海外ETFの税金

海外ETFの分配金には、外国と日本で2重課税されるケースがあります。

例えば、米国ETFで100万円の利益が出た場合、
まず米国で10%課税され、残った利益を国内で10%課税されます。(特例終了後は20%)

100万円×0.9×0.9=81万円
つまり、100万円の利益に対し19%が課税される計算になります。

香港ETFの場合、香港での課税はありませんので、国内税額10%だけ課税されます。

ただし、確定申告をすることで外国税額控除を受けることができ、支払い税額の一部の払い戻しを受けることができます。

海外ETFは特定口座が利用できないため、譲渡益の証券会社による自動支払いはできません。

面倒ですが、確定申告をして譲渡益の確定・納税を行う必要があります。
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