世界債権指数連動型のインデックスファンドの信託報酬比較です。
世界債権連動型の投資信託であれば、投資成果はシティグループ世界国債インデックス指数などにほとんど連動します。
投資成果が変わらないのであれば、保有コストが低いほうが投資家にとっての有利ですので、信託報酬や購入手数料を比較することが重要になります。
特に、10年・20年以上の長期投資を考えるのであれば、0.1%でも保有コストを低くすることは投資成果に影響を及ぼすため、しっかり比較した上で積み立てる金融商品を選択することが重要です。
商品名 信託報酬 分配金支払
中央三井外国債券インデックスファンド 0.735% 年1回
PRU海外債券マーケット・パフォーマー 0.6825% 年1回
年金積立 インデックスファンド海外債券 0.7035% 年1回
三菱UFJ 世界国債インデックスファンド(毎月分配型)0.7875% 毎月
STAM グローバル債券インデックス・オープン 0.6720% 年2回
※いづれも、ベンチマーク指数はシティグループ世界国債インデックス指数。
信託報酬は0.6%~0.7%の金融商品が多いです。長期投資であれば、分配金が少ないほうが複利効果が働きますので、できれば分配金は年1回の商品を選択した方が良いと思います。
世界経済動向によっては、各国の政策金利がより引き下げられ国債利回りが低下し、分配金が減少する可能性があります。また、為替リスクもあるため、現在(1ドル95円前後)のように、できるだけ円高のタイミングを見計らって、積み立てることが重要になります。