個人投資家の有利な点は、短期の運用パフォーマンスを無視できることです。
プロの投資家は、他者からお金を預かって投資をしているため、毎年・4半期・毎月ごとなど、常に投資成果を求められます。投資成果が上がらなければ、プロとして失格とみなされ、職を失うことにもなりかねません。
そのため、プロの投資家(ファンドマネージャー)は常に投資成果を上げる義務を背負わされています。
それに比べ個人投資家は、自分のお金を使って投資を行っているため、損をしても自分のお金が減るだけです。一切他人には迷惑をかけていません。
誰からも、「至急損失を取り戻せ」などと言われないため、損をしても塩漬けにして回復するまで待つなど、のんびりとした投資姿勢を持つことができます。
その結果として、不必要な短期売買を繰り返すこともなく、悠然とした長期的投資を行うことができます。
デイトレードの場合、このような個人投資家のメリットを生かせないため、個人的には優良企業への長期投資の方が良いと思っています。
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