STAM 新興国株式インデックス・オープン

ETFにはブラジル株、ロシア株、中国(上海)株など新興国株価指数に連動した商品はあります。しかし、新興国全体に分散投資する商品はまだ上場されていません。

「新興国の成長力はポートフォリオ取り込みたいが、個別国に投資するのはリスクが高いので避けたい」という方におススメなのが、「STAM 新興国株式インデックス・オープン 」です。

STAM 新興国株式インデックス・オープン

ベンチマーク指数 MSCI エマージング・マーケット・インデックス(円換算ベース)
購入手数料 証券会社により異なる(ノーロードの場合が多い)
信託報酬 0.8715%
決算 5月、11月 (初決算は09年11月)

中国・韓国・台湾・インド・マレーシア・タイ・ブラジル・メキシコ・南アフリカ・ロシアなど、新興国各国の株式市場に分散投資します。個別国の企業に投資するより、リスクは低減し利回りは安定します。

投資国 アジア8ヵ国、欧州・中東・アフリカ9ヵ国、中南米6ヵ国の合計23ヵ国

国・地域別投資割合

中国 18.4%
韓国 12%
台湾 11.4%
インド 6.5%
マレーシア 3.3%
ブラジル 14.9%
メキシコ 4.5%
南アフリカ 8.2%
ロシア 5.7%
イスラエル 3.9% など

日本・アメリカ・ヨーロッパなどの先進国は、人口の増加率低下に伴い、経済成長力の低下も予想されています。新興国は人口の急激な増加に伴い、高い経済成長力が見込まれています。30年~50年の長期的視点で見ると、先進国のみではなく新興国のに投資し、その成長力を取り込むことは重要なことです。

STAM 新興国株式インデックス・オープンは、信託報酬が1%未満で、この分野では最も安いと思います。長期投資であるほど、信託報酬(保有コスト)の大小が、投資成果に影響するため、信託報酬が低いインデックスファンドをおススメしたいと思います。
人気ブログランキングへ