローバルウォーター]
インベスコ・パワーシェアーズ
NYSE Arca
ベンチマークはパリセーズ世界水事業インデックスです。世界の水事業関連企業に投資します。



【PXF】
POWERSHARES FR DEVELOPEDMARKET
[パワーシェアーズ FTSERAFI先進国(米国除く)]
インベスコ・パワーシェアーズ
NYSE Arca
ベンチマークはFTSE RAFI 先進国(米国を除く)インデックスです。英国、日本、フランス、ドイツ、イタリア、スイス、カナダ、オーストラリア等の株式市場に投資します。



【DIA】
DIAMONDS TRUST SERIES 1
[DIAMONDS トラスト シリーズ1]
ステート・ストリート
NYSE Arca
ベンチマークはダウ・ジョーンズ工業株価平均です。ダウジョーンズ工業30種平均に投資します。



【SPY】
SPDR TRUST SERIES 1
[SPDR トラストシリーズ1]
ステート・ストリート
NYSE Arca
ベンチマークはS&P500インデックスです。米国の大型株500銘柄に投資します。

楽天証券で買える海外ETF・信託報酬一覧

楽天証券は海外ETFの取扱い銘柄数ではトップクラスの証券会社です。

楽天証券で購入できる海外ETFの信託報酬一覧を掲載します。


ETF名称
ベンチマーク指数
信託報酬
の順に掲載します。

<世界株式型海外ETF>
iシェアーズ® MSCI エマージング・マーケット・インデックス・ファンド
MSCIエマージング・マーケット・インデックス
0.74%

iシェアーズ® MSCI EAFE インデックス・ファンド
MSCI EAFEインデックス
0.34%

iシェアーズ® MSCI パシフィック(除く日本)・インデックス・ファンド
MSCIパシフィックフリー・インデックス
0.50%

iシェアーズ® S&P ヨーロッパ 350 インデックス・ファンド
S&Pヨーロッパ350・インデックス
0.60%

iシェアーズ® S&P ラテンアメリカ40 インデックス・ファンド
S&Pラテンアメリカ40・インデックス指数
0.50%

iシェアーズ® S&P グローバル100 インデックス・ファンド
S&Pグローバル100インデックス
0.40%

パワーシェアーズ・FTSE RAFI アジア太平洋(日本を除く)ポートフォリオ
FTSE RAFI アジア太平洋先進国指数
0.80%

パワーシェアーズ・FTSE RAFI ヨーロッパ・ポートフォリオ
FTSE RAFIヨーロッパ・インデックス
0.75%

パワーシェアーズ・ダイナミック・世界先進国オポチュニティーズ・ポートフォリオ
QSG世界先進国オポチュニティーズ・インデックス
0.75%

パワーシェアーズ・FTSE RAFI先進国市場(米国を除く)ポートフォリオ
FTSE RAFI先進国インデックス
0.75%

iシェアーズ® MSCI KOKUSAI(コクサイ)・インデックス・ファンド
MSCIコクサイインデックス
0.25%

バンガード・ヨーロピアンETF
MSCIヨーロッパ・インデックス
0.18%

バンガード・パシフィックETF
MSCIパシフィック・インデックス
0.18%

バンガード・エマージング・マーケットETF
MSCIエマージング・マーケット・インデックス
0.27%

リクソーETF FTSE RAFI ヨーロッパ
FTSE RAFI ヨーロッパ指数
0.60%

リクソーETF MSCI ワールド
MSCIワールド指数
0.45%

リクソーETF MSCIアジア・パシフィック(除く日本)
MSCI ACアジア・パシフィック指数
0.65%

リクソーETF MSCI エマージング・マーケット
MSCIエマージング・マーケット指数
0.65%

<新興国型海外ETF>
iシェアーズ® MSCI マレーシア・インデックス・ファンド
MSCIマレーシア・インデックス
0.51%

iシェアーズ® MSCI メキシコ・インデックス・ファンド
MSCIメキシコ・インデックス
0.51%

iシェアーズ® MSCI 台湾 インデックス・ファンド
MSCI台湾インデックス
0.68%

iシェアーズ® MSCI 韓国 インデックス・ファンド
MSCI韓国インデックス
0.68%

iシェアーズ® MSCI ブラジル・インデックス・ファンド
MSCIブラジル・インデックス
0.68%

iシェアーズ® MSCI 南アフリカ・インデックス・ファンド
MSCI南アフリカインデックス
0.68%

iシェアーズ® FTSE/新華チャイナ25 インデックス・ファンド
FTSE/新華チャイナ25インデックス
0.74%

リクソーETF MSCI インディア
MSCIインディア指数
0.85%

リクソーETF MSCI 韓国
MSCI韓国指数
0.65%

リクソーETFロシア(DJ RUSINDEX TITANS10)
DJ RUSINDEX Titans 10指数
0.65%

iシェアーズ・BSE・センセックス・インディア・トラッカー
BSE SENSEXインデックス
0.99%

リクソーETF MSCI 台湾
MSCI台湾指数
0.65%

<世界債権型海外ETF>
iシェアーズ® ・バークレイズ 米国総合 ファンド
バークレイス・キャピタル米国総合インデックス
0.24%

iシェアーズ® ・バークレイズ 米国クレジット・ファンド
バークレイズ・キャピタル米国クレジット・インデックス
0.20%

iシェアーズ・バークレイズ 米国クレジット 1-10年ファンド
バークレイズ・キャピタル米国クレジット(1-10年)インデックス
0.20%

iシェアーズ・バークレイズ 米国クレジット 1-3年 ファンド
バークレイズ・キャピタル米国クレジット(1-3年)インデックス
0.20%

iシェアーズJPモルガン・米ドル建てエマージング・マーケット債券ファンド
JPモルガン・エマージング・マーケッツ・ボンド・インデックス・グローバル・コア・インデックス
0.60%

iシェアーズ® iBoxx 米ドル建てハイイールド社債ファンド
iBoxx米ドル建てリキッド・ハイイールド インデックス
0.50%

iシェアーズ® ・バークレイズ 米国国債 7-10年 ファンド
バークレイズ・キャピタル米国国債(7-10年)インデックス
0.15%

iシェアーズ・S&Pシティグループ世界国債(除く米国)・ファンド
S&Pシティグループ・インターナショナル・トレジャリー・ボンド・インデックス
0.35%

iシェアーズ® iBoxx 米ドル建て投資適格社債ファンド
IBoxx米ドル建てリキッド投資適格インデックス
0.15%

iシェアーズ® ・バークレイズ 米国MBS ファンド
バークレイズ・キャピタル米国MBSインデックス
0.36%

iシェアーズ® ・バークレイズ 米国短期国債 ファンド
バークレイズ・キャピタル米国短期国債インデックス
0.15%

iシェアーズ® ・バークレイズ 米国国債 1-3年 ファンド
バークレイズ・キャピタル米国国債(1-3年)インデックス
0.15%

iシェアーズ® ・バークレイズ 米国TIPS ファンド
バークレイズ・キャピタル米国トレジャリーTIPSインデックス
0.20%

iシェアーズ® ・バークレイズ 米国国債 20年超 ファンド
バークレイズ・キャピタル米国国債(20年超)インデックス
0.15%

<商品・コモディティ型海外ETF>
スパイダー ゴールド・シェア
金地金価格(ロンドン午後金値決め(London PM Fix))
0.40%

iシェアーズ® S&P GSCI・コモディティ・インデックス・トラスト
S&P GSCI トータルリターン指数
0.75%

リクソーETF コモディティーズ CRB
ロイター/ジェフリーズCRB指数
0.35%

世界商品(コモディティ)型海外ETFの信託報酬比較

世界商品(コモディティ)型海外ETFの信託報酬比較

世界商品(コモディティ)型の海外ETFの信託報酬比較です。

世界商品(コモディティ)型の投資信託であれば、投資成果は金価格など各指数にほとんど連動します。

保有コストが低いほうが投資家にとっての有利ですので、信託報酬や購入手数料を比較することが重要になります。

特に、10年・20年以上の長期投資を考えるのであれば、0.1%でも保有コストを低くすることは投資成果に影響を及ぼすため、しっかり比較した上で積み立てる金融商品を選択することが重要です。


商品名 
連動指数 
信託報酬
の順に紹介します。

・iシェアーズ S&P GSCI コモディティ インデックス トラスト
S&P GSCI トータルリターン インデックス
0.75%

・iシェアーズ COMEX ゴールド トラスト
金価格
0.40%

・iシェアーズ シルバー トラスト
銀価格
0.50%

・リクソーETF コモディティCRB
ロイター/ジェフェリーズCRB指数
0.35%

金価格、銀価格などに連動する海外ETFです。信託報酬は0.3%から0.7%程度です。金など各商品価格は株価変動と値動きが連動しないケースが多いため、ポートフォリオの一部に加えると、ポートフォリオ全体の価値が安定します。金価格連動の国内ETFもありますが、海外ETFの方が信託報酬は安いです。

海外ETFは、海外の証券取引所を通して購入するため、購入手数料(売買手数料)が高めです。毎月の積み立てなどで利用すると売買手数料がかなり高額になるため、国内のインデックスファンドなどである程度積み立てた後、海外ETFに乗り換えるのが合理的だと思います。

また、海外ETFは証券会社により購入できる銘柄が限定されています。ご利用の証券会社がどの海外ETFを扱っているかは証券会社ホームページなどで確認が必要です。

※海外ETFの多くは為替変動リスクもありますので、できるだけ円高のタイミングを図り、積み立てを行うことが重要です。

世界債権型海外ETFの信託報酬比較

世界債権型海外ETFの信託報酬比較

世界債権連動型の海外ETFの信託報酬比較です。

世界債権連動型の投資信託であれば、投資成果はバークレイズキャピタル 米国総合 インデックスなど各指数にほとんど連動します。

保有コストが低いほうが投資家にとっての有利ですので、信託報酬や購入手数料を比較することが重要になります。

特に、10年・20年以上の長期投資を考えるのであれば、0.1%でも保有コストを低くすることは投資成果に影響を及ぼすため、しっかり比較した上で積み立てる金融商品を選択することが重要です。


商品名 
連動指数 
信託報酬
の順に紹介します。

・iシェアーズ バークレイズ債券総合ファンド
バークレイズキャピタル 米国総合 インデックス
0.20%

・iシェアーズ iBoxx 米ドル建てハイイールド社債ファンド
iBoxx 米ドル建てリキッド・ハイイールド インデックス
0.50%

・iシェアーズ iBoxx 米ドル建て投資適格社債ファンド
iBoxx 米ドル建てリキッド投資適格 インデックス
0.15%

・iシェアーズ バークレイズTIPS債券ファンド
バークレイズ米国TIPSインデックス
0.20%

・iシェアーズ バークレイズ20年超米国国債ファンド
バークレーズ20年超米国国債インデックス
0.15%


海外ETFは、海外の証券取引所を通して購入するため、購入手数料(売買手数料)が高めです。毎月の積み立てなどで利用すると売買手数料がかなり高額になるため、国内のインデックスファンドなどである程度積み立てた後、海外ETFに乗り換えるのが合理的だと思います。

また、海外ETFは証券会社により購入できる銘柄が限定されています。ご利用の証券会社がどの海外ETFを扱っているかは証券会社ホームページなどで確認が必要です。

※海外ETFの多くは為替変動リスクもありますので、できるだけ円高のタイミングを図り、積み立てを行うことが重要です。

新興国株式型海外ETFの信託報酬比較

新興国株式連動型の海外ETFの信託報酬比較です。

新興国株式連動型の投資信託であれば、投資成果はMSCI Emerging Markets インデックスなど各指数にほとんど連動します。

保有コストが低いほうが投資家にとっての有利ですので、信託報酬や購入手数料を比較することが重要になります。

特に、10年・20年以上の長期投資を考えるのであれば、0.1%でも保有コストを低くすることは投資成果に影響を及ぼすため、しっかり比較した上で積み立てる金融商品を選択することが重要です。


商品名 
連動指数 
信託報酬
の順に紹介します。

・iシェアーズ MSCI 台湾 インデックス ファンド
MSCI 台湾 インデックス
0.70%

・iシェアーズ MSCI 大韓民国 インデックス ファンド
MSCI 韓国 インデックス
0.70%

・iシェアーズ MSCI ブラジル インデックス ファンド
MSCI ブラジル インデックス
0.70%

・iシェアーズ MSCI 南アフリカ インデックス ファンド
MSCI 南アフリカ インデックス
0.70%

・iシェアーズ FTSE/新華チャイナ25 インデックス ファンド
FTSE/新華チャイナ25 インデックス
0.74%

・バンガード・エマージング マーケット ETF
MSCI Emerging Markets インデックス
0.27%

・トラッカー ファンド オブ ホンコン
香港ハンセン指数
0.025~0.050%

・iシェアーズ MSCI チャイナ トラッカー
MSCI チャイナ インデックス
0.99%

・リクソーETF MSCI インディア
MSCI インディア指数
0.85%

・リクソーETF MSCI韓国
MSCI 韓国指数
0.65%

・iシェアーズ FTSE/新華 A50 チャイナ・トラッカー
FTSE/新華チャイナA50 インデックス
0.99%

・ハンセンH株指数ETF
ハンセン中国企業株指数(H株)
0.60%(最大1.15%が上限)

・リクソーETF ロシア
ダウ・ジョーンズ RUSINDEX Taitans 10指数
0.65%

・iシェアーズ SENSEX インディア トラッカー
BSE SENSEX インデックス
0.99%

台湾、韓国、南アフリカ、中国、香港、インドなど新興国株価に連動した海外ETFです。信託報酬は0.2%~1%のものが多いです。

海外ETFは、海外の証券取引所を通して購入するため、購入手数料(売買手数料)が高めです。毎月の積み立てなどで利用すると売買手数料がかなり高額になるため、国内のインデックスファンドなどである程度積み立てた後、海外ETFに乗り換えるのが合理的だと思います。

また、海外ETFは証券会社により購入できる銘柄が限定されています。ご利用の証券会社がどの海外ETFを扱っているかは証券会社ホームページなどで確認が必要です。

※海外ETFの多くは為替変動リスクもありますので、できるだけ円高のタイミングを図り、積み立てを行うことが重要です。

世界株式型海外ETFの信託報酬一覧2

世界株式型海外ETFの信託報酬一覧2

グローバル株式連動型の海外ETFの信託報酬比較の続きです。

グローバル株式連動型の投資信託であれば、投資成果はMSCI コクサイ・インデックス指数など各指数にほとんど連動します。

保有コストが低いほうが投資家にとっての有利ですので、信託報酬や購入手数料を比較することが重要になります。

特に、10年・20年以上の長期投資を考えるのであれば、0.1%でも保有コストを低くすることは投資成果に影響を及ぼすため、しっかり比較した上で積み立てる金融商品を選択することが重要です。


商品名 
連動指数 
信託報酬
の順に紹介します。

・DIAMONDS トラスト シリーズⅠ
ダウ・ジョーンズ工業株30種平均指数
0.18%

・iシェアーズ S&P 小型株600 インデックス ファンド
S&P スモールキャップ600 インデックス
0.20%

・iシェアーズ S&P500 インデックス ファンド
S&P500 インデックス
0.09%

・パワーシェアーズ QQQ
ナスダック100 インデックス
0.20%

・SPDR トラスト シリーズⅠ
S&P500 インデックス
0.0945%

・バンガード・スモールキャップ ETF
MSCI US Small-Cap 1750インデックス
0.15%

・バンガード・ヨーロピアン ETF
MSCI Europeインデックス
0.18%

・バンガード・トータル・ストック・マーケット ETF
MSCI US Broad Marketインデックス
0.09%

主にアメリカなどの先進国株価指数に連動する海外ETFです。

信託報酬は0.1%~0.2%と、国内の投資信託にはありえない安さです。信託報酬0.1%程度で、アメリカのS&P500に連動するETFもあります。

海外ETFは、海外の証券取引所を通して購入するため、購入手数料(売買手数料)が高めです。毎月の積み立てなどで利用すると売買手数料がかなり高額になるため、国内のインデックスファンドなどである程度積み立てた後、海外ETFに乗り換えるのが合理的だと思います。

※為替変動リスクもありますので、できるだけ円高のタイミングを図り、積み立てを行うことが重要です。

世界株式型海外ETFの信託報酬一覧

グローバル株式連動型の海外ETFの信託報酬比較です。

グローバル株式連動型の投資信託であれば、投資成果はMSCI コクサイ・インデックス指数など各指数にほとんど連動します。

保有コストが低いほうが投資家にとっての有利ですので、信託報酬や購入手数料を比較することが重要になります。

特に、10年・20年以上の長期投資を考えるのであれば、0.1%でも保有コストを低くすることは投資成果に影響を及ぼすため、しっかり比較した上で積み立てる金融商品を選択することが重要です。


商品名 
連動指数 
信託報酬
の順に紹介します。

・iシェアーズ MSCI エマージング マーケット インデックス ファンド
MSCI エマージング マーケット インデックス
0.75%

・iシェアーズ MSCI EAFE インデックス ファンド
MSCI EAFA インデックス
0.35%

・iシェアーズ MSCI パシフィック(除く日本) インデックス ファンド
MSCI パシフィック・フリー(除く日本) インデックス
0.50%

・iシェアーズ S&P ヨーロッパ350 インデックス ファンド
S&P ヨーロッパ350 インデックス
0.60%

・ iシェアーズ S&P MidCap 400 インデックス ファンド
S&P MidCap 400 インデックス
0.20%

・iシェアーズ S&P グローバル100 インデックス ファンド
S&P グローバル100 インデックス
0.40%

・iシェアーズ Russell 2000 インデックス ファンド
Russell 2000 インデックス
0.20%

・パワーシェアーズ FTSE RAFI アジア太平洋(日本を除く) ポートフォリオ
RAFI アジア太平洋先進国(日本を除く)インデックス
0.80%

・パワーシェアーズ FTSE RAFI ヨーロッパ ポートフォリオ
RAFI ヨーロッパ・インデックス
0.75%

・パワーシェアーズ ダイナミック世界先進国オポチュニティーズ ポートフォリオ
QSG世界先進国オポチュニティ-ズ・インデックス
0.75%

・パワーシェアーズ FTSE RAFI 先進国市場(米国を除く) ポートフォリオ
RAFI 先進国(米国を除く)インデックス
0.75%

・iシェアーズ MSCI コクサイ インデックス ファンド
MSCI KOKUSAI インデックス
0.25%

・バンガード・パシフィック ETF
MSCI Pacificインデックス
0.18%

信託報酬は0.1%~0.8%程度。
特に「iシェアーズ MSCI コクサイ インデックス ファンド」は、日本を除く世界各国の株式市場に分散投資する海外ETFです。世界株式への投資は、これ一本で十分対応できます。信託報酬は0.25%と格安です。

※為替変動リスクもありますので、できるだけ円高のタイミングを図り、積み立てを行うことが重要です。

ジョインベスト・グローバル・バランス・ファンド(愛称:投資生活)

ジョインベスト・グローバル・バランス・ファンド(愛称:投資生活)

信託報酬:
  純資産100億円未満:年率0.63%
  純資産100億円以上:年率0.525%
購入手数料 無料(ノーロード)
運用会社:中央三井アセットマネジメント

各資産割合
日本株式 33% (TOPIX連動型)
海外株式 33% (MSCIコクサイ指数連動型)
世界債権 33% (シティグループ世界国債インデックス指数連動型)

信託報酬は0.63%もしくは0.525%と上記の2ファンドよりさらに安く設定されています。
資産割合は、日本株式・世界株式・世界債券に1/3づつと、シンプルな構成になっています。

特徴は日本債権とREIT(日本・海外)を組入れていない点です。日本債権は直接個人向け国債を購入すればよいため、このファンドのようにファンド内に組入れてある合理性はありません。

海外資産が2/3を占めるため、為替変動リスクがあります。

分かりやすさと信託報酬の安さが魅力のバランスファンドです。

(バランス型インデックスファンドのメリット)
バランス型インデックスファンドの最大のメリットは、各資産割合のリバランス(再調整)を自動的に行ってくれる点です。例えば、株式が暴落した場合、ポートフォリオの株式割合は低下しますが、同ファンドが自動的に株式と債権の割合を半々に再調整します。

個人でポートフォリオを組んでいる場合、一定期間ごとに各資産のリバランスを自分で行わなければなりません。リバランスを行わずにいると、自分が想定していた以上に株式の割合が高くなったり、債券の割合が高くなったりします。

リバランスの手間を省けることが、バランス型のインデックスファンドの最大のメリットだと思います。

セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド

セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド

信託報酬:年率0.77%
購入手数料:無料(ノーロード)
運用会社:セゾン投信


各資産割合
  日本株式5%
  米国株式22%
  欧州株式15%
  アジア・太平洋先進国2%
  新興国株式6%
  日本債券10%
  米国債券19%
  欧州債券21%

※株式と債券のバランスは50:50

信託報酬は0.77%と、バランス型の投資信託では格安です。株式と債権の割合は半々です。
日本株式5%、日本債権10%と日本国内への投資割合は低く設定してあります。
REIT(不動産)への投資はありません。

このファンドを積み立てるだけでも、世界中の株式・債券に分散投資が可能です。
SBI資産設計オープンと同様、自分でポートフォリオを構築することが難しい方にとっては、このファンドを積み立てるだけでも十分効果があると思います。

※海外資産の割合が高いため、為替変動リスクがあります。

(バランス型インデックスファンドのメリット)
バランス型インデックスファンドの最大のメリットは、各資産割合のリバランス(再調整)を自動的に行ってくれる点です。例えば、株式が暴落した場合、ポートフォリオの株式割合は低下しますが、同ファンドが自動的に株式と債権の割合を半々に再調整します。

個人でポートフォリオを組んでいる場合、一定期間ごとに各資産のリバランスを自分で行わなければなりません。リバランスを行わずにいると、自分が想定していた以上に株式の割合が高くなったり、債券の割合が高くなったりします。

リバランスの手間を省けることが、バランス型のインデックスファンドの最大のメリットだと思います。

SBI資産設計オープン(愛称:スゴ6)

SBI資産設計オープン(愛称:スゴ6)

信託報酬:年率0.714%
購入手数料:ノーロード
運営会社:住信アセットマネジメント
分配金:年6回分配金が支払われるタイプと分配金なしのタイプがあります。
分配金履歴:33円(2009/3/10)(分配金有タイプ)


各資産割合
  日本株式(TOPIX連動):20%
  外国株式(MSCIコクサイインデックス):20%
  日本債券:20%
  外国債券(シティーグループ世界コクサイインデックス):20%
  国内REIT:10%
  外国REIT(S&PシティーグループグローバルREITインデックス):10%

※ 株式、債券、REITの割合は、40%、40%、20%
  国内資産、外国資産の割合は、50%、50%

STAMインデックスシリーズを活用したバランスファンドです。信託報酬は0.714%と格安です。
この商品だけで、株式(国内・海外)、債権(国内・海外)、REIT(国内・海外)に分散投資できます。自分でポートフォリオを構築することが難しい方は、このファンドを積み立てるだけで十分だと思います。

世界経済インデックスファンド

世界経済インデックスファンド

バランス型のインデックスファンドです。国内株式、先進国株式、新興国株式、新興国債券、先進国債権、国内債権に分散投資します。REIT資産には投資をしていません。

信託報酬の安さから、十分検討に値するバランス型インデックスファンドだと思います。

世界経済インデックスファンド
信託報酬:年率0.714%
購入手数料 無料(ノーロード)
運営会社:住信アセットマネジメント

各資産割合
  日本株式(TOPIX連動):5%
  先進国株式(MSCIコクサイインデックス):32.5%
  新興国株式:(MSCI エマージング・マーケット・インデックス)12.5%
  日本債券:5%
  先進国債券(シティーグループ世界コクサイインデックス):32.5%
  新興国債権(JPモルガン・ガバメント・ボンド・インデックス-エマージング・マーケッツ・グローバル・ディバーシファイド):12.5%

※ 株式、債券の割合は、50%:50%です。
※REITには投資していません。

信託報酬は0.714%と格安です。この商品だけで、株式(国内・先進国・新興国)、債権(国内・先進国・新興国)に分散投資できます。自分でポートフォリオを構築することが難しい方は、このファンドを積み立てるだけで十分だと思います。

バランス型インデックスファンドの最大のメリットは、各資産割合のリバランス(再調整)を自動的に行ってくれる点です。例えば、株式が暴落した場合、ポートフォリオの株式割合は低下しますが、同ファンドが自動的に株式と債権の割合を半々に再調整します。

個人でポートフォリオを組んでいる場合、一定期間ごとに各資産のリバランスを自分で行わなければなりません。リバランスを行わずにいると、自分が想定していた以上に株式の割合が高くなったり、債券の割合が高くなったりします。

リバランスの手間を省けることが、バランス型のインデックスファンドの最大のメリットだと思います。

新光J-REITオープン

国内リート(REIT)指数に連動するインデックスファンドです。毎月分配型ですので、毎月安定した分配金がほしい方にとっては、良い投資信託だと思います。

新光J-REITオープン
ベンチマーク指数 東証REIT指数
信託報酬 0.6825%
購入手数料 証券会社により異なる。無料(ノーロード)の証券会社が多い。
分配金 毎月15日
分配金履歴
60(2009/5/15)
60(2009/4/15)
60(2009/3/16)

基準価格   6,118円(09年5月27日現在)
純資産総額  8,726(百万円)

現在の分配金60円が継続したと仮定すると、年間の分配金は720円になります。
09年5月27日現在の基準価格は6118円ですので、分配金利回りは720円÷6118円=11.7%です。

円建ての資産で年間利回り11%を確保できる投資先は、ほとんど無いと思いますので、REIT指数連動インデックスファンドへの投資は魅力的だと思います。

世界不況の長期化により、空室率上昇と賃料相場下落が起こり、分配金が低下する可能性があります。
現在の分配金が永続する保証はありませんので、ご注意下さい。

ステートストリート外国株式インデックス

外国株式型のインデックスファンドです。信託報酬の安さは魅力的です。
また、分配金が少ないため、長期投資による複利効果が期待できます。

ステートストリート外国株式インデックス
ベンチマーク指数 MSCI KOKUSAIインデックス(円換算ベース)
信託報酬 0.95%
購入手数料 証券会社により異なる(ノーロードの証券会社が多い)
分配金 年1回 11月30日

分配金履歴
2008/12/01 0.00
2007/11/30 100.00
2006/11/30 200.00
2005/11/30 200.00
2004/11/30 0.00
2003/12/01 0.00
2002/12/02 0.00


基準価格 6,943円(2009年5月27日現在)
純資産総額 9,349百万円(同)

為替リスクがありますので、円高水準のタイミングで積み立てることが重要です。

年金積立インデックスF海外株式

外国株式型のインデックスファンドです。信託報酬の安さは魅力的です。
また、分配金が少ないため、長期投資による複利効果が期待できます。

年金積立インデックスF海外株式
ベンチマーク指数 MSCI KOKUSAIインデックス(円換算ベース)
信託報酬 0.8820%
購入手数料 証券会社により異なる(ノーロードの証券会社が多い)
分配金 年1回(10月)

分配金履歴
2008年10月27日 10円
2007年10月26日 10円
2006年10月26日 10円
2005年10月26日 10円
2004年10月26日 0円


基準価格 8,047 円(2009年5月27日現在)
純資産総額 5,349 百万円

為替リスクがありますので、円高水準のタイミングで積み立てることが重要です。

中央三井外国株式インデックスファンド

外国株式型のインデックスファンドです。信託報酬の安さは魅力的です。
また、分配金が少ないため、長期投資による複利効果が期待できます。

中央三井外国株式インデックスファンド
ベンチマーク指数 MSCI KOKUSAIインデックス(円換算ベース)
信託報酬 0.84%
購入手数料 証券会社により異なる(ノーロードの証券会社が多い)
分配金 年1回(毎年2月21日)

分配金履歴
2002.02.21 0.00円
2003.02.21 0.00円
2004.02.23 0.00円
2005.02.21 0.00円
2006.02.21 30.00円
2007.02.21 20.00円
2008.02.21 0.00円
2009.02.23 0.00円


基準価格 7,472円(2009年5月27日現在)
純資産総額 3,373百万円

為替リスクがありますので、円高水準のタイミングで積み立てることが重要です。

STAMインデックスシリーズ2009年5月期分配金

STAMインデックスシリーズ2009年5月期分配金一覧

STAM TOPIXインデックス・オープン        2009年05月11日 0円
STAM グローバル株式インデックス・オープン   2009年05月11日 0円
STAM 国内債券インデックス・オープン      2009年05月11日 0円
STAM グローバル債券インデックス・オープン    2009年05月11日 0円
STAM J-REITインデックス・オープン 2009年05月11日 0円
STAM グローバルREITインデックス・オープン 2009年05月11日 0円

いずれも分配金0円でした。
複利効果を考えると分配金は少ないほうが有利なため、分配金0円は良い結果だと思います。

今後も分配金0円が継続する保証はありませんので、ご注意下さい。

中央三井外国債券インデックスファンド

世界債権型のインデックスファンドです。信託報酬の安さは魅力です。
分配金が少ないため、長期投資の複利効果が期待できます。

中央三井外国債券インデックスファンド
ベンチマーク指数 シティグループ世界国債インデックス
信託報酬 0.735%
購入手数料 証券会社により異なる(ノーロードの証券会社も多い。上限2.1%)
分配金 年1回

分配金履歴
2002.02.21 10.00円
2003.02.21 10.00円
2004.02.23 0.00円
2005.02.21 10.00円
2006.02.21 20.00円
2007.02.21 0.00円
2008.02.21 0.00円
2009.02.23 0.00円

基準価格 15,144円(2009年5月26日現在)
純資産総額 9,678百万円

複利効果を狙って、分配金の支払いは必要ないとのお考えの方にとっては、良い投資信託だと思います。

為替変動リスクが残りますので、円高水準のタイミングで積み立てることが重要です。

三菱UFJ 世界国債インデックスファンド(毎月分配型)

世界債権型のインデックスファンドです。信託報酬の安さは魅力です。
毎月分配型の世界債権に投資したい方にとっては、最適な投資信託だと思います。

三菱UFJ 世界国債インデックスファンド(毎月分配型)
ベンチマーク指数 シティグループ世界国債インデックス
信託報酬 0.7875%
購入手数料 証券会社により異なる(ノーロードの証券会社が多い)
分配金 毎月17日

分配金履歴
2009年05月18日  22円
2009年04月17日  22円
2009年03月17日  22円
2009年02月17日  22円
2009年01月19日  33円
2008年12月17日  33円
2008年11月17日  33円
2008年10月17日  33円
2008年09月17日  33円
2008年08月18日  33円
2008年07月17日  33円
2008年06月17日  33円
2008年05月19日  33円
2008年04月17日  33円
2008年03月17日  33円
2008年02月18日  33円
2008年01月17日  33円
2007年12月17日  33円
2007年11月19日  33円
2007年10月17日  33円
2007年09月18日  33円
2007年08月17日  33円
2007年07月17日  33円
2007年06月18日  33円
2007年05月17日  33円

基準価格 8,164円(2009年5月26日現在)
純資産総額 1,751百万円

現在の毎月22円分配が継続すると仮定すると、年間の分配金は264円。
基準価格は8164円ですので、分配金利回りは264÷8164=3.2%となります。

日本国債と比較すると相対的に高利回りは魅力的です。

世界不況の長期化と各国の政策金利引き下げにより、分配金が減少する可能性があります。
毎月22円の分配金が今後も継続する保証はありませんので、注意が必要です。

また、為替変動リスクは残りますので、円高水準のタイミングで積み立てることが重要です。

同じ毎月分配型のグローバル債権分野の投資信託にはグローバル・ソブリン・オープンがあります。
グローバル・ソブリン・オープン 購入手数料1.575% 信託報酬 1.3125%

購入手数料・信託報酬とも三菱UFJ 世界国債インデックスファンドの方が安いため、毎月分配型のグローバル債権投資信託を検討中の方には、グロソブより三菱UFJ 世界国債インデックスファンドの方が良いと思います。

PRU 海外株式マーケット・パフォーマー

外国株式型のインデックスファンドです。信託報酬の安さは魅力的です。
また、分配金が少ないため、長期投資による複利効果が期待できます。

PRU 海外株式マーケット・パフォーマー
ベンチマーク指数 MSCI KOKUSAIインデックス(円換算ベース)
信託報酬 0.84%
購入手数料 証券会社により異なる(ノーロードの証券会社が多い)
分配金 年1回(12月10日)

分配金履歴
08/12/10 0円
07/12/10 0円
06/12/11 0円
05/12/12 0円
04/12/10 0円
03/12/10 0円
02/12/10 0円
01/12/10 0円

基準価格 7,193円(2009年5月26日現在)
純資産総額 4,510百万円

為替リスクがありますので、円高水準のタイミングで積み立てることが重要です。

中央三井外国株式インデックスファンド

外国株式型のインデックスファンドです。信託報酬の安さは魅力的です。
また、分配金が少ないため、長期投資による複利効果が期待できます。

中央三井外国株式インデックスファンド
ベンチマーク指数 MSCIコクサイ指数(円ベース)
信託報酬 0.84%
購入手数料 販売証券会社により異なる(上限2.1%)
分配金 年1回

分配金履歴
2002.02.21 0.00円
2003.02.21 0.00円
2004.02.23 0.00円
2005.02.21 0.00円
2006.02.21 30.00円
2007.02.21 20.00円
2008.02.21 0.00円
2009.02.23 0.00円

基準価格 7,309円(2009年5月26日現在)
純資産総額 3,299百万円(同)

為替リスクがありますので、円高水準のタイミングで積み立てることが重要です。

ダイワJ-REITオープン(毎月分配型)

国内REIT(リート)型のインデックスファンドです。分配金は毎月支払いです。
信託報酬の安さは魅力です。また、分配金利回りも年12%前後とかなり高い水準にあります。

ダイワJ-REITオープン(毎月分配型)
ベンチマーク指数 東証REIT指数
信託報酬 0.756%
購入手数料 販売会社により異なる(上限2.1%)
分配金 毎月支払い

分配金履歴
2009/05/15 60 円
2009/04/15 60 円
2009/03/16 60 円
2009/02/16 60 円
2009/01/15 60 円
2008/12/15 60 円
2008/11/17 60 円
2008/10/15 60 円
2008/09/16 60 円
2008/08/15 60 円
2008/07/15 60 円
2008/06/16 60 円
2008/05/15 60 円
2008/04/15 60 円
2008/03/17 60 円
2008/02/15 60 円
2008/01/15 60 円
2007/12/17 60 円
2007/11/15 60 円
2007/10/15 60 円
2007/09/18 60 円
2007/08/15 60 円
2007/07/17 60 円
2007/06/15 60 円
2007/05/15 60 円
2007/04/16 60 円
2007/03/15 60 円
2007/02/15 60 円
2007/01/15 60 円
2006/12/15 60 円
2006/11/15 60 円
2006/10/16 60 円
2006/09/15 60 円
2006/08/15 60 円
2006/07/18 60 円
2006/06/15 60 円
2006/05/15 60 円
2006/04/17 60 円
2006/03/15 60 円
2006/02/15 60 円
2006/01/16 60 円
2005/12/15 60 円
2005/11/15 60 円
2005/10/17 60 円
2005/09/15 60 円
2005/08/15 60 円
2005/07/15 60 円
2005/06/15 50 円
2005/05/16 50 円
2005/04/15 50 円
2005/03/15 45 円
2005/02/15 45 円
2005/01/17 45 円
2004/12/15 45 円
2004/11/15 40 円
2004/10/15 40 円
2004/09/15 40 円

基準価格 5,992円(2009年5月26日現在)
純資産総額 113.48億円(同)

今後も60円の分配金が継続すると仮定すると、年間の分配金は720円。
分配金利回りは720÷5992円(基準価格)=12.0%となります。

円建ての投資で、利回り12%前後はかなり魅力的に見えます。

ただ、空室率増加・賃料相場下落により分配金が低下する可能性があります。
現在の分配金が永続する保証はありませんので、ご注意下さい。

ダイワJ-REITオープン(分配金年4回)

国内REIT(リート)型のインデックスファンドです。信託報酬の安さは魅力です。また、分配金利回りも年10%前後とかなり高い水準にあります。

ダイワJ-REITオープン
ベンチマーク指数 東証REIT指数
信託報酬 0.756%
購入手数料 販売会社により異なる(上限2.1%)
分配金 年4回(毎年3月、6月、9月、12月の各15日
分配金履歴
2009/03/16 180 円
2008/12/15 180 円
2008/09/16 180 円
2008/06/16 180 円
2008/03/17 180 円

基準価格 6,982円(2009年5月26日現在)
純資産総額 63.79億円(同)

今後も180円の分配金が継続すると仮定すると、年間の分配金は720円。
分配金利回りは720÷6982円(基準価格)=10.3%となります。

円建ての投資で、利回り10%前後はかなり魅力的に見えます。

ただ、空室率増加・賃料相場下落により分配金が低下する可能性があります。
現在の分配金が永続する保証はありませんので、ご注意下さい。

MHAM J-REITインデックスファンド

国内リート(REIT)指数に連動するインデックスファンドです。毎月分配型ですので、毎月安定した分配金がほしい方にとっては、良い投資信託だと思います。

MHAM J-REITインデックスファンド
ベンチマーク指数 東証REIT指数
信託報酬 0.6825%
購入手数料 無料(ノーロード)
分配金 毎月
分配金履歴
2009/05/15 42
2009/04/15 42
2009/03/16 42
2009/02/16 42
2009/01/15 42
2008/12/15 42
2008/11/17 42
2008/10/15 42
2008/09/16 42
2008/08/15 42
2008/07/15 42
2008/06/16 42

基準価格   7,144円(09年5月22日現在)
純資産総額  13,280 (百万円)

現在の分配金42円が継続したと仮定すると、年間の分配金は504円になります。
09年5月22日現在の基準価格は7144円ですので、分配金利回りは504円÷7144円=7.05%です。

円建ての資産で年間利回り7%を確保できる投資先は、ほとんど無いと思いますので、REIT指数連動インデックスファンドへの投資は魅力的だと思います。

世界不況の長期化により、空室率上昇と賃料相場下落が起こり、分配金が低下する可能性があります。
現在の分配金が永続する保証はありませんので、ご注意下さい。

ステートストリート外国株式インデックス

グローバル株式連動型のインデックスファンドです。連動指数はMSCI コクサイ・インデックス指数。

グローバル株式分野のインデックスファンドの中では、信託報酬は若干高めですが、純資産高が高く安定していることが特徴です。また、分配金が少ないため、長期投資の複利効果が期待できます。

ステートストリート外国株式インデックス
ベンチマーク指数 MSCIコクサイ指数
信託報酬 0.9975%
購入手数料 無料(ノーロード)
分配回数 年1回
分配金履歴
2008/12/01 0
2007/11/30 100
2006/11/30 200
2005/11/30 200
2004/11/30 0
2003/12/01 0
2002/12/02 0
2001/11/30 0
2000/11/30 0
1999/11/30 0


基準価額  6,888円 (09年5月22日現在)
純資産額 純資産総額  9,257 (百万円)

08年後半からの世界金融危機で、グローバル株式価格(MSCI コクサイ・インデックス指数)は半値近くに落ち込んでいます。長期投資目的での積み立てを始めるのには、良い時期だと思います。

1322上場インデックスファンド中国A株

中国株指数に連動するETFです。世界金融危機の中でも、積極的な財政出動で高成長を維持している中国。中国の成長力を自分のポートフォリオに取り込みたい方にとっては、よいETFだと思います。


上場インデックスファンド中国A株
ベンチマーク指数 CSI300指数
信託報酬 0.9975%
分配金 年1回(毎年1月20日)
分配金履歴 なし
基準価格 3,427(09年5月22日現在)

CSI300指数
CSI300指数は、上海証券取引所および深セン証券取引所に上場されている全A株のうち、時価総額および流動性の高い300銘柄で構成されており、中国の株価を代表する指数。

中国株に投資する投資信託はアクティブファンドを含めると多数ありますが、信託報酬の安さから上場インデックスファンド中国A株などETFがおススメです。

中国企業300社に分散投資できるため、個別企業リスクは低減できると思います。ただ、為替変動リスクは残りますので、ご注意下さい。

また、新興国株価は先進国株価より変動が激しくなる傾向があります。買う時期を分散させて(ドル・コスト平均法)、買値を安定させることが重要だと思います。

(投資リスク)
為替変動リスク
カントリーリスク
株価変動リスク

グローバル・ソブリン・オープン(毎月決算型)

先進国債権に投資するアクティブファンドです。
純資産高は投資信託トップクラスで、日本を代表する債権型の投資信託です。

毎月分配型がありますので、毎月分配金を受け取りたい方にとっては、始めやすい投資信託だと思います。
毎月分配コースのほかに、自動けいぞく投資コースもあります。(分配金が支払われず、自動的に無手数料で全額再投資されます)

グローバル・ソブリン・オープン(毎月決算型)
購入手数料 1.575%
信託報酬 1.3125%
分配金支払い 毎月17日

分配金履歴
決算日 分配金(課税前)
2009/05/18 30.00円
2009/04/17 30.00円
2009/03/17 30.00円
2009/02/17 30.00円
2009/01/19 30.00円
2008/12/17 40.00円
2008/11/17 40.00円
2008/10/17 40.00円
2008/09/17 40.00円
2008/08/18 40.00円
2008/07/17 40.00円
2008/06/17 40.00円
2008/05/19 40.00円
2008/04/17 40.00円
2008/03/17 40.00円
2008/02/18 40.00円
2008/01/17 40.00円
2007/12/17 40.00円
2007/11/19 40.00円
2007/10/17 40.00円
2007/09/18 40.00円
2007/08/17 40.00円
2007/07/17 40.00円
2007/06/18 40.00円
2007/05/17 40.00円
2007/04/17 40.00円
2007/03/19 40.00円
2007/02/19 40.00円
2007/01/17 40.00円
2006/12/18 40.00円
2006/11/17 40.00円
2006/10/17 40.00円
2006/09/19 40.00円
2006/08/17 40.00円
2006/07/18 40.00円
2006/06/19 40.00円
2006/05/17 40.00円
2006/04/17 40.00円
2006/03/17 40.00円
2006/02/17 40.00円
2006/01/17 40.00円
2005/12/19 40.00円
2005/11/17 40.00円
2005/10/17 40.00円
2005/09/20 40.00円
2005/08/17 40.00円
2005/07/19 40.00円
2005/06/17 40.00円
2005/05/17 40.00円
2005/04/18 40.00円
2005/03/17 40.00円
2005/02/17 40.00円
2005/01/17 40.00円
2004/12/17 40.00円
2004/11/17 40.00円
2004/10/18 40.00円
2004/09/17 40.00円
2004/08/17 40.00円
2004/07/20 40.00円
2004/06/17 40.00円
2004/05/17 40.00円
2004/04/19 40.00円
2004/03/17 40.00円
2004/02/17 40.00円
2004/01/19 40.00円
2003/12/17 40.00円
2003/11/17 40.00円
2003/10/17 40.00円
2003/09/17 40.00円
2003/08/18 40.00円
2003/07/17 40.00円
2003/06/17 40.00円
2003/05/19 40.00円
2003/04/17 40.00円
2003/03/17 40.00円
2003/02/17 40.00円
2003/01/17 40.00円
2002/12/17 40.00円
2002/11/18 40.00円
2002/10/17 40.00円
2002/09/17 40.00円
2002/08/19 40.00円
2002/07/17 40.00円
2002/06/17 40.00円
2002/05/17 40.00円
2002/04/17 40.00円
2002/03/18 40.00円
2002/02/18 40.00円
2002/01/17 40.00円
2001/12/17 40.00円
2001/11/19 40.00円
2001/10/17 40.00円
2001/09/17 40.00円
2001/08/17 40.00円
2001/07/17 40.00円
2001/06/18 40.00円
2001/05/17 40.00円
2001/04/17 40.00円
2001/03/19 40.00円
2001/02/19 40.00円
2001/01/17 40.00円
2000/12/18 60.00円
2000/11/17 60.00円
2000/10/17 60.00円
2000/09/18 60.00円
2000/08/17 60.00円
2000/07/17 60.00円
2000/06/19 60.00円
2000/05/17 60.00円
2000/04/17 60.00円
2000/03/17 60.00円
2000/02/17 60.00円
2000/01/17 60.00円
1999/12/17 60.00円
1999/11/17 60.00円
1999/10/18 60.00円
1999/09/17 60.00円
1999/08/17 60.00円
1999/07/19 60.00円
1999/06/17 60.00円
1999/05/17 60.00円
1999/04/19 60.00円
1999/03/17 60.00円
1999/02/17 60.00円
1999/01/18 60.00円
1998/12/17 60.00円
1998/11/17 60.00円
1998/10/17 60.00円
1998/09/17 60.00円
1998/08/17 60.00円
1998/07/17 50.00円
1998/06/17 50.00円
1998/05/17 45.00円
1998/04/17 45.00円
1998/03/17 35.00円
1998/02/17 35.00円
1998/01/17 51.00円

基準価額(円) 6,374 (09年5月25日現在)

世界金融危機と各国の政策金利低下に伴って、分配金も60円から30円に半減しています。世界不況が長期化すれば、さらなる分配金低下の可能性もありますので、注意が必要です。
運用会社のホームページにも「収益分配金は一定の分配金額をお約束するものではなく、委託会社の判断により、分配を行わない場合もあります」とあります。

また、為替変動リスクもありますので、できるだけ円高水準のタイミングで積み立てることが重要です。

個人的には、信託報酬の安さから
STAM グローバル債券インデックス・オープン  0.6720%
PRU海外債券マーケット・パフォーマー  0.6825%
年金積立 インデックスファンド海外債券  0.7035%
などのインデックスファンドをおすすめします。

1345上場インデックスファンドJリート (東証REIT指数)隔月分配型

国内REIT(リート)指数に連動したETFです。1343東証REIT指数連動型上場投信が年2回の分配支払いに対し、1345上場インデックスファンドJリートは隔月分配支払いが特徴です。
分配回数を多く受け取りたい方にはおススメのETFです。

上場インデックスファンドJリート
ベンチマーク指数 東証REIT指数
信託報酬 0.315%
分配金 隔月(奇数月の各8日)
分配金履歴(1口当り)
平成21年5月期 9円52銭
平成21年3月期 27円59銭


基準価額: 84,162 円 (2009/05/22 現在)
純資産: 1,150 百万円  (2009/05/22 現在)

09年5月期の100口当り952円が永続すると仮定すると、年間で5712円の分配金になります。
100口当りの基準価格が84,162 円ですので、分配金利回りは5712円÷84162円=6.8%となります。

東証REIT指数の利回りは約7%ですので、それに近い分配金利回りになっています。

DIAM世界リートインデックスファンド

世界リート指数に連動するインデックスファンドです。信託報酬の安さと毎月分配型が魅力の投資信託です。

DIAM世界リートインデックスファンド
ベンチマーク指数 S&P/シティグループ・グローバルREITインデックス
信託報酬 0.8925%
購入手数料 販売会社により異なる。(上限2.625%)
分配金 年12回 毎月13日
分配金履歴
2009年05月13日 50円
2009年04月13日 50円
2009年03月13日 50円
2009年02月13日 50円
2009年01月13日 60円
2008年12月15日 60円
2008年11月13日 60円
2008年10月14日 60円
2008年09月16日 60円
2008年08月13日 60円
2008年07月14日 80円
2008年06月13日 80円

基準価格 3,267 円(2009年5月22日現在)

2009年5月現在の毎月分配金50円が今後も継続したと仮定すると、年間分配金は600円。
基準価格は約3200円ですので、年間の分配金利回りは600÷3200=18.7%。かなり高い水準の利回りを期待できます。

ただ、世界不況の長期化により、空室率上昇と賃料低下から、今後分配金が減少する可能性があります。
(現在の分配金が継続する保証はありませんので、ご注意ください)

また、販売会社によっては購入手数料がかかります。

(同商品のメリット)
・インデックスファンドのため、信託報酬が安い
・毎月分配型の安心感(お小遣い的な)
・運用会社が郵便局のため、安定感がある

(同商品のデメリット)
・毎月分配型のため、複利効果が低い
・販売会社によっては購入手数料がかかる
・為替変動リスクが残る

個人的には長期投資の複利効果を重視しているため、「STAM グローバルREITインデックス・オープン」(分配金年2回)を利用しています。
毎月分配型のグローバルリート商品を選びたい方には、信託報酬が安いこの商品がおすすめです。

PRU海外債券マーケット・パフォーマー

世界債権指数に連動したインデックスファンドです。分配金が少ないため、長期投資の複利効果が期待できます。

PRU海外債券マーケット・パフォーマー
ベンチマーク指数 シティグループ世界国債インデックス
信託報酬 0.6825%
購入手数料 無料(ノーロード)の証券会社が多い
分配回数 年1回

分配金履歴
2008/12/10 0
2007/12/10 0
2006/12/11 0
2005/12/12 0
2004/12/10 0
2003/12/10 0
2002/12/10 0
2001/12/10 0

基準価額(円) 14,481 (2009年5月22日現在)

このインデックスファンドの特徴
①信託報酬が安い
②分配金が少ないため、長期投資の複利効果が期待できる

為替リスクは残りますので、できるだけ円高水準のタイミングで積み立てることが重要です。

年金積立 インデックスファンド海外株式(ヘッジなし)

世界株式指数に連動したインデックスファンドです。分配金が少ないため、長期投資では高い複利効果が期待できます。

年金積立 インデックスファンド海外株式(ヘッジなし)
ベンチマーク指数 MSCI-KOKUSAIインデックス
信託報酬 0.882%
購入手数料 無料(ノーロード)
分配回数 年1回
分配金履歴

2008/10/27 10
2007/10/26 10
2006/10/26 10
2005/10/26 10
2004/10/26 0
2003/10/27 0
2002/10/28 0

基準価額(円) 7,978 (2009年5月22日現在)

運用会社 日興アセットマネジメント


このインデックスファンドの長所は
①信託報酬が安い
②分配金が少ないため、長期投資では複利効果が期待できる
点です。

特に長期投資であるほど、複利効果の有無は重要になります。ただ、為替リスクは残りますので、できるだけ円高水準のタイミングで積み立てることが重要です。

年金積立 インデックスF海外債券

世界債権に連動したインデックスファンドです。分配金が極めて少ないため、複利効果が期待できます。長期で積み立てるにはおすすめの商品です。

年金積立 インデックスF海外債券(ヘッジなし)
ベンチマーク指数 シティグループ世界国債インデックス
信託報酬 0.67%
購入手数料 証券会社により異なる。無料(ノーロード)の証券会社が多い。
分配金 年1回 10月26日
分配金履歴

2008/10/27 10.00
2007/10/26 10.00
2006/10/26 10.00
2005/10/26 10.00
2004/10/26 0.00

基準価額 : 13,860円(2009/05/22 現在)

運用会社 : 日興アセットマネジメント


組入銘柄
1 米国国債 31.4%
2 ユーロ建て(ドイツ)国債 12.5%
3 ユーロ建て(イタリア)国債 12.0%
4 ユーロ建て(フランス)国債 10.6%
5 イギリス国債 7.7

このインデックスファンドの良い点は、
①信託報酬が安いこと
②分配金が少ないため、高い複利効果が期待できること
です。

ただ、為替リスクは残りますので、円高水準の時期に積み立てることが重要になります。

STAM 新興国債券インデックス・オープン

新興国債権指数に連動したインデックスファンドです。新興国債権は利回り平均7~8%と高い利率を維持しています。新興国債権分野の中では信託報酬が安いため、おすすめの投資信託です。


STAM 新興国債券インデックス・オープン
ベンチマーク指数:JPモルガン・ガバメント・ボンド・インデックス-エマージング・マーケッツ・グローバル・ディバーシファイド

信託報酬:0.7560%
分配金 年2回 5月、11月
 (初決算は2009年11月)

インデックス採用国:インデックス採用国(2009年2月末現在):ブラジル、ポーランド、メキシコ、南アフリカ、エジプト、トルコ、マレーシア、ハンガリー、タイ、インドネシア、コロンビア、ペルー、ロシア、チリの14ヵ国

組入国債(組入上位10銘柄)
ブラジル国債 8.7%
コロンビア国債 4.8%
タイ国債    4.6%
ポーランド国債 4.1%
タイ国債    3.6%
マレーシア国債 3.5%
米州開発銀行  3.5%
ハンガリー国債 3%
ハンガリー国債 3%
メキシコ国債  2.8%


新興国債券の平均利回りは8.24%と高い利回りを期待できます。ただ、世界不況が長期化し、各国の政策金利は低下する可能性もあります。初回分配金がまで支払われていませんので、今後の分配金水準は未定です。
(現在の利回りが永続する保証はありませんので、ご注意下さい)

また、純資産高が約2億円と小さいため、長期的にファンドが存続できない可能性があります。

(投資リスク)
為替変動リスク
カントリーリスク

新興国国債に直接投資をすると、債務不履行のリスクが高くなります。このインデックスファンドを利用すると、十分分散投資ができるため、個別国のリスクは減少します。ただ、円高リスクは残りますので、円高水準の時に積み立てることが重要です。

STAM J-REITインデックス・オープン

東証REIT指数に連動したインデックスファンドです。国内REIT分野では、信託報酬が安くおススメのインデックスファンドです。


STAM J-REITインデックス・オープン
信託報酬 0.6720%
申込手数料 無料
分配金 年2回 毎年5/11月10日

分配金履歴
2009年05月11日 0円
2008年11月10日 0円
2008年05月12日 0円


国内リートは分配金利回りが7%前後あり(09年5月現在)、円建ての投資の中ではかなり高いインカムゲインを期待できると思います。(現在の分配金は0円が続いています)

不況長期化により、空室率上昇と賃料低下で今後も分配金0円が継続する可能性があります。
(現在の分配金が永続する保証はありませんので、ご注意下さい)

個人的には、1343東証REIT指数連動型上場投信(ETF)の方が信託報酬が安いので、ETFを利用しています。

バランス型インデックスファンドの信託報酬比較

バランス型のインデックスファンドの信託報酬比較です。

インデックスファンドの中には、国内株式・債券、海外株式・債券、REITなどに分散投資するバランス型の投資信託もあります。

各投資信託によって、各資産への投資割合などは異なりますので、投資成果も多少異なってきます。

また長期投資では、保有コストが低いほうが投資家にとっての有利ですので、信託報酬や購入手数料を比較することが重要になります。

特に、10年・20年以上の長期投資を考えるのであれば、0.1%でも保有コストを低くすることは投資成果に影響を及ぼすため、しっかり比較した上で積み立てる金融商品を選択することが重要です。

<バランス型インデックスファンドの紹介>
SBI資産設計オープン(愛称:スゴ6)) 信託報酬:年率0.714%

各資産割合
  日本株式(TOPIX連動):20%
  外国株式(MSCIコクサイインデックス):20%
  日本債券:20%
  外国債券(シティーグループ世界コクサイインデックス):20%
  国内REIT:10%
  外国REIT(S&PシティーグループグローバルREITインデックス):10%

※ 株式、債券、REITの割合は、40%、40%、20%
  国内資産、外国資産の割合は、50%、50%

STAMインデックスシリーズを活用したバランスファンドです。信託報酬は0.714%と格安です。
この商品だけで、株式(国内・海外)、債権(国内・海外)、REIT(国内・海外)に分散投資できます。自分でポートフォリオを構築することが難しい方は、このファンドを積み立てるだけで十分だと思います。



(セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド) 信託報酬:年率0.77%

各資産割合
  日本株式5%
  米国株式22%
  欧州株式15%
  アジア・太平洋先進国2%
  新興国株式6%
  日本債券10%
  米国債券19%
  欧州債券21%

※株式と債券のバランスは50:50

信託報酬は0.77%と、バランス型の投資信託では格安です。株式と債権の割合は半々です。
日本株式5%、日本債権10%と日本国内への投資割合は低く設定してあります。
REIT(不動産)への投資はありません。

このファンドを積み立てるだけでも、十分分散投資が可能です。
上記のSBI資産設計オープンと同様、自分でポートフォリオを構築することが難しい方にとっては、このファンドを積み立てるだけでも十分効果があると思います。

※海外資産の割合が高いため、為替変動リスクがあります。


(ジョインベスト・グローバル・バランス・ファンド(愛称:投資生活)) 
信託報酬:
  純資産100億円未満:年率0.63%
  純資産100億円以上:年率0.525%

各資産割合
日本株式 33% (TOPIX連動型)
海外株式 33% (MSCIコクサイ指数連動型)
世界債権 33% (シティグループ世界国債インデックス指数連動型)

信託報酬は0.63%もしくは0.525%と上記の2ファンドよりさらに安く設定されています。
資産割合は、日本株式・世界株式・世界債券に1/3づつと、シンプルな構成になっています。

特徴は日本債権とREIT(日本・海外)を組入れていない点です。日本債権は直接個人向け国債を購入すればよいため、このファンドのようにファンド内に組入れてある合理性はありません。

海外資産が2/3を占めるため、為替変動リスクがあります。

分かりやすさと信託報酬の安さが魅力のバランスファンドです。

(3ファンドの中から選ぶポイント)
3ファンドとも、個人が長期的に積み立てるには適した商品だと思います。

個人的には、ジョインベスト・グローバル・バランス・ファンドとセゾン・バンガード・グローバルバランスファンドにはREITが組入れられていないため、SBI資産設計オープン(愛称:スゴ6)が良いと思います。

ただ、各資産割合は個人の好みよるため、自分が納得する商品を選ぶことが重要だと思います。
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