日本国債変動10年型

日本国債変動10年型の金利が2011年7月発行分から大きく変わります。

以前は基準金利から0.8%引いた金利が適用されていました。
今回からは基準金利掛ける0.66が金利水準となります。

【従来金利】1.19%-0.8%=0.39%
【新金利】1.19%×0.66=0.79%

直近の金利水準でみると、倍近くの金利となり、個人投資家にとってはメリットがあると思います。

また、変動金利タイプのため、今後金利水準が上昇した場合にそれに合わせて金利が上がります。

元本保証、途中換金可能を考えると、安全性を考える方にとっては、良い商品だと思います。

ただし、基準金利が2.37%を超えた場合、従来の計算式の方が金利が高くなります。

少なくとも、余裕資金を銀行預金や国内債券型インデックスファンドなどに投資されている方は、直接この国債を買った方が利回りは高くなるので良いと思います。
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