1312 ラッセル野村小型コア・インデックス連動型上場投資信託

日本株に投資するETFにはTOPIXや日経平均のほかにも、以下のような小型株に特化したETFもあります。

時価総額の小さい企業に特化したETFですので、TOPIXより値動きが激しくなる可能性があります。

ラッセル野村小型コア・インデックス連動型上場投資信託
日本の全上場銘柄のうち、時価総額の少ない(下位約5〜15%)銘柄で構成された指数です。

ベンチマーク指数 Russell/Nomura Small Cap Core インデックス
信託報酬 0.525%以内
分配金 2008年7月15日 819円(10口あたり)
決算 年1回 7月

(組入銘柄トップ10社・4月30日)
ジーエス・ユアサ コーポレーション
日清紡ホールディングス
太平洋セメント
ミネベア
コスモ石油
リンナイ
日新製鋼
日産化学工業
マブチモーター
ワコールホールディングス

09年4月段階では、349銘柄に分散投資をしています。

(組入銘柄・業種分類)
銀行業10.0%
化学9.6%
電気機器9.1%
小売業6.6%
機械5.5%
その他業種54.3%
その他4.9%

個人的には、この商品にはあまり魅力を感じません。
それは、
①信託報酬が0.5%程度であり、TOPIX連動型ETFの5倍もある
②野村證券の恣意的な判断で構成銘柄を変更する可能性がある
③小型株ETFは純資産残高が増えない(投資する人が増えない)可能性もあり、将来的には上場廃止の恐れもある
など。

日本株への投資は1306・TOPIX連動型上場投資信託で十分ではないかと思います。
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